じじぃの「未解決ファイル_190_幹細胞」

NHK 幹細胞培養液に骨の再生促す効果 2012年7月 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8c4KBwrgaoA
幹細胞 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E&sa=X&oi=image_result_group&ei=TEeQUZO2KsKjkAWj2oHICQ&ved=0CCwQsAQ
サイエンスZERO がん幹細胞 (2) がん根絶も夢じゃない! がん幹細胞 最新攻略法" 2013年9月15日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【ゲスト】須田年生(慶應義塾大学教授)
新たに見つかった「がん幹細胞」の恐るべき実態と治療法に迫るシリーズ第2回。
白血病から見つかった「がん幹細胞」は、その後、胃がん乳がん、大腸がんなどからも次々発見されている。抗がん剤も効かない驚異の生命力を持っているが、これを根絶しない限り再発や転移が引き起こされるのだ。ところが、がん幹細胞だけが持つ特別なたんぱく質に注目したところ、意外にも「身近な薬」が特効薬となることが判明! ついにがん根絶は実現するのか?
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp438.html
サイエンスZERO がん幹細胞 (1) がん再発の謎が解けた! 新発見「がん幹細胞」 2013年9月8日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【ゲスト】赤司 浩一(九州大学教授)
治ったはずのがんが、なぜ再発・転移するのか? その長年の謎がついに解明された。
体内に潜み、新たにがん細胞を生み出す元凶、「がん幹細胞」の存在が発見されたのだ。しかも恐るべきことに、がん治療の頼みの綱である抗がん剤放射線も、がん幹細胞には効かないことが分かってきた。なぜなのか? がん幹細胞が初めて見つかった“血液のがん”=白血病を例に、がん幹細胞の驚異的な生存戦略を徹底解剖する。人類はがん幹細胞に打ち勝てるのか!? がんという病気の根幹を握る「がん幹細胞」研究の最前線を2週にわたってご紹介する。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp437.html
サイエンスZERO 「がんを制す! 知られざる血管の攻防戦」 2013年5月12日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【ゲスト】佐藤靖史(東北大学加齢医学研究所教授)
人類最大の敵「がん」。そのケタ外れの生命力を支えているのは、がん組織が自ら働きかけて作り出した、膨大な血管網。実は今、この血管を絶つことでがんを死滅させる治療法が、大きな期待を集めています。狙いは、がん細胞が血管をおびき寄せるために放出する「ある物質」。これを妨害すれば、がん細胞をいわば「兵糧攻め」にできるのです! 40年以上にわたって、人類ががんと繰り広げてきた、血管をめぐる攻防戦。その最前線です!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp425.html
笑顔の約束 「〜難病ALSを生きる〜」 (追加) 2014年12月21日 テレビ朝日
今年8月、昨年末の「報道ステーション」で特集した難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の富川睦美さんが亡くなった。彼女はテレビ朝日アナウンサー富川悠太のいとこにあたる。
彼女の闘病生活は壮絶ではあったが、不思議なくらい明るく、前向きだった。人工呼吸器を拒み続け、自分がプロデュースした告別式は、チェッカーズ中森明菜の曲が流れる、笑いに包まれたものだった。
番組では、そんな睦美さんの遺志を受け継ぎ、難病中の難病といわれるALSの現実と、世界中で進む最先端治療の研究を紹介する。
http://www.tv-asahi.co.jp/pr/sphone/20141221_05392.html
クローズアップ現代 「追跡 再生医療トラブル〜体性幹細胞治療の闇〜」 2013年6月25日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】大和雅之(日本再生医療学会 理事)
病気やケガで故障した組織や臓器の機能回復を目指す「体性幹細胞治療」。患者のお腹の脂肪から幹細胞を採取し、静脈に注射で戻す再生医療の一ジャンルだ。大学病院などで臨床研究が行われている段階で、効果や副作用がはっきりしていない“未知の医療”にも関わらず、法的な規制がないため自由診療の下、全国の美容整形や難病治療を行うクリニックで実施されている。規制のない日本に海外のバイオベンチャーが患者を送り込み治療を行うケースも急増。患者が死亡したり失明したりするケースも出ており、再生医療学会は警鐘を鳴らしている。こうした中、国はついに先月、幹細胞治療に規制をかけるための法案を提出した。知られざる体性幹細胞治療の実態を取材、トラブルを防ぐために何が必要か、考える。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に、患者自身の幹細胞を注射して再生医療を行っている例が紹介されていた。
