じじぃの「たかが炭素の結晶・宇宙には直径4000kmのダイヤモンドがある?びっくり仰天の話」

Giant Planet Sized Diamond Found Floating in Space 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Zrm0sVY10V0
Astronomers discover diamond planet 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=TUf7OcsFpbo
4000km diamond discovered 50 light years away the Raven, Mythic
http://www.raven-mythic.com/phpbb3/viewtopic.php?f=4&t=19363
2012年12月29日放送 ゲスト:入舩徹男さん 夢★夢Engine!
光り輝くダイヤモンド! 憧れのダイヤモンドは、どこからやってくるのか!
その謎を明らかにしてくださったのが、今夜のゲスト、愛媛大学の地球物理学者・入舩徹男さん。
http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2012/12/20121229.html
『腰がぬけるほどびっくり仰天の話』 びっくりデータ情報部/編 KAWADE夢文庫 2010年発行
宇宙には、直径4000kmのダイヤモンドがある。
宝石の王様ダイヤモンドは、化学的に見れば炭素の結晶にすぎないが、特筆すべきはその硬さ。地球上でもっとも硬く、同じ炭素の塊でも木炭とはエライ違いだ。
それだけの硬度が得られるのは、ダイヤモンドが、地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるため。ところが、高温高圧とは正反対の真空の宇宙空間でも、なぜかダイヤモンドの存在が確認されており、その分布や生成条件は天文学者の格好の研究材料になっている。
そうした研究成果の一つとして、2004年、アメリカの天文チームが文字どおりビッグな発見をした。太陽から4.22光年離れた「ケンタウルス座」に直径4000kmという超巨大なダイヤモンドのような炭素結晶を見つけたのである。
太陽をはじめとする「恒星」は、活動の終焉期に「白色矮星」と呼ばれる超高密度な状態になる。見つかった”宇宙ダイヤモンド”は、その白色矮星の内部の炭素がそっくりダイヤモンド結晶化した状態だという。
重さは推定で10の34乗カラット。1カラットは0.2gだから、なんと2 x 10の33乗g。1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された、史上最大のダイヤモンド原石「カリナン」でも3106カラット(621.2g)だから、その大きさが分かろうというものである。

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サイエンスZERO 「美しいだけじゃない! 誕生 スーパーダイヤモンド」 2013年11月10日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【ゲスト】入舩徹男(愛媛大学教授)
宝石界の王様・ダイヤモンド。実はそれを超える「スーパーダイヤモンド」がついに誕生しました。
スーパーなのは、その驚くべき硬さ! ダイヤモンドの刃でさえぼろぼろにしてしまう特殊金属も鮮やかに削ってしまいます。原材料は鉛筆の芯に使われるような炭素の塊。それを超高温・高圧で圧縮することで、黄色みを帯びた不思議なスーパーダイヤが誕生するのです。この超硬いダイヤをユニークな方法で活用し、誰も見たことのない地球内部の不思議を解き明かそうという研究も始まっています。美しいだけじゃないダイヤモンドの意外な世界をたっぷりご紹介します!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp431enc.html
どうでもいい、じじぃの日記。
11/10、NHK EテレサイエンスZERO』で、「美しいだけじゃない! 誕生 スーパーダイヤモンド」を観た。
愛媛大学の入舩徹男教授はもともとが「地球物理学」の研究者だ。
ひょんなことから、人工ダイヤモンドを作ってしまったら、従来のダイヤモンドより2倍も硬いものを作り出してしまった。
従来のダイヤモンドは単結晶からなっており、原子間の結合力の弱いへき開面が存在する。そのため、特定の面に力を及ぼすと金づちで打つだけで割れてしまう。
愛媛大学で開発した人工ダイヤモンドは多結晶になっているため、力を加えても分散されてしまうのだ。
「宇宙には、直径4000kmのダイヤモンドがある」
のだそうだ。
たかが炭素の結晶、されど、炭素の結晶なのだ。