じじぃの「科学の甲子園全国大会・君はカガクしているか?未来を担う高校生たち」

第1回科学の甲子園全国大会 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?feature=fvwp&NR=1&v=4SMwmw0_2ZU
Home Page | Science Olympiad
http://www.soinc.org/
科学の甲子園 | サイエンス・オリンピアド2012
浦和高校チーム、アメリカの科学好きに挑戦
第1回科学の甲子園全国大会優勝チームの浦和高校のメンバーが全米の科学好きな高校生が集う「サイエンス・オリンピアド」に参加しました。言葉や準備期間のハンディを超えて健闘したチームは、Global Ambassador Teamとして特別表彰を受けました。
http://rikai.jst.go.jp/koushien/olympia/
科学の甲子園 ウィキペディアWikipedia)より
科学の甲子園とは「高等学校等(中等教育学校後期課程、高等専門学校を含む)の生徒チームを対象とした理科・数学・情報における複数分野の競技が行われる取り組みである。主催は独立行政法人科学技術振興機構JST)。
【全国大会】
都道府県代表同士で争われる。開催地は兵庫県立総合体育館。また全国大会優勝校は科学の全米大会であるサイエンス・オリンピアドに特別参加出来る。
●第1回:2012年3月24-26日
1位:埼玉県立浦和高等学校
2位:滋賀県立膳所高等学校
3位:愛知県立岡崎高等学校
●第2回:2013年3月23-25日
1位:愛知県立岡崎高等学校
2位:灘高等学校
3位:筑波大学附属駒場高等学校

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TVシンポジウム 「君はカガクしているか?〜第2回 科学の甲子園全国大会〜」 2013年5月25日 NHK Eテレ
【司会】室山哲也(NHK解説委員) 【パネリスト】山極寿一(京都大学理学部長)、新井紀子国立情報学研究所教授)、中川誠人(京都大学iPS細胞研究所講師)、小倉康(埼玉大学准教授)
君はカガクしているか? 学校では学べない“真のカガクする力”を生み出せ! 世界をリードする人工知能学者・iPS細胞研究者が科学教育で大激論。全国の高校生も参戦。数学を楽しむ極意は? 成功する秘訣とは?
熱いトークで盛り上がる。さらに会場では科学の力を問う「科学の甲子園」が開催。未来を担う高校生の頭脳が激突。驚きの発想に科学の面白さを実感! 理科好き必見。
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20130525-31-18263&pf=p
どうでもいい、じじぃの日記。
5/25、NHK Eテレ TVシンポジウム 「君はカガクしているか?〜第2回 科学の甲子園全国大会〜」を観た。
こんなことを言っていた。
2013年3月。兵庫県立総合体育館より
ここでもう1つの甲子園が開催されました。「科学の甲子園」。
全国から集まった高校生たちが、科学の日本一を競う大会です。大会では第一級の科学者を招いてシンポジウムも開かれました。
君はカガクしているか?
室山さん、「科学教育ななぜ必要なのか? 何のために科学教育をやるのか?」
山極さん、「科学というのは考え方です。つまり、証拠というのが確実にあって説得できる考え方。これが科学です。私たちが生きているのは科学の力です。だから、科学というのはみんなが共有する大切な考え方です。でも、それはどんどん変わっていくものです。その変わっていくところに自分をどう位置づけるのかが、研究者になるのだと思います」
小倉さん、「今はエネルギー問題とか、環境とかいろんなことで判断を迫られることが出てきている。客観的な信頼できる情報をもとに、判断できる力を育んでいくことだと思う」
中川さん、「僕の場合、高校のときにいい先生に巡り会えた。学校の先生にも科学に興味を持っていただいて、科学の面白さを伝えていただきたいと思う」
新井さん、「去年、ある高校の男子たちと『計算とは何だろう』というテーマで議論したことがある。その時にルート3のルート3乗とかeのπ(パイ)乗とか、そういうものを手計算で少数第2桁まで計算しましょう、という課題があったのです。生徒たちがそれを手で計算し、嫌になったとき、もうこんな計算したくない、と思ったときに、フッ、とアイデアが浮かぶんです。脳がイノベーションを起こしてくれる。そういう瞬間を大切にしてほしい」
未来を担う高校生たちへのメッセージ
山極さん、「科学を好きでやっていると、必ず自分の面白いものが見つかります。だけど、重要なのは科学はオタクであってはいけない。それをみんなの前で開帳して、それが正しいということを証明するところに面白さも見つけてほしい」
新井さん、「山極さんが『研究者という職業を目指すな』と言っていましたが、私も全く同じ考えです。本当に面白いことを続けたら、たまたま研究者になったと。それが一番幸せな研究者人生だと思います」
山極さん、「一言付け加えると、研究者という職業を選ぶためにテーマを選んだら、イカン、ということなのです。自分が好きで進んだら、そういう人たちの集まりが見えてきて、そういう人たちと話していたら研究者という世界に入ったんだという結果なんです。そして研究者としての幸せは自分が求めたものが得られた瞬間なんです」
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じじぃの感想
「研究者という職業を目指すな」
職人と研究者とどう違うのだろうか。
その道を極めれば、ある人はその職人を研究者と呼ぶのではないだろうか。