じじぃの「人間の骨は鋼鉄の支柱よりも丈夫・血液や免疫細胞は骨髄で作られる?人体の超能力」

Induction of hematopoietic stem cells in zebrafish 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=tngFCgcrZ74
bone. 骨、骨髄 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mRk87RgAen8
血液はどこで作られるの?
http://ketsueki.doremi3.com/2005/12/post_101.html
ガッテン! 「NASAA直伝!魅惑のアンチエイジング術」 (追加) 2016年11月16日 NHK
【司会】立川志の輔小野文恵 【ゲスト】松村邦洋真鍋かをり大島麻衣
いつまでも若々しくいたい。それは私たちがずーっと願い続けてきた夢。そんな夢がいま、叶うかもしれません!
実は宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、老人の1年分の変化がわずか1ヵ月間で起こってしまいます。そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下などなど・・・様々な悪影響が起こることが知られています。
その理由は、まだ分かっていない部分もありますが、最大の原因は「無重力」にあります。しかも無重力状態では運動をしていてもこれらの異常が起こってしまうのです。一体なぜなのか。実はその犯人は「耳」にありました。耳の中の内耳という場所にある“耳石”という器官が影響していたのです。
耳石はいわば「重力を感知する装置」。
体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、その信号が脳に送られ、体の傾きを知ることができる、という仕組みです。この耳石こそが体の老化のスピードを左右する原因の1つであることが最近の研究でわかってきました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20161116/index.html
iPS細胞から免疫細胞をつくる 理化学研究所
従来のやり方では、皮ふなどからつくったiPS細胞を使っていました。このiPS細胞からリンパ球をつくると、色々な抗原に反応するリンパ球が多数できてしまいます。それは、リンパ球は分化の途中で遺伝子を組み換えてしまうからです。そのため、役に立つリンパ球だけを大量につくりだすことは難しかったのです。
この問題を解決するために、理研RCAIでは、成熟したリンパ球からiPS細胞をつくりました。
こうしてつくったiPS細胞は、リンパ球から受け継いだ、すでに組み換わった遺伝子を持っています。
そういうiPS細胞からリンパ球をつくると、すべてに組み換わった遺伝子が伝わるので、できてくるリンパ球全部が役に立つのです!
私たちは、マウスを用いて、リンパ球の一種であるNKT細胞からiPS細胞をつくることに成功しました。
このiPS細胞を分化させると、全てがNKT細胞になりました。ヒトのNKT細胞を用いた研究も進行中です。
また、他のタイプのリンパ球、例えばB細胞やキラーT細胞からiPS細胞をつくる研究も行なっています。こうしてリンパ球をつくることで、がんの治療や免疫力を高める治療に活かしていきたいと考えています。
http://www.rcai.riken.jp/activity/ips/index.html
骨は生きている! 骨は再生を繰り返します。骨粗鬆症の原因も実はそこにあります。
体を支えている骨も、転倒しても簡単に骨折しないように強度を維持するため、毎日少しずつ新しい骨に改築されていきます。
すべての骨が入れ替わるという代謝が一通り終るのに、5〜7年かかるといわれています。
古い骨が破骨細胞によって崩され、毎日、500mgのカルシウムが体外に排出されるといわれています。
http://kotoseikeigeka.life.coocan.jp/honehaikiteiru.html
造血幹細胞 ウィキペディアWikipedia)より
造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう; hematopoietic stem cell - HSC)とは血球系細胞に分化可能な幹細胞である。ヒト成体では主に骨髄に存在し、白血球(好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球、マクロファージ)、赤血球、血小板、肥満細胞、樹状細胞を生み出す。血球芽細胞、骨髄幹細胞ともいう。幹細胞の定義として、一個の細胞が分裂の結果2種類以上の細胞系統に分化 (differentiation) 可能であると同時に幹細胞自体にも分裂可能であり(self renewal: 自己複製)結果として幹細胞が絶える事なく生体内の状況に応じて分化、自己複製を調整し必要な細胞を供給している事になる。
血球系の細胞には寿命があり、造血組織より供給されなくなると徐々に減って行く。この寿命は血球の種類によって異なり、ヒトでは赤血球(約120日)、リンパ球(数日から数十年)、好中球(約1日)、血小板(3〜4日)などである。ヒトの造血組織は骨髄内に存在するが、全ての骨の骨髄で造血が行われる訳ではなく、胸骨、肋骨、脊椎、骨盤など体幹の中心部分にある、扁平骨や短骨で主に行われる。

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『人体の超能力に驚かされる本』 ライフ・エキスパート/編集 KAWADE夢文庫 2012年発行
人間の骨は、鋼鉄の支柱よりも丈夫だった! (一部抜粋しています)
人体最強の強度を誇る部位は、骨である。その強さたるや、なんと鋼鉄並みで、しかも耐久性はそれ以上、なぜ骨はそれほど強いのか。
骨のおもな成分はカルシウムやリンなどで、表面をおおう白色の骨膜とその内側の骨質は、シャーピー腺維と呼ばれる組織で強く結合されている。骨質の内側は空洞になっていて、細かい穴のたくさんあるスポンジに似た構造の海綿質があり、穴の中は血液をつくる骨髄で満たされている。
硬くて密にできている表面に対し、この内部が空洞という構造が、竹のようなしなやかさと、軽さ、柔軟さ、そして折れにくさの源となっているのだ。
このように骨は、硬さと柔らかさの両方を兼ね備えることで、人体最強の強度という頑丈さとなったのである。また、骨の配列に目を移すと、力学的に人体をもっとも強く支えるしくみになっていて、同じ重量の鋼鉄製の支柱と比較しても勝るほどの強度をもつ。
さらに骨は、皮膚や血液と同じように毎日新陳代謝がなされ、絶えず新しくつくり替えられている。ひとりの人間の骨は、約10年でほぼ完全に入れ替わっており、これは赤ちゃんから老人まで同じペースで行われる。
ヒトが骨折をしても適切な処置されすればもとどおりになるのは、この再生能力があるからだ。
そして骨は、地上でもっとも長持ちする物質のひとつといわれる。木のように腐ることも鉄のように湿気で錆びることもなく、風化や腐敗の影響を受けにくい。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『人体の超能力に驚かされる本』という本を見ていたら、「人間の骨は、鋼鉄の支柱よりも丈夫だった!」があった。
「硬くて密にできている表面に対し、この内部が空洞という構造が、竹のようなしなやかさと、軽さ、柔軟さ、そして折れにくさの源となっているのだ。
このように骨は、硬さと柔らかさの両方を兼ね備えることで、人体最強の強度という頑丈さとなったのである。また、骨の配列に目を移すと、力学的に人体をもっとも強く支えるしくみになっていて、同じ重量の鋼鉄製の支柱と比較しても勝るほどの強度をもつ」

人が死んで火葬にしたとき、火葬の温度にもよるだろうが人骨だけが残る。骨には他の組織とは違った耐久性がある。
ところで、血液が骨から造られていることを知っていました?
骨から血液が造られるんですよ、不思議ですねえ。
骨は中が竹のように空洞になっていて、その空洞になっている部分を埋めているのが骨髄なのだそうだ。この骨髄に造血幹細胞が存在し、この細胞から何らかの刺激を受けて赤血球や白血球、血小板、リンパ球など、様々な血球が造られているのだそうだ。そして、免疫細胞も骨髄から造られているのだそうだ。
宮城県知事 浅野史郎さんがATL(成人T細胞白血病)の治療のため骨髄移植を受けた。やっぱり、骨髄で血液が造られているんだ。
心臓は生まれてからずっと、ドックン、ドックン動いてくれている。
そして、骨もまた生命を維持するために、大切な血液をたえず、造り出してくれている。
「骨は、地上でもっとも長持ちする物質のひとつといわれる。木のように腐ることも鉄のように湿気で錆びることもなく、風化や腐敗の影響を受けにくい」
骨はまた、生きていたという証拠を残してくれているのだ。