じじぃの「ジュラシックパーク・恐竜を甦らせることは可能か?理系の知識」

ジュラシック・ワールド 2』日本版予告 (2018年) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7cxH6pjd1YU
ジャック・ホーナー:鶏から恐竜を生み出す 動画 TED
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170202-00001163-ted
カラフルな恐竜たち

『文系の人にとんでもなく役立つ! 理系の知識』 日本博識研究所/編 宝島社 2016年発行
恐竜を甦らせることはできる? より
ジュラシック・パーク』では琥珀(こはく)という宝石に閉じ込められた蚊から、恐竜の血を採取してDNAを抽出し、恐竜を甦らせた。この方法は本当に可能だろうか?
仮に恐竜のDNAを完全な形で採取できたとしよう。しかしそれだけでは恐竜を甦らせることはできない。DNAは生命の設計図だが、部品となる細胞がなければ生命をつくれないからである。
残念ながら、恐竜の細胞を完全に手に入れることは、数億年琥珀に閉じこめられた蚊からは、非常に難しいのである。

                          • -

『CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見』 ジェニファー・ダウドナ、サミュエル・スターンバーグ/著, 櫻井祐子/訳 文藝春秋 2017年発行
アジア象の遺伝子をマンモスの遺伝子に変える より
現在ロシアと韓国の共同研究チームが、シベリア東部の永久凍土から発見されたマンモスの組織を使って、同じクローンニング手法でマンモスを復活させようとしている。
CRISPRを使えば、別の方法で過去の種をよみがえらせることもできる。1993年にハリウッドで映画化された小説『ジュラシック・パーク』に出てきた、絶滅した恐竜を再生させる方法とそうちがわない手法だ。あの痛快なSF物語では、琥珀に閉じこめられた蚊の化石から取り出した絶滅恐竜の遺伝子を、カエルのDNAに注入していた。残念ながら(恐竜が怖い人にとってはさいわいなことに)、DNAは化学的に不安定で、6500万年もの間原形をとどめることはありえない。だが著者マイケル・クラントンのアイデアは、それほど的外れではなかった。
同種の戦略が、ジョージ・チャーチ率いるハーバードのチームによって、ケナガマンモスに用いられているのだ。このプロジェクトの重要な出発点となったのは、6万年前から2万年前頃に死亡した2頭のマンモスの標本から得られた、質の高いゲノムである。これらの全ゲノムの配列を決定した結果、マンモスとそれに最も近い現世種のアジアゾウが分化したあとに生じたDNA変化を網羅的に解析することができたのだ。マンモスが寒冷地に生息していたことを考えると驚くことではないが、両者のゲノム間で違いのあった1668個の遺伝子は、温度感覚や、皮膚と毛の生成、脂肪組織の生成を担うタンパク質をコードする遺伝子だった。チャーチのチームは、2015年にCRISPRを使ってゾウの細胞にマンモスのDNAを組み込み、こうした遺伝子のうちの14個について、ゾウの遺伝子をケナガマンモスの遺伝子に置き換えることに成功した。残りについても理論的には、遺伝子編集によって同様に置き換えが可能だろう。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
恐竜時代が約1億6000万年続いた。
恐竜というと、トカゲの巨大なものを連想するが、カラフルな羽毛をつけたのが多かったのだとか。
また、ワニとかの卵のようなイメージだが、メス、オスが協力して子育てしたのだとか。
実は、恐竜は全て絶滅したわけではなく小型の恐竜が今の鳥類に進化したらしい。
カラフルな羽毛の恐竜を見てみたい。
化石から恐竜のDNAを解読できて、それに似た遺伝子を持つ鳥類を見つけ出し、その鳥のDNAを遺伝子編集技術(CRISPR)で改変していけば、恐竜に似た「チキノザウルス(鶏から再現された恐竜)」を作ることが可能かもしれない。
まあ、マンモスが復活できたらありえるかもしれないなあ。