人の生きざま_693_大隅・良典(分子細胞生物学者)

【Nobel Prize awards ceremony】Yoshinori Osumi from JAPAN. 動画 YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=W5ZBT-Rz0TE
サイエンス ZERO 2015年9月13日 - 2015.09.13 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hbBer_WCp4I
大隅良典 (nibb.ac.jp HPより)

   オートファジー (『ニュートン』 2015年2月号より)

ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授 2016年10月3日 NHK
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。
大隅さんは、福岡市の出身で71歳。昭和42年に東京大学教養学部を卒業したあとアメリカのロックフェラー大学に留学し、愛知県岡崎市にある基礎生物学研究所の教授などを経て、現在は、東京工業大学の栄誉教授を務めています。大隅さんが取り組んだ研究は、細胞が不要なたんぱく質などを分解する「オートファジー」と呼ばれる仕組みの解明です。
この仕組みは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、細胞の中で正しく機能しなくなったたんぱく質などを、異常を起こす前に取り除く役割や、栄養が足りないときにたんぱく質を分解して新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す役割を果たしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010716211000.html
大隅良典のオートファジーのメカニズムとは?!がんの特効薬発明!経歴や受賞歴は?ノーベル生理学賞・医学 torendosokuhou.com
大隅良典さんは1945年2月(太平洋戦争末期)に福岡県福岡市にて四人兄弟の末子として生まれました。 父は九州大学の工学部で教授を務めており、幼いころから兄に贈られた自然科学の本に親しんだそうです。
http://torendosokuhou.com/archives/5392
科学雑誌ニュートン 2015年2月号
●最も熱い生物学 オートファジー
生物に共通する細胞内の“品質維持システム”
協力 水島 昇/大隅良典
http://www.newtonpress.co.jp/newton/back/bk_2015/bk_201502.html
サイエンスZERO 「長寿のカギ!? 細胞内のリサイクル“オートファジー”」 2015年9月13日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫 【ゲスト】大隅良典 (東京工業大学特任教授)、水島昇 (東京大学医学部教授)
ノーベル賞の登竜門と言われるガードナー国際賞を今年受賞した東京工業大学大隅良典さんをスタジオに迎え、オートファジーに迫る。
細胞の「自食作用」とも呼ばれるこのメカニズムは、生命活動を支える最も基礎となる仕組みで、さらに最近、パーキンソン病などの神経疾患とも関係があることが明らかになってきた。
パーキンソン病の原因因子であるParkinが、膜電位の低下したミトコンドリアに局在し、マイトファジーを引き起こすことが明らかになった。不良ミトコンドリアの蓄積は、酸化ストレスや神経脱落を引き起こすため、マイトファジー不全がパーキンソン病の病態形成の一因として考えられている。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp517.html