トヨタ ミライ 試乗!!【TOYOTA MIRAI】 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=phZ2frgzR-s
再生可能エネルギー等を活用した水素社会
太陽光から水素を家庭で生成
トヨタが燃料電池自動車をあきらめないワケ 2018年01月30日 東洋経済オンライン
水素を燃料とするFCVで世界初の量産車といえばトヨタ自動車の「MIRAI(ミライ)」。その次期型モデルを東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の日本で見られるかもしれない。
https://toyokeizai.net/articles/-/206543
水素を家庭で生成 パナソニック、太陽光で分解技術 2015/7/4 日本経済新聞
パナソニックは新エネルギーとして注目される水素を家庭で簡単につくれる技術を開発する。太陽光で水を分解して水素を得る仕組みで、パネル状の装置を屋根に敷き詰める。水素は燃料電池の燃料にして発電や給湯したり、燃料電池車に供給したりする。家庭で使う電気を全量賄える性能を視野に、「ポスト太陽電池」として2030年ごろの実用化を狙う。そこでパナソニックが核に据えるのは光触媒技術だ。触媒に太陽光をあてると、水を水素と酸素に分解する反応を促す。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I0B_T00C15A7TI1000/
『マッキンゼーが予測する未来――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている』 リチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル/著、吉良直人/訳 ダイヤモンド社 2017年発行
緊急事態対応にテクノロジーを活用せよ より
資源に関する改善機会は、効率改善努力にとどまらない。積極的に供給の増加を図ることも、資源の希少化のリスクを緩和する一助となりうる。エネルギーの例を考察してみよう。20世紀の100年の期間を振り返ると、物流および地質学的な問題の克服に関して、技術革新が幾度となく決定的な役割を果たしてきた。今日でも、エネルギーに関する3つの主要分野で実現した技術革新が、今後10年間に供給側の姿を変えてしまう可能性がある。その分野が、原油と天然ガスの採掘技術、再生可能エネルギー、そして先進バッテリー技術である。
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国際エネルギー局によれば、現状の再生可能エネルギー・ソリューションの大規模設置傾向が続いていくなら、2050年までに、世界最大の電力源は、化石燃料、水力および原子力を追い抜いて、太陽光になる可能性がある。そうなれば、先進国世界の多くの地域では家庭向け電力供給の第1位が、二酸化炭素を排出しない太陽光パネルによるものとなるだろう。
ベース発電を、風力発電や太陽光発電といった間歇電力供給に頼ってシステム構築を行おうとするならば、蓄電および電力管理技術の開発に高い優先順位が与えられる。この分野でもまた、市場の圧力と技術進歩が組み合わされることにより、魅力的な事業機会が生まれてくる。エネルギー貯蔵技術は継続的に改善されており、蓄電設備の価格は2020年までに急速に低下し、輸送、発電、ガソリンおよびガス供給といった大きな産業分野に、大きな構造変化を迫る影響を与える可能性がある。日本の複合企業NECは、配電企業向けの大規模電池設備の開発、製造に力を入れている。この装置は、配電の中継局や大洋古発電所の近くに設置され、配電網に安定的な電力を供給するものである。
燃料電池も将来性の高い技術だ。水素を電気に変換する技術は、水素燃料電池により通常60%に達するエネルギー効率を実現することができる。もしこの技術を一般家庭部門の熱と電力供給に適用でき、変換時の余剰熱を回収して利用できれば、エネルギー効率80%の達成も夢ではない。そして、燃料電池の生産規模が大きくなれば、内臨機関よりもはるかに効率が高いことが証明済みとなった分野である自動車に、簡単に搭載できるだろう。