201503 きょうの健康①慢性骨髄性白血病 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Kpm9F-nLGVM&t=22s
白血病の治療 (nhk.or.jp/kenko HPより)
L4YOU! 「白血病の新常識」 (追加) 2016年10月12日 テレビ東京
【司会】草野満代、板垣龍佑 【ゲスト】早見優 【専門家】谷川修一(虎ノ門病院血液内科)
2週間熱が続く。アザが増えた。食欲がなくなった。そんな人は血液のがんと言われる白血病の予兆かも!?誰でも起こりうる白血病の最新治療をご紹介!
●高齢者を救う「さい帯血ミニ移植」とは?
さい帯血・・・胎盤とへその緒(さい帯)の中に含まれている血液のことです。 この中には赤血球、白血球、血小板などの血液細胞のもとになる細胞(造血幹細胞)が、骨髄と同じくらいたくさん含まれています。ですから、さい帯血を利用すると骨髄移植と同様の治療を行うことができます。
「さい帯血ミニ移植」は、抗がん剤の量を減らしても免疫の力で治すことができるため、高齢者への体の負担が軽減されます。
谷口医師、「近年、白血病は高い確率で治る病気になっている」
これまで、抗がん剤治療、骨髄移植の治療があったが、患者への負担も大きかった。しかし、谷口医師は、さい帯血ミニ移植を行い、多くの患者を救ってきた。
さい帯血ミニ移植をうけた68歳の女性は、医学の進歩の驚いたと語った。
http://www.tv-tokyo.co.jp/l4you/
きょうの健康 白血病の新しい治療法「日本で初めての幹細胞を使った再生医療等製品」 2016年9月29日 NHK Eテレ
ステロイド抵抗性GVHD(造血幹細胞移植のあとの患者の体内で危険な免疫反応)の治療として登場したのが、間葉系幹細胞[かんようけいかんさいぼう]を使った新しい治療法です。健康な成人の骨髄液から採取した間葉系幹細胞を培養してつくった製品を使うというもので、2015年9月に承認されました。治療では、患者の静脈から点滴で間葉系幹細胞を投与します。
抗がん剤
白血病では、初診時に1兆個もの白血病細胞が体の中にあるといわれています。
まずは、症状をなくすために、抗がん剤によって白血病細胞を100分の1に減らす治療が行われます。その後、白血病の治癒を目指し、何種類かの抗がん剤を組み合わせながら、数か月かけて治療が行われます。現在、約半数の患者が抗がん剤だけで治癒します。抗がん剤だけでは再発の可能性が高いと考えられる場合、本人の希望、年齢、体力、持っているほかの病気などを総合的に考慮し、造血幹細胞移植が検討されます。
造血幹細胞移植
造血幹細胞移植では、ドナーの造血幹細胞を受け入れる前に、まず大量の抗がん剤を投与したり、強い放射線を全身にあて、白血病細胞も正常な細胞も含めてほとんどの血液細胞をなくします。
この前処置が終わったら、ドナーの正常な造血幹細胞を患者の静脈に点滴で移植します。2〜3週間ほどすると、移植されたドナーの幹細胞が、患者の骨髄の中で新しく血液をつくり始めます。最近は「ミニ移植」と呼ばれる、弱い抗がん剤治療の後に移植を行うこともあります。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2016/09/0929.html
『いつか罹る病気に備える本』 塚崎朝子/著 ブルーバックス 2012年発行
白血病 (一部抜粋しています)
白血病は、腫瘍の元となる細胞の種類により、骨髄性とリンパ性がある。また、進行の速度などが異なる急性と慢性の組み合わせがある。小児と成人ではタイプが異なり、小児の場合はほとんどが急性リンパ性白血病だが、成人は骨髄性が多い。
ゆっくりと進む慢性白血病の場合は、ほとんどが無症状のまま、健康診断などの血液検査で偶然、見出されることが多い。白血病は血液1μL当たり1万個以内が正常とされるが、それを超えた場合は、白血球の種類のバランス(白血球分画)も問題になる。進行速度には個人差があるが、白血球が1.5万個に達していたり、それ以下でも増加傾向を示すようなら、血液内科を受診して調べてもらったほうが良い。
これに対して、急性白血病は急速に進行するので、自覚症状が現れる。疲労感や貧血、長引く微熱、また、あざができたり、出血しやすくなることもある。口内炎だと思って訪れた先の歯科で受けた検査で見つかることもある。風邪症状と似ているが、咳や痰はあっても、くしゃみや鼻水は出ない。
血液検査で、白血球が異常に増加していたり、止血作用を持つ血小板が減少していれば、白血病の可能性が高くなる。慢性でも急性でも確実に診断をつけるには、骨髄検査を受け、染色体検査を含めて調べてもらうことだ。局所麻酔で腰や胸の骨から骨髄を採取するが、抜歯と同じ程度の体の負担で済む。
慢性骨髄白血病は、特定の遺伝子の異常によって引き起こされ、現在の治療は、そこを狙い撃ちする分子標的薬といわれる薬剤の服用が基本になる。高齢者を含めて服用できれば9割以上に有効だが、きわめて高価な薬を飲み続けなくてはならないのが難点。高額療養費制度によっても、月額約4万円程度を自己負担しなくてはならない。
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どうでもいい、じじぃの日記。
暇なもので、病気に関する本やテレビをよく見ている。
9月29日 NHK Eテレ きょうの健康 白血病の新しい治療法「日本で初めての幹細胞を使った再生医療等製品」を観た。
「白血病細胞とは血液のがん細胞のことで、まずは抗がん剤で白血病細胞を減らす治療が行われます」
こうした抗がん剤でよく使われるものが「イマチニブ」なのだそうだ。
イマチニブ(商品名グリベック)・・・ノバルティスファーマが開発した分子標的薬で、日本では慢性骨髄性白血病と消化管間質腫瘍(GIST)に対して承認されている。
分子標的薬とはがんの増殖にかかわる分子をピンポイントで狙う薬のことだ。
先日、病院で血液検査をしたら、白血球数が13.8(正常値:3.5〜9.3 千/μL)だった。
元々、白血球数が多いのだが、1.38万は白血病とされる1.5万に近い値だ。
腰のあたりの骨に注射して骨髄の血液を採取するという骨髄検査(骨髄穿刺)を受けてみようかなあ。
慢性骨髄性白血病は、移植を受ける以外不治の病だったが、イマチニブが出てからは続々と特効薬が出てきて、10年生存率は90%を超えるようになっているそうだ。