プライムニュース 「キッシンジャー氏語る トランプ政権の本性と シリア攻撃&米中会談」 2017年4月13日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】ヘンリー・A・キッシンジャー 元米国務長官 VTR出演)、岡本行夫(外交評論家)、片山さつき(自由民主党政調会長代理 参議院議員)
13日未明、ヘンリー・A・キッシンジャーのインタビューが行われた。
アメリカ・ニクソン政権で国家安全保障担当大統領補佐官、フォード政権では国務長官を務め、中国との国交正常化やベトナム和平に尽力したキッシンジャー氏。超大国の裏側と国際情勢の歴史を知り尽くした“外交の巨人”が約6年ぶりにプライムニュースに出演した。
90歳を超えてなお、アメリカ・共和党の外交政策に強い影響力をもつとされるキッシンジャー氏は、先の米中首脳会談やシリア攻撃、対北朝鮮など、トランプ政権の外交政策をどう見ているのか?現在の世界情勢をどのように分析し、今後のアメリカの進むべき針路をどう描いているのか?東アジア、そして日本の位置づけは?
提言 「これからの世界で日本に期待すること」
キッシンジャー 「BE CONFIDENT」(自信を持て)
すべての国にテクノロジーの進歩が関わっている。ある国が栄え、だんだんと衰退していく。私の日本とのつながりは1951年から始まっている。日本もそれから世界における役割も変わってきた。日本はこれだけのことが出来る国ということを示してきた。日本はこれからも自信を持ってください。同盟国に対しても自信を持って関係を築いてください。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d170413_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d170413_1
プライムニュース 「櫻井よしこ&森本敏が シリア攻撃で激変する 世界秩序を斬る」 2017年4月12日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】森本敏(元防衛相 拓殖大学総長)、櫻井よしこ(ジャーナリスト 国家基本問題研究所理事長)
シリア北部で化学兵器を使用したとみられるアサド政権の軍事基地に対し、ミサイル攻撃を行ったアメリカのトランプ政権。アサド政権を支援するロシアはアメリカを厳しく非難するなど、米露の対立が深まっている。今後、両大国の関係悪化は、先行きの見えない国際情勢にどのような影響を与えるのか。
一方、今回のシリア攻撃について、アメリカのティラーソン国務長官は北朝鮮を含む各国への警告であり、危険をもたらす場合は「対抗措置を取る可能性が高い」と明言。弾道ミサイル発射実験を繰り返し、6回目の核実験強行も囁かれる北朝鮮に対し、独自の軍事行動を取る可能性を示唆した。アメリカは朝鮮半島近海に主力空母群を派遣するなど、東アジアの緊張が高まっている。
反町理、「北朝鮮のレッドライン(越えてはならない一線)は何か?」
森本敏、「北朝鮮とシリアのこれからの対応は少し性格が違う。シリアは化学兵器を使うというレッドラインを越えたため実力行使した。北朝鮮の場合は核実験やミサイルは国連安保理決議があり、それを何度も違反しているのでそれがレッドラインだと言うなら何回も越えてしまっている。米国は北朝鮮についてまだレッドラインを示していない。米国は北朝鮮に手の内を見せていない。むしろ、手の内を見せないことのほうが効果がある」
櫻井よしこ、「米韓合同軍事演習で斬首作戦が行われている。シリアの事例を見ていて金正恩委員長のような立場にいる人は非常に警戒心が強く、自分の命を大事にする。偶発的なものがきっかけになって攻撃をかけてくるようなことがなきにしもあらず。その時にはソウル、日本も巻き込まれる危険性がある。北朝鮮のレッドラインはICBM(大陸間弾道ミサイル)が完成した時だろう」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d170412_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d170412_1
トランプのゴーストライター、良心の告白 2016年 WIRED.jp
これこそ、シュウォルツがつくり上げたトランプ神話だ。例えばその自伝には、「自分の直感を信じろ」というトランプの言葉とともに、ろくに下見もせず買収したホテルで何百万ドルも稼いだというエピソードが記されている。
http://wired.jp/special/2016/trumps-ghostwriter/
『ニューズウィーク』 2017年4月18日号
【特集】 シリア黙示録 トランプの戦争
化学兵器を使用したアサドにトランプがミサイルで「鉄槌」 アメリカのシリア爆撃で国際情勢はどう変わるのか。
http://www.newsweekjapan.jp/magazine/190307.php
4月18日号 ニューズウィーク 【特集】 シリア黙示録 トランプの戦争 より
シリアの反体制派支配地域で、神経ガスのサリンを使ったとみられる空爆があったのは今月4日のこと、子供を含む多くの市民が犠牲となった映像が、世界中を駆け巡った。
これに激憤したドナルド・トランプ米大統領は6日、空爆の拠点となったシリアのシャイラト空軍基地にミサイルを撃ち込むよう命じた。一見胸のすくような措置だが、その決断は大きな危険をはらんでいる。シリア情勢はこれまでもなく混沌としているからだ。
そのカオスぶりは、米軍事研究所(ISW)が先月末に発表したリポートに如実に表われている。それによると、「アルカイダがシリア北部で形成を立て直し、政府に対する大規模な戦闘を再開した」らしい。
最近は存在感が薄くなった国際テロ組織アルカイダだが、シリアで活躍するイスラム教スンニ派の武装組織と手を組み、バシャル・アサド大統領率いる政府に対する戦いを激化させているという。ただし「敵」はアサドだけではない。アサドを支配するヒズボラ(レバノンのイスラム武装組織)とイラン、ロシアも攻撃の対象だ。
アメリカはトランプの大統領就任以来、テロ組織ISIS(自称イスラム国)の討伐を掲げて、クルド人武装組織と共に作戦を遂行してきた。そのISISはアサド政権を打倒する側に回った。
バラク・オバマ前大統領は12年、シリア政府に対する化学兵器使用を「レッドライン(越えてはならない一線)とし、それを越えたらアメリカは軍事介入をするともおわせた。だが実際にはアサドが化学兵器を使っても、オバマは動かなかった。オバマにとって重要なのは核合意を結びたいイランの機嫌を損ねないこと、シリア内戦という泥沼になるべく関わらないことだった。
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トランプは行動を起こした。もちろん第三次大戦を始める気はないだろう。まずは化学兵器を使ったアサドを許せないと、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に理解を求める必要がある。
トランプの前任者は自ら引いたレッドラインから平気で逃げ出した。彼から「混乱」を引き継いだという、トランプの言い分は正しい。だが、トランプが引いたレッドラインが吉と出るか凶と出るかは全く分からない。
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どうでもいい、じじぃの日記。
4月7日、トランプさんは化学兵器を使ったアサドを許せないと、空爆の拠点となったシリアの空軍基地にミサイルを撃ち込んだ。
「トランプの前任者は自ら引いたレッドラインから平気で逃げ出した」
オバマさんは「熟慮的理性」の持ち主のようにみえ、トランプさんは「直観的理性」の持ち主のようにみえる。
トランプさんはシリアでの対応はよかったが、北朝鮮ではどんな対応をみせるのでしょうか。