UCCコーヒーCM ポール・モーリア 動画 YouTube
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エヴァンゲリオンUCCコーヒー 動画 YouTube
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缶コーヒー Google 検索
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UCC上島珈琲 ウィキペディア(Wikipedia)より
ユーシーシー上島珈琲株式会社(UCC Ueshima Coffee Co.,Ltd.)は兵庫県神戸市中央区に本社を置くコーヒーを中心とした飲料・食品メーカー。みどり会の会員企業。
コーポレートメッセージは、”Good Coffee Smile”
【概要】
創業者の上島忠雄(1910年10月25日 - 1993年10月31日)が1933年(昭和8年)に個人商店として創業。現在でもほぼ同族経営である。呼称のUCCは"Ueshima Coffee Co.,Ltd."の頭文字に由来している。レギュラーコーヒー豆はもちろんだが、1969年(昭和44年)に世界初のミルク入り缶コーヒー、「UCCコーヒーミルク入り」(現在の「UCCミルクコーヒー」。別名「UCCオリジナル」)を発売したことでもその名を知られている。
自社のコーヒー農園を展開しており、1981年(昭和56年)にジャマイカでブルーマウンテンの農園を開設。1989年(平成元年)にはアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島でコナコーヒーの農園を開設させた。他にも1995年(平成7年)にはインドネシアスマトラ島でマンデリンの農園を開設している。なおブルーマウンテンコーヒーの直営農園は同社が初めてである。
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『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』 レトロ商品研究所/編集 2003年発行
世界初の缶コーヒー 「UCC缶コーヒー」 (一部抜粋しています)
手軽でおいしい缶コーヒー。ブラック、微糖、カフェオレ、豆の種類を限定した高級品……。今や選ぶのに迷うほど、あらゆる種類の缶コーヒーが自販機やコンビニにズラリと並ぶ。この缶コーヒーが誕生したのは万博の前年、昭和44(1969)年のこと。神戸に本拠地を置く上島コーヒー(現・UCC上島珈琲)が世界で初めて開発に成功したのである。缶コーヒーの発案者がコーヒーと出会ったのは昭和8(1933)年、喫茶店で初めて、「珈琲」なるものを注文した上島忠雄(故人)は、「甘くて苦くて不思議な味わい」の味覚に驚くとともに、「近い将来きっと多くの日本人に好まれるはず」と確信する。「一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」と、「上島忠雄商店」(現・UCC上島珈琲)を創業。コーヒーの輸入、ショップ経営、関連器具の販売などの事業を展開していき、コーヒー文化の啓蒙が認められて、65年には日本政府派遣の海外コーヒー事情視察団の団長にも委嘱される。
そして昭和43(1968)年、忙しく全国を飛び回っていたある日、上島は駅の売店で瓶入りのミルクコーヒーを飲んでいた。ところが予想外に早く列車が出発することになり、当時瓶は店に返さなくてはならなかったため、コーヒーを飲み残したまま瓶を置いて列車に飛び乗るはめになった。倹約化の上島は、飲み残したコーヒーのことがいつまでも心にひっかかる。そして、「いつでもどこでも手軽に飲めるコーヒーはできないだろうか」と考えあぐね、ついに「瓶を缶にすればいいのでは!」と思いついたのである。そしてこの発想を実現するために、自らが指揮を取る形で「缶コーヒー開発プロジェクト」がスタートした。
缶コーヒー開発にあたっては、さまざまな問題が持ち上がった。味は当時好まれていたミルクや砂糖がたっぷり入った、まろやかなものにするとすぐに決定。ところがコーヒー液とミルク分が分離し、うまく溶け込まない。この問題はコーヒーとミルクの調合液を均質化する乳飲料の製造技術を導入することでクリア。
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味覚の問題は解決したが、最大の難問は化学反応。缶のなかにコーヒー抽出液を長時間入れておくと、缶の鉄イオンがコーヒー成分のひとつであるタンニンと結合して黒くなってしまう。技術陣は製缶技術の専門家の意見を聞き回ったり、専門書で勉強したりして、ついに缶の内側に特殊なコーティングをすると化学反応が起きないことを発見。こうして昭和44(1969)年、世界で初めての缶コーヒー、「UCC缶コーヒー」が誕生した。
新しもの好きの神戸という地にあっても、缶コーヒーはすぐ受け入れられたわけではない。それが飛躍的に売れるようになったのは発売翌年の昭和45(1970)年、大阪で万博博覧会が開催されたため、地の利を活かして大々的に営業を展開。それが功を奏して万博会場で空前のビッグセールを記録し、工場は日夜生産してもおいつかないという状態にまでなった。こうして初めての缶コーヒーは日本中で飲まれるようになり、ここから缶コーヒーの歴史はスタートしたのである。
発売以来、缶パッケージの茶、白、赤の3色ストライプデザインから、「3色缶」の通称で親しまれているUCC缶コーヒー。平成13(2001)年に発売された「オリジナルバージョン」では甘さが控え目になったものの。トレードマークの伝統の3色ストライプは変わっていない。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』という本を見ていたら、「世界初の缶コーヒー 『UCC缶コーヒー』」というのがあった。
「昭和44(1969)年のこと。神戸に本拠地を置く上島コーヒー(現・UCC上島珈琲)が世界で初めて開発に成功したのである」
昭和44年か。ネットで「昭和44年」をキーにして調べてみた。東大に機動隊が入り、安田講堂など占拠の学生と攻防戦があった。新宿西口広場ではべ平連の集まり、反戦フォークが流れた。「夕刊フジ」が創刊された。アポロ11号が人類初の月面有人着陸を果たし、アームストロングとオルドリンは人類として初めて月面に降り立った。佐藤首相訪米し、佐藤・ニクソン共同声明で47年沖縄返還を表明した。そして12月、世界初のクオーツ・ウォッチ「アストロン」が発売された。テレビでは「連想ゲーム」、「8時だヨ ! 全員集合」が始まった、由紀さおりが「夜明けのスキャット」を、内山田洋とクールファイブが「長崎は今日も雨だった」を、佐良直美が「いいじゃないの幸せならば」を歌っていた。「あっと驚くタメゴロー」、「クリープを入れないコーヒーなんて」が流行語になり、羽仁五郎の『都市の論理』がベストセラーになった。日本のGDPが西ドイツを抜いて世界第2位となった年でもあった。
「最大の難問は化学反応。缶のなかにコーヒー抽出液を長時間入れておくと、缶の鉄イオンがコーヒー成分のひとつであるタンニンと結合して黒くなってしまう」
そういえば、今は缶ビール、缶コーヒーといえば、アルミ缶だが、昔はみんなスチール缶だった。
缶ビールは1935年にアメリカで発売されたのが最初だ。
日本初の缶ビールは朝日麦酒(現・アサヒビール)が昭和33年(1958)に発売した。缶ビールの飲み口を缶切りで2ヵ所に切り込みを入れて飲むというものだった。
朝日麦酒から缶ビールが出て、11年も経て缶コーヒーが出たことになる。それでも、世界初の缶コーヒーが日本で誕生した。
まあ、「UCC缶コーヒー」が発売されていなくても、どこかのメーカー(たぶん、日本)が発売していたことだろう。