じじぃの「他人の脳をコントロールする・抑圧と念力・映画キャリー!フューチャー・マインド」

Carrie - Official Trailer #1 (HD) Chloe Moretz 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SdoVioPv0fs
映画 「キャリー」

NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「宇宙人はどのように思考するのか?」  2016年10月14日 NHK Eテレ
【案内人】モーガン・フリーマン
宇宙人がいるとしたら、どんな思考をするのだろうか?違う惑星で進化を遂げた以上、感覚や思考の形式は人間とまったく違うのでは?地球の生物を手がかりにヒントを探る。
進化生物学者や化学環境学者は、脳を持たない植物が動物と同じ行動をすることを、実験や観察で証明している。では、植物も高度な思考能力を持っているのか?アリを研究する動物行動学者は、アリのコロニーに着目。
私が何を考えているか分かりますか?
神経科学者マイク・ドウズムラ(カリフォルニア大学)はテレパシーを研究しています。
この男性(被験者)の考えていることが機械によって検出され、外部に送り出されるのです。
ドウズムラ、「ブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)と呼んでいます。人がものを考えるときに発生するかすかな信号を検出します。かすかな信号は脳波を分析することで得られます。ものを考えるときに発生する信号を文章など何らかの方法を使って他人に届けるのが目的です」
ドウズムラが調べているのは2種類の音を思い浮かべたときに発生する脳波をモールス信号のように使えるかどうかです。
実験では2つの音を聞かせます。被験者は「ヒ」の音を聞いたら、「ヒ」のことを考えなければなりません。「ワ」と聞いたら、「ワ」のことを考えます。
2つの音を考えたときに発生する脳波を分析し、モールス信号を理解する要領で被験者の考えを読み解くのです。
実験は正解率ほぼ100%の成功を収めました。きわめて初歩的な段階ですが、人の心を読み取る人工的なテレパシーが実現したのです。
この後、人が頭にアンテナ付きのヘルメットを被り、離れた人とテレパシーしているアニメが出てきた。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2016-10-14/31/887/1988011/
【映画感想】キャリー(1976年)〜何年経っても色褪せない衝撃のラスト!だが炎の少女の結末は切ない・・・※ネタバレあり 2015-12-05 びーきゅうらいふ!
この映画は、陰険なイジメを極めて明るいノリで平然とやってのける女子生徒たちや狂信的な母親といった"人間"の恐怖と、 キャリーの隠された能力の恐ろしさを描いた超常現象的な恐怖描写によりホラー映画と銘打たれているが、それに加え、高校のプラムを舞台にした、10代の男女の青春劇として楽しむことも出来る。
このイジメられる日々から幸せの絶頂、そして惨劇と、上げて上げて奈落の底へ突き落とす!という物語の落差をキャリー役のシシースペイセクが見事に演じきったことで、40年近く立っても色褪せない傑作映画となっている。
http://b9life.hatenablog.com/entry/2015/12/05/201102
『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』 ミチオ・カク/著、 斉藤隆央/訳 NHK出版 2015年発行
念力 (一部抜粋しています)
科学者だけでなく起業家までもが、ブレイン・マシン・インターフェースBMI)に注目している。彼らは、こうした絢爛たる発明の多くを、ビジネスプランの一部に必ず含めたがっている。BMIはすでに、脳波センサーで扱うビデオゲームや玩具という形で、若者市場に入っている。バーチャルリアリティーでも現実世界でも、心で物をコントロールできるわけだ。2009年には、ニューロスカイ社が、最初の玩具マインドフレックスを上市した。これは、脳波センサーを使ってボールを動かし、迷路を抜けさせるというものだ。マインドフレックスの脳はデバイスを装着して意識を集中すると、迷路に仕組まれたファンの回転数が増して、小さなボールがルートに沿って進むのである。
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次のステップは、そうした「カトム(catom)」[クレイトロニクスの原子という意味。クレイトロニクスとは、物体の形状を粘土(クレイ)のように自在に変えるテクノロジーのことの略] が組み合わさった有用な物体ができるかどうか明らかにし、意のままに別の物体に変形できるかどうかを確かめることだ。プログラム可能な物質の実用的なプロトタイプを作るのには、まだ今世紀の半ばまでかかるかもしれない。数十億個のカトムをプログラムするという複雑さゆえに、特別なコンピュータを作って1個1個のカトムの電荷を調整しなければなるまい。もしかしたら、今世紀の終わりまでには、このコンピュータを心で操作して、物体を別の形に変えられるようになっているかもしれない。それならわれわれは、物体のなかの電荷や配置を頭に入れる必要はない。ただ心でコンピュータに、ある物体を別の物体に変えろと命じるだけでいいのだ。
やがては、家具、家電、電子機器など、プログラム可能なさまざまなものをリストアップしたカタログができるのだろうか。そしてテレパシーでコンピュータとやりとりすれば、ある物体を別の物体に変えられるはずだ。居間の模様替えをしたり、キッチンを作りかえたり、クリスマスプレゼントを買ったりするのもすべて、心でできるのである。
どんな望みも実現させるというのは、神にしかできないことだ。しかし、この至高の力には欠点もあり、あらゆるテクノロジーは、善のためにも使える。結局のところ、科学は両刃の剣なのだ。その剣の片側は、貧困や病気や無知を斬る。だがもう片側は、いくつかの意味で人々を斬るのである。
こうしたテクノロジーは、戦争をいっそうひどいものにするとも考えられる。いつの日か、白兵戦はすべて、ハイテク兵器をごてごて装備したサロゲート同士でおこなわれるようになるかのかもしれない。生身の兵士は、何千キロメートルも離れた安全な場所にいて、民間人を巻き添えにすることなどほとんど気にかけず、最新のハイテク兵器で撃ちまくる。サロゲートで戦えば、兵士自身の命は守られるとしても、恐ろしい人的・物的被害がもたらされるおそれもあるのだ。
さらに大きな問題は、この力が強大になりずぎて、ただの人間には制御不能になるおそれもあることだ。小説『キャリー』永井淳訳、新潮社)で、著者のスティーヴン・キングは、つねに仲間からいじめられる少女の世界というものを探っている。少女は仲間外れにされ、その人生は侮辱と屈辱の連続だった。しかし、少女をいじめていた連中は、彼女についてひとつ知らないことがあった。少女は念力の持ち主だったのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ミチオ・カク著『フューチャー・オブ・マインド』という本を見ていたら、小説『キャリー』のことが書かれていた。
映画で見たのだが、卒業パーティーでドレスを着た少女キャリーがバケツに入った豚の血を全身にかけられるシーンだけがなまなましく蘇った。
私は大人の発達障害だが、少年時代の精神疾患の自分を思い出してしまう。
自分の死の瞬間に地球も滅亡してしまえばいい、と思っていた。