じじぃの「次世代の燃料電池・マグネシウム空気電池・マグボックス!日本の底力」

古河電池 水を注ぐだけで発電する「マグボックス」を発売! 非常用マグネシウム空気電池 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=aFl-yQOtibs
甲府市内への水素ステーション設置について/燃料電池車(トヨタFCVコンセプト)及び水素ステーション展示会(平成26年8月1日金曜日) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=CRaagI-pvd8
非常用マグネシウム空気電池 「マグボックス」

マグネシム空気電池の動作原理

古河電池株が連日のストップ高 「水を注いで使う電池」が大反響 2014.9.1 MSN産経ニュース
1日の東京株式市場で、古河電池が前週末に続き2営業日続けてストップ高をつけた。8月29日に発表した「水を注いで使う非常用電池」が大きな注目をあびて、同日に続き、1日も買い一色となった。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140901/biz14090115320009-n1.htm
古河電池凸版印刷、紙製容器の非常用マグネシウム空気電池を共同開発 2014年09月01日 レスポンス
古河電池凸版印刷は、世界初となる紙製容器でできた非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」を共同開発した。12月中旬に古河電池から発売開始する。
非常用マグネシウム空気電池の「マグボックス」は、マグネシウムを負極物質、空気中の酸素を正極物質とし、水や海水を投入して発電させる電池。大容量で長期間保存可能で、非常時に水を入れるだけで、多くの携帯機器に電力を供給することができる。
http://response.jp/article/2014/09/01/231287.html
『夢の扉+ 〜NEXT DOOR〜』 2012年12月16日 TBS
【ドリームメーカー】東北大学 教授 小濱泰昭 【ナレーター】坂口憲二
『子どもたちの時代、そしてその先に、安全で持続可能なエネルギー社会を残したい!』
日本のエネルギー政策で、いま、最大の争点“脱原発”。しかし、その代替案は―?
『これがその答え。発電所です!』 そう話すのは、東北大学未来科学共同研究センターの小濱泰昭、67歳。小濱たちのプロジェクトチームが開発したのは、『マグネシウム燃料電池』。酸化する際に発電するマグネシウムの特性を生かした電池で、マグネシウムを塩水につけるだけ、あとは、空気中の酸素と反応して電気をつくり出すというもの。有害物質を排出しない、未来の“クリーンエネルギー”だ。大容量化の技術も開発され、リチウム電池の5倍以上の電力量を確保できるという。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121216.html
燃料電池車の普及後押し 水素ステーション建設が本格化 2014年9月3日 朝日新聞デジタル
「究極のエコカー」として注目されるFCV。トヨタに続き、ホンダも2015年中、日産自動車も17年までに売り出す予定だ。トヨタは当初、700万円程度で売り出す。補助金がつけば、国産高級車並みの価格になり、一気に普及が進むと期待する声がある。
それを支える重要な社会基盤が、水素ステーションだ。産業ガス大手の岩谷産業は7月、いずれは一般の人も使える初めてのステーションを、兵庫県に開いた。8月28日には、東京タワー近くにもつくる計画を発表。東京都心部にも初めて本格的なステーションが出来ることになった。
http://www.asahi.com/articles/ASG915FY2G91ULFA020.html
空気マグネシウム電池 ウィキペディアWikipedia)より
空気マグネシウム電池(マグネシウム燃料電池、MAFC)は空気電池および燃料電池の一種であり、負極に金属マグネシウムを使用し、正極に空気中の酸素を使用する。電解液としては食塩水が利用される。
【実用化に向けた取り組み】
2014年2月、古河電池凸版印刷と共同開発した「非常用マグネシウム空気電池 MgBOX」を東京で開催された「第5回国際二次電池展(スマートエネルギーWeek2014)」に出展し、実際に照明を点灯させるデモを公開。容器に注水するだけで最大5日間動作し、300Whの電力量を取り出すことができる。水は純水だけでなく海水や水道水などでも可能で、必要量は2リットル。5ボルトの出力があり、スマートフォンに直接給電が可能な仕様。
2014年3月、ニコン東北大学の小濱泰昭教授と共同で、同社が開発した直径3mの鏡を利用した、太陽熱によってマグネシウムを還元する実証実験を宮崎県の旧リニア実験線で開始。
2014年6月10日、東工大の矢部孝教授が会長を務めるベンチャー企業、「エネルギー創成循環」が名刺よりも一回りほど小さなマグネシウムシートを差し込むと電気が発生する小型電池を開発したと発表。シート1枚でスマートフォン約1日分の充電が可能で、2014年9月よりアメリカで生産を始め、海外で1個1ドル程度で販売する予定。
2014年7月29日、日本バルカー工業が空気マグネシウム電池の発電能力が3倍になる正極材を開発したと発表。

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『世界が目を見はる日本の底力』 ロム インターナショナル KAWADE夢新書 2014年発行
次世代の発電システムとして期待を集める燃料電池 (一部抜粋しています)
2011年の福島第一原発事故の影響で、関東地方に暮らす人々は計画停電輪番停電)を経験し、電気の重要性やありがたみを実感することとなった。
その後、未来のエネルギーのあり方にかんして真剣な議論が交わされ、新たな発電方式へのシフトチェンジが急務とされた。そうしたなか、未来型の発電方式として期待が高まってきているのが、「燃料電池」である。
燃料電池と聞くと、現在流通している乾電池のような形状を創造する人がいるかもしれないが、燃料電池はむしろ「発電装置」という形容がふさわしい。
その発電原理は、学生時代に学んだ「水の電気分解」を思い起こすといいだろう。
水の電気分解は、水に外部から電気を流すことで、水と酸素に分解するが、燃料電池はこのしくみを逆転させることで電気をつくる。つまり、水素と酸素を結びつけて電気化学反応を引き起こし、電気を発生させるのだ。
酸素は空気中に存在するものを利用し、水素は都市ガスの原料である天然ガスなどから取り出す。水素(都市ガス)と酸素(空気)があれば、いつでも発電することができるので、発電効率も従来より高くなる。
さらに、化学反応によって電気を発生させるので、ガスや石油などを燃やす方法とは異なり、二酸化炭素や大気汚染の原因となる窒素酸化物は、ほんの少ししか排出しない。環境にもやさしい発電システムといえる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
9/2、日本テレビ 『情報ライブ ミヤネ屋』を観ていたら、番組の途中に入るニュースの中で
古河電池凸版印刷、紙製容器の非常用マグネシウム空気電池を共同開発」が流れた。
非常時にもすぐに利用でき、容器に注水するだけで電池として利用できるという。
マグネシウム空気電池の原理は金属マグネシウムに水を加えると、水酸化マグネシウムに変わる性質を利用し、その際に電子を取り出して、外部に供給する。
地震などの災害時にスマートフォン充電用に使えたりするので、利用価値が高いとのこと。
宮根さん、「水洗のトイレにも使えるかな?」