厚生労働省は、「体性幹細胞治療」法律による規制を検討しはじめた。しかし、この動きに対して患者から不安の声が聞こえてきた。3年前に筋肉がやせ衰える難病ALSを発症し、5回にわたり体性幹細胞治療を受けた。効果を感じたこともあったという。患者は、法律で規制されれば治療が受けれなくなると不安な想い伝えた。厚生労働省の審議会では当初、適切な設備や人員の確保しているか、そして治療の効果を審査しようとした。しかし、患者から治療を受ける権利を奪ってはいけないという意見があり、法案では治療の効果は問わないことになった。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3370.html
理研、幹細胞を含むヒト白血病細胞をほぼ死滅させられる低分子化合物を同定 2013/4/19 マイナビニュース
理化学研究所(理研)は4月18日、ヒトの白血病状態を再現した「白血病ヒト化マウス」を用いて、従来の抗がん剤が効きにくい「白血病幹細胞」を含め、ヒト白血病細胞をほぼ死滅させることができる低分子化合物を同定したと発表した。
研究チームが着目したのは、2010年に同定した25種の分子標的の中の1つで、多数の患者の白血病幹細胞に共通して発現し、特に細胞の生存や増殖に関係すると考えられるリン酸化酵素「HCK」だ。リン酸化酵素とはリン酸基をほかのシグナル伝達分子に付加する酵素のことで、一般にシグナル伝達系において、リン酸基の付加はシグナルの伝達を意味している。
そして数万の化合物ライブラリの中から、HCKの酵素活性を最も強く阻害する低分子化合物「RK-20449」を選び、理研が所有する大型放射光施設「SPring-8」などでX線構造解析を行ったところ、HCKとRK-20449が強く結合していることが確認された。
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/19/071/index.html
幹細胞 ウィキペディアWikipedia)より
幹細胞(かんさいぼう)は、複数系統の細胞に分化できる能力(多分化能)と、細胞分裂を経ても多分化能を維持できる能力(自己複製能)を併せ持つ細胞と定義されている。発生における細胞系譜の幹(stem)になることから名付けられた。幹細胞から生じた2つの娘細胞のうち、一方は別の種類の細胞に分化するが他方は再び同じ分化能を維持する。この点で他の細胞と異なっており、発生の過程や組織・器官の維持において細胞を供給する役割を担っている。
幹細胞では分化を誘導する遺伝子の発現を抑制する機構が働いており、これは外部からのシグナルやクロマチンの構造変換などによって行われる。普通の体細胞はテロメラーゼを欠いているため細胞分裂の度にテロメアが短くなるが幹細胞ではテロメラーゼが発現しているため、テロメアの長さが維持される。これは分裂を繰り返す幹細胞に必要な機能である。幹細胞の性質が維持できなくなると新たな細胞が供給されなくなり、早老症や不妊などの原因となる。

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プライムニュース 「連続提言企画・医療 いまと明日を考える④ がん治療・臨床最前線 がん幹細胞と最新研究」 2013年5月2日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】中山敬一(九州大学生体防御医学研究所教授)、森正樹(大阪大学大学院医学系研究科教授)、立花隆(ジャーナリスト)
日本人の死因の第1位である、がん。現在の治療法の主流は、がん組織の摘出を行う外科療法、抗がん剤などを投与する化学療法、そして放射線療法の3つだ。このほか、免疫療法や温熱療法など様々な治療法が試みられているが、がんの種類や進行度などにより、これらの治療法を組み合わせても十分に治療できないケースも多い。
そんな中、がん細胞を生み出す元であるがん幹細胞に着目した研究が最近、進展をみせている。がん幹細胞の根絶が、転移・再発リスクの低下、延いては、がんの治癒につながるのではないかとの見方もあり、注目が集まっている。
がん幹細胞を始めとする最新のがん研究を紹介し、研究・臨床現場の最前線で活躍する医師らに、新たながん治療法開発に向けての道筋を聞くとともに、自らもがんを患った経験のあるジャーナリストの立花隆氏に、がん研究における問題、がん治療の在り方、がんとどう向き合っていくべきかについて聞く。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130502_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130502_1
5月2日、BSフジ 『プライムニュース』の番組「連続提言企画・医療 いまと明日を考える④ がん治療・臨床最前線 がん幹細胞と最新研究」より
●概念の提唱
1930年代? 「がん幹細胞」の概念が提唱され始める
●存在の確認
1997年  初めて「がん幹細胞」ぼ存在が報告される(白血病において)
2003年〜 乳がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、前立腺がん、胃がん、脳腫瘍などで存在が報告される
反町さん、「歴史からみて、がん幹細胞はある、あると言われて、時間がかかっていましたね。その間に何があったのですか?」
森さん、「がん幹細胞を検出する方法論が確立されていなかった」
八木さん、「森さんは肝臓がんや大腸がんのがん幹細胞の第一発見者だったのですが、どのような経緯で分かったのですか?」
分烈の激しいがん(緑色)と休止状態のがん(赤色)が色分けされた画像が出てきた。
森さん、「一番初めは1997年に白血病でがん幹細胞が見つかったのですが、その時の手法を消化器がんに応用しました。画像は細胞周期で色分けしたものです。このような状態で抗がん剤を投与すると、分裂している細胞はやられてしまうけれど、分裂していない赤い細胞は生き残るんです」
八木さん、「あっ、緑色の細胞が消えていった」
森さん、「赤い色の細胞だけ残った。赤い色の細胞とは分裂していない細胞で、がん幹細胞なのです」
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八木さん、「中山さんはこのがん幹細胞の撲滅実験に成功されたということですが」
中山さん、「まず、私たちが目指したのは、なんでがん幹細胞に薬が効かないのか、と考えました。がん幹細胞から分裂の激しいがん細胞ができるわけですが、抗がん剤でやられるのは分裂の激しいがん細胞で、がん幹細胞は残っているんです。分かったことは、休止状態のがん幹細胞が少し時間をおいてまた、分裂し(転移)、その分裂したがん幹細胞が分裂の激しいがん細胞を生み出すわけです。私たちはがん幹細胞をがん幹細胞が静止期にとどまる機構を明らかにし、その中心的なたんぱく質Fbxw7』を発見しました」

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どうでもいい、じじぃの日記。
5/12、NHK EテレサイエンスZERO』の番組で「がんを制す! 知られざる血管の攻防戦」を観た。
こんなことを言っていた。
およそ40年前、アメリカの小児外科医ジュダ・フォークマン博士(1933 〜 2008)はがんとの闘いを大きく前進させる「画期的アイデア」を提唱しました。
「血管を伸ばせないがんは増殖も転移もしない。がんの血管を壊せばがんで死ぬことはなくなるのではないか」
どういうことか?
ほとんど血管だらけで覆われた細胞が映像に出てきた。
血管にびっしりと覆われたこの組織。がんです。膨大な血管ががんの桁はずれの増殖力を支えています。
実はこの血管こそががんの最大の弱点になるのではないか。今、医療の現場で行われているのはがんの生命線、血管を断つこと。即ち兵糧攻めです。
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竹内さん、「老化した血管とか心筋梗塞とか重い血管の病気。これは手術をしないで治るかもしれないというお話です。そのカギとなるのがこれです」
たくさんある血管の中に、枝分かれしているところがオレンジ色で表示されている画像が出てきた。
竹内さん、「このオレンジの部分、これは血管の幹細胞なんです」
南沢さん、「幹細胞! あのiPS細胞の」
竹内さん、「そうです。いろんな細胞に分化することができる非常に増殖力の強い細胞です。実は幹細胞はこれまでいろんな臓器で見つかっていたんですが、血管の幹細胞は2年前に大阪大学の高倉伸幸教授が発見したばかりなんですよ」
南沢さん、「すごい、最近じゃないですか」
竹内さん、「血管の細胞は結構長生きするんです。たくさん作る必要がないので、1000個に1個ぐらいしか幹細胞がないんです。血管の幹細胞を使うと、図のマウスの右足の動脈流の血行の悪いところに、血管の幹細胞を注射します。すると血管が再生されて、1週間で左足の細胞と同じになる。2週間経つと正常な左足よりも血行が良くなるんです」
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じじぃの感想
「血管の幹細胞を使うと、図のマウスの右足の動脈流の血行の悪いところに、血管の幹細胞を注射します。すると血管が再生されて、1週間で左足の細胞と同じになる。2週間経つと正常な左足よりも血行が良くなるんです」
すごいなあ。血管の幹細胞を注射すると、注射したところの細胞が若返ってしまうんだ。