じじぃの「単純化できないシリアの惨劇・戦場の市民をみつめて・日本人女性ジャーナリストの死!クローズ」

山本美香さんのメッセージ〜 「戦場の市民をみつめて」 1/2 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=KUfcSwEj0-Q
山本美香さんのメッセージ〜 「戦場の市民をみつめて」 2/2 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=eTXLHtChCUM
MIKA YAMAMOTO (1967-2012) 山本美香 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pxaytV-L3K4
山本美香イラクアフガニスタン現地報告 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=SMmpUb-GCpE&feature=player_embedded#!
シリア制裁 拒否権行使の中国の本音 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=m-4FwoRPMVU
山本美香 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E7%BE%8E%E9%A6%99&gs_l=hp...0l5j41l2.0.0.4.426912...........0.ASpDlSMZzGk&sa=X&oi=image_result_group
プライムニュース 「デモ続くトルコの混迷 五輪招致への影響は」 (追加) 2013年6月25日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】山内昌之東京大学名誉教授 明治大学特任教授)、金子真夕(中東調査会事務局長兼研究員)、奥田敦慶應義塾大学教授)
イスラムの価値観を重んじながら、民主化を推進してきたトルコ共和国。この10年間の経済成長率は平均5%を実現、オリンピック招致に立候補するなど、経済も好調だ。
順風満帆とみられてきたトルコであるが、5月31日イスタンブールでデモ隊と警官隊が衝突したことを発端として混乱が全国に波及、反政府運動は長期化する様相を見せている。安定していると見られたトルコで一体何が起きているのか。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130625_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130625_1
「世界最悪 独裁者」リスト (2011年 米国ワシントン・ポスト紙の週末マガジン「パレード」)
 1位 ロバート・ムガベ ジンバブエ
 2位 オマル・アル=バシール スーダン
 3位 金正日 北朝鮮
 4位 タン・シュエ ミャンマー
 5位 アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ サウジアラビア
 6位 胡錦濤 中華人民共和国
 7位 アリー・ハーメネイー イラン
 8位 イサイアス・アフェウェルキ エリトリア
 9位 グルバングル・ベルディムハメドフ トルクメニスタン
10位 ムアンマル・アル=カッザーフィー リビア
11位 イスラム・カリモフ ウズベキスタン
12位 バッシャール・アル=アサド シリア
13位 ラウル・カストロ キューバ
http://alfalfalfa.com/archives/01285.html
【シリア内戦】 シリア各地で戦闘続く 子供含む103人死亡 2012.9.26 MSN産経ニュース
国連総会一般討論で欧米やアラブ首脳が相次いでシリアのアサド政権による反体制派弾圧を非難した25日、シリア国内各地では政府軍と反体制派の戦闘などが続き、シリア人権監視団(英国)によると、子供を含む少なくとも103人が死亡した。
北部アレッポでは政府軍と反体制派の交戦が続き、アレッポと首都を結ぶ幹線道路では、銃撃で6歳の女児が死亡した。北西部バニヤスではここ数日で治安部隊が女性や子供28人を含む約70人を拘束するなど、反体制派への弾圧を強めているという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120926/mds12092609060001-n1.htm
山本美香さん最後の映像 銃撃後、画像消える 2012.8.22 MSN産経ニュース
シリア北部アレッポ20日にジャーナリスト山本美香さんが銃撃され死亡した事件で、行動を共にしていたジャーナリスト佐藤和孝さんは21日夜、山本さんが銃撃戦に巻き込まれた際に撮影していたビデオカメラが事件後に見つかったことを明らかにした。山本さんが生前、最後に撮った映像が収められていた。
アレッポの街の様子や政権側とみられる部隊が写っていたが、山本さんが撃たれた瞬間に画像は見えない状態に。その後も音声は聞こえるが、山本さんの声は一切入っていなかったという。映像には、建物のベランダから外を見る女性や子供の姿が写っていたほか、山本さんが「(兵士らが銃を)やみくもに撃っている」と緊迫した様子で話す声も録音されていた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120822/mds12082212090003-n1.htm
クローズアップ現代 「戦場の市民をみつめて〜山本美香さんのメッセージ〜」 2012年9月20日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】野中章弘(アジアプレス・インターナショナル代表)
先月、内戦中のシリアで銃弾に倒れたフリージャーナリスト・山本美香さん(享年45)。新聞記者だった父親の影響を受け、ジャーナリストを志し、16年にわたり紛争地を取材し続けた。600本を超える取材テープから見えてくるのは、戦場を取材しながら、徹底してそこで生きようとする市民にカメラを向けていたことだ。死の一週間前の映像にも、空爆を受けてなお、その地で暮らし続ける一家の食卓、破壊された戦車で遊ぶ子どもたちが記録されていた。一方、映像の行間からは、恐怖を必死にこらえながら戦場に向き合っていた一女性としての山本さん像も浮かび上がる。多くのジャーナリストが命を落とす戦場。中でもシリアは、市民が無差別に銃撃・爆撃され、その現実を伝えようとする報道人も狙われる最悪の戦場となっていた。そんな戦場に、山本さんは何を伝えようと向かったのか。残された映像や手記、証言をたよりに探っていく。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3249.html
ニューズウィーク日本版 特集 「シリア 地獄の内戦」 2012.8.8号
純化できないシリアの惨劇 (一部抜粋しています)
アラブの春」をきっかけにシリアで騒乱が始まって1年半。反政府デモから事実上の内戦状態に拡大し、既に国内の死者は2万人に達するともみられている。しかし事態収拾の出口は見えず、最悪の状況を前に国際社会も何もできずにいる。
シリアで抗議デモが始まったのは昨年1月のこと。3月になってデモが広がりをみせると治安部隊が鎮圧に乗り出した、やがてこれに対抗する「自由シリア軍」など反政府武装勢力と治安部隊の戦闘が各地で始まった。
今年に入り、反政府勢力の牙城である中部ホムスを政府軍が制圧。その一方で、反政府勢力が首都ダマスカスに恒星をかけるなど一進一退の攻防が続いてきた。7月中旬にダマスカスで起きた爆破テロでは、国防相やバシャル・アサド大統領の義兄である副国防相が暗殺された。
そして今、戦場はシリア北部にある最大の商業都市アレッポに移っている。押され気味のアサド政権側も強気を崩しておらず、政府寄りのアルワタン紙は外交筋のこんなコメントを掲載した。「アレッポを最後の戦場に、政府がテロリスト(反政府勢力)を殲滅し、その後シリアは危機から脱するだろう」
今回のシリア内戦をめぐっては、自由と民主主義を求める反政府勢力がアサド独裁政権による弾圧に苦しめられている、というイメージが特に欧米メディアを通じて浸透している。だが現実はそんなに単純ではない。
シリアは複雑に入り組んだモザイク社会だ。イスラムスンニ派が国民の70%以上を占めるのに、政治の実験が握ってきたのは同シーア派の分派であるアラウィ派のアサド一族だ。
アサドの父ハフェズの時代から40年間も、人口の10%にすぎないアラウィ派がシリアを支配してきたことにスンニ派は不満を募らせてきた。この対立構造に、キリスト教徒や無数の民族や部族がそれぞれの思惑で絡んできた。
以前から、アサド政権が崩壊すれば多様なモザイク国家シリアが分裂して内戦に陥る、という懸念はあった。内戦の混乱は必ず周辺国に波及する。それを恐れるが故、周辺国はアサド政権を支持する道を選んできた。アサド失脚がもたら不安定化のシナリオは、シリアと長年敵対してきた近隣のイスラエルも警戒してきたほどだ。
シリアを代理戦争の場にしているのは、敵対するサウジアラビアとイランだ。前者はスンニ派を後者はシーア派の現政権を支持し、それぞれ武器給与などをしている。さらに歴史的にシリアと良好な関係を築いてきたロシアと、国連安保理決議でシリアを追い詰めたいアメリカの思惑も入り交じる。

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じじぃの日記。
8月20日、ジャーナリスト山本美香さんがシリア内戦の取材中、シリア北部のアレッポにてシリア政府軍の砲撃を受けて死亡した。
美香さんは戦争で弱い立場にいる女性や子どもの代弁者たらんとするかのように、戦地で取材活動をしてきた人であった。
9月20日NHKクローズアップ現代』で「戦場の市民をみつめて〜山本美香さんのメッセージ〜」を観た。
こんな、日本人女性もいたのか、という思いで観た。
国と国との戦争なら、まだしも、シリア内戦で殺し合いをしているというのは、信じられないことだ。去年の3月から、今年の9月まで死者は約3万人になる。
アサド大統領はシリアのダマスカス大学医学部を卒業し軍医として働いた後、1992年に英国に留学している。そして、ロンドンのウェスタン眼科病院で研修している。何で眼科医を目指したかを聞かれて、血を見るのが嫌いだったからと答えている。
大統領という権力を手に入れるとこんなにも変わるものなのか。
8.8号の『ニューズウィーク日本版』の特集「シリア 地獄の内戦」から、
「国連安保理決議でシリアを追い詰めたいアメリカの思惑も入り交じる」
ロシアと中国が対シリア決議案に拒否権を行使したため、国連安全保障理事会は有効な解決策を打ち出せていない。
こうしている中で、今日、ネットで「シリア」を検索したら、「シリアで子供含む103人死亡」があった。毎日のように何百人と殺されているのだ。
山本美香さんのご冥福をお祈りします。