じじぃの「人の死にざま_1128_上野・彦馬」

上野彦馬 - あのひと検索　SPYSEE
http://spysee.jp/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E5%BD%A6%E9%A6%AC/20001
【長崎ものしりめも】ものしり手帳第20話上野彦馬　動画　YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kjXOnab_ntw
坂本龍馬　写真
http://7higi.cocolog-nifty.com/blog/images/2010/01/25/img087.jpg
海援隊　写真
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ec/14a82cc94341be803d360e555fe264ff.jpg
上野彦馬　ウィキペディア（Wikipedia）より
上野彦馬（うえのひこま）は幕末期から明治時代にかけて活動した日本の写真家（写真師）。日本における最初期の写真家で、日本最初の戦場カメラマン（従軍カメラマン）としても知られる。号は季渓。家紋は桔梗の二引。
【生涯】
天保9年（1838年）、長崎の蘭学者・上野俊之丞（しゅんのじょう）の次男として生まれる。
文久2年（1862年）には堀江と共同で化学解説書『舎密局必携』を執筆する。
同年、故郷の長崎に戻り中島河畔で上野撮影局を開業した。ちなみにこれは日本における最初期の写真館であり（ほぼ同時代に鵜飼玉川や下岡蓮杖が開業）、彦馬は日本における最初期の職業写真師である。同撮影局では坂本龍馬、高杉晋作ら幕末に活躍した若き志士や明治時代の高官、名士の肖像写真を数多く撮影した。
維新後の明治7年（1874年）には金星の太陽面通過の観測写真を撮影（日本初の天体写真）、明治10年（1877年）には西南戦争の戦跡を撮影（日本初の戦跡写真）、同年に開催された第1回内国勧業博覧会では鳳紋褒賞を受賞するなど、その写真は歴史的、文化的にも高く評価されている。
一方で海外に支店を持つ（ウラジオストク、上海、香港）など写真業繁栄の傍ら後進の指導にもあたり、富重利平や田本研造ら多くの門人を輩出した。

- - - - -

『かくもみごとな日本人』　林望／著　光文社　2009年発行
写真術のあけぼのに　上野彦馬（1838 〜 1904）　（一部抜粋しています）
テーブルのようなものに寄りかかって遠い目をしている坂本龍馬の肖像写真を記憶しておいでの方も多かろう。あの写真を撮影したのは、長崎の写真師上野彦馬であった。
彦馬は長崎代官御用の時計師上野俊之丞の第6子として生まれたのだが、この父は広く舎密学（化学）を学んで銃砲用の煙硝製造所を営み、傍ら外国語にも堪能で、ダゲレオタイプの写真機を輸入するほどの才人であった。
彦馬はこの父の血を受け継いだのであろう。安永5年20歳の時にポンペの医学伝習所に入塾、ここで写真術を知り、舎密学に専念して不眠不休、自ら原始的な感光液の調合を試行錯誤する。
この研究、周囲からは切支丹の魔法を弄（もてあそ）んでいるなどと顰蹙（ひんしゅく）を買ったらしいが、学友津藩士堀江鍬次郎との縁を以て同藩の藤堂高猷の知遇を得、藩校・有造館の教師となった。ここで彼が著した化学書『舎密局必携（せいみきょくひっけい）』は化学の基本テキストとしてその後大いに用いられた。
しかし彦馬は化学者になったのではない。その研究は専ら西洋写真術の解明と実践に指向されていた。
そうして、文久2年、ついに郷里長崎中島湖畔に写場を開業する形でその努力が結実する。当時の写真は名刺ほどの大きさの印画１枚が金2分（ぶ）、現在の金にして数万円ほどに当たる贅沢品だったからなかなか客はやって来なかったらしい。
しかし、やがて維新開花の世、長崎に入津（にゅうしん）する外国船の外国人たちが引きも切らず上野の撮影局にやってきて門前に行列したという。
　　　　　　・
かくして大富豪となった彦馬は、私生活ではなかなかの艶福家としても知られたが、最後の最後までその写真術研究を続け、また多くの弟子たちを育てて日本の写真技術の向上進歩に大きな貢献をしたことは決して忘れるべきでない。
彦馬が66歳を一期（いちご）として胆嚢病で没したのは明治37年日露戦争のただ中であった。

- - - - -

上野彦馬　Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E4%B8%8A%E9%87%8E%E5%BD%A6%E9%A6%AC&gs_l=hp...0l5.0.0.4.1061901...........0.Z5M07GMlEGo&sa=X&oi=image_result_group&ei=skxWUY_nNYzXkgXvgoHIAg&ved=0CCQQsAQ