ロベルト・コッホ - あのひと検索 SPYSEE
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Robert Koch - Anthrax, Tuberculosis, and Cholera 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zME7MSXapbw
「結核ってなに？」PV 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=3CWVA-1M6sk
ロベルト・コッホ ウィキペディア（Wikipedia）より
ロベルト・コッホ、またはハインリヒ・ヘルマン・ローベルト・コッホ（Heinrich Hermann Robert Koch）は、ドイツの医師、細菌学者。ルイ・パスツールとともに、「近代細菌学の開祖」とされる。
【経歴】
・1876年、炭疽菌の純粋培養に成功し、炭疽の病原体であることを証明した。このことによって細菌が動物の病原体であることを証明し、その証明指針であるコッホの原則を提唱した。
・1882年3月24日、結核菌を発見した。ヒトにおいて炭疽菌と同様に病原性の証明を行って、論文『結核の病因論』を著わし、ヒトにおいても細菌が病原体であることを証明した（後にこれを記念して、3月24日は世界結核デーと制定された）。
・1883年、インドにおいて、コレラ菌を発見。
・1890年、結核菌の培養上清からツベルクリン（結核菌ワクチン）を創製。当初は治療用に使用することが目的だったが、効果がなかったため、現在では診断用のみに用いられている。
・1905年、結核に関する研究の業績よりノーベル