じじぃの「縮小と繁栄の国・人類の実験場・日本!滅亡へのカウントダウン」

NHKスペシャル 地球大進化 第04集 「大量絶滅 巨大噴火が哺乳類を生んだ」 動画 Youku
http://v.youku.com/v_show/id_XMzY0NTk3MjM2.html
The Permian Mass Extinction 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=hDbz2dpebhQ&feature=related
137億年の物語 「人類vsマンモス 決着は1?」 2014年1月18日 テレビ東京
【出演者】寺脇康文相内優香、その他
今から1万年ほど前、マンモスは絶滅しました。鋭い牙を持つ巨大な哺乳類のマンモスは、なぜ絶滅したのか?
その謎を探ると人類にたどり着きました。原始時代、私たちの祖先はマンモスと深く関わっていました。肉を食べ、骨を住宅に使い、牙で装飾品まで作っていました。そして今なお、マンモスを食べている人々もいるのです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/22689_201401181800.html
137億年の物語 「ハチが地球に花を咲かせた 歴史の主人公 花とミツバチ」 2013年9月15日 テレビ東京
【出演者】寺脇康文相内優香、その他
アインシュタインは「もしハチが地球上からいなくなると人間は4年以上、生きられない」と言いました。1億4000万年前、花が地球上に現われ、赤やオレンジ、ピンクといった色が生まれました。1億年前、ミツバチが現われ、花とともに進化を始めます。自然が織り成す大きなドラマをお見せしましょう。
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/22689_201309151830.html
『滅亡へのカウントダウン(下) 人口大爆発とわれわれの未来』 アラン・ワイズマン/著、鬼澤忍/訳 早川書房 2013年発行
縮小と繁栄――日本 (一部抜粋しています)
1931年、山がちで耕作に適した土地が国土の15パーセントしかない日本は、それまで経験したことのない状況にあった。人口が6500万人に達し、食糧を自給できる規模をはるかに超えたのだ。日本はすでに、朝鮮と国境を接する中国の満州地方から大豆を輸入していた。満州は、資源に乏しい日本に必要な鉄と石炭も産出していた。国共内戦で疲弊していた中国に対し、日本は侵略の誘惑を抑えられなかった。
ドイツがまもなく隣国ポーランドについて下すことになる決断と同じく、日本は人口がまばらな満州を余剰人口の移転先と見なした。だが、1つの侵略が別の侵略につながり、1937年までに、日本は拡張政策を中国のより広い地域に推し進めた。1941年、アジア太平洋全域を支配しようともくろんだ日本は、真珠湾アメリカを攻撃した。
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1960年代に入り、農家の煙突は石油ストーブに取って代わられた。合成肥料が畑を占領し、かっては暖房、飼料、田んぼの腐葉土の供給源だった雑木林に日参する人はいなくなった。農家がイナゴとイモムシを一掃し、それらを餌にしていたアオサギ、シラサギ、威風堂々としたコウノトリは戻ってこなくなった。畑の水路をコンクリートで覆ったせいでオタマジャクシ、タニシ、イトミミズがいなくなった。乳牛と肉牛の餌が、牧草から輸入飼料のトウモロコシや大豆に切り替えられると、かって日本の都市を囲んでいた草原と牧草地は、開発された宅地とゴルフ場の下に消えてしまった。
半世紀もたたないうちに、日本は日本画に描かれた悠久の世界とは似ても似つかない国になった。だが、人口が減り、数の少ない若い世代が、日本人の働き方を定義してきた企業戦士とは別の道を探るにつれて、よりゆったりした生活とともに、それを支える風土を取り戻すチャンスも出てきている。
野生の二ホンコウノトリが最後に日本で見られたのは1971年だった。1989年、京都から1時間の兵庫県豊岡市コウノトリ飼育場が、ロシアから贈られた繁殖用ペアによるヒナの孵化に成功した。だが、地元の水田は毎年、有機水銀化合物の農薬を大量に使用しており、巣立った鳥を放すにはあまりにも毒性が強いことがわかった。2004年には、籠の鳥として繁殖するコウノトリで豊岡の飼育場は過密状態となっていた。10歳の小学生、岡田有加は、この鳥がかって空を埋めつくし、どの煙突にも巣をつくっていたことを知った。そして、なぜそれができなくなったかを知ると、市長を訪ねて、豊岡市の学校給食で有機栽培米を出してほしいと訴えた。
そのためには水銀を減らし、イナゴを呼び戻すとともに、水田をコウノトリにとって安全なものにしなくてはいけない。10歳の子供から単純な真理を聞かされた市長は、同意するほかはなかった。市のスローガンはコウノトリも住める環境は人にとってよい環境である」とされた。
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自然資本の計算は企業のバランスシートにはまったく含まれてこなかったが、化学肥料が登場する以前の農民なら誰でもよく知っていた。日本が今世紀中に必ず到達する、いまより日本人がずっと少ない日本では、自然資本が勢いを盛り返し、人々がより健全でさらに幸せな生活を送れるチャンスがある。
人間がイナゴと穀物を分け合わなければならないとすれば、水田からの収穫は減るだろうが、人口が減れば、それは大した問題ではなくなるだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、図書館のなかで新刊書コーナーを覗いてみたら、『滅亡へのカウントダウン(下) 人口大爆発とわれわれの未来』という本があった。
「縮小と繁栄――日本」という章の中で、日本が世界の高齢化社会の実験場として、大きく取り上げられている。
「1931年、山がちで耕作に適した土地が国土の15パーセントしかない日本は、それまで経験したことのない状況にあった。人口が6500万人に達し、食糧を自給できる規模をはるかに超えたのだ」
地球の人口が増え続けている。
日本と比較的国土面積が近い国といえばどこだろう。ドイツが近い。
日本が国土面積37.8万k㎡ 人口が約1億2700万人。ドイツが国土面積35.7万k㎡ 人口が約8200万人だ。
日本はドイツと比べて耕地面積が少ないので、日本の適正人口は5000万人ぐらいなのだろうか。
話変わって
1/18、テレビ東京 『137億年の物語』で「人類vsマンモス 決着は1?」を観た。
大体、マンモスは人間に食べられて絶滅したようだ。
地球の生命の歴史で絶滅した生き物は多いが、人間の活動でかってないスピードで多くの生き物が絶滅しつつあるのだそうだ。
番組で、最後に寺脇教授が言った。
「近い将来、生き残っている動物は人間と人間に飼育された動物か、ペットしかいなくなるだろう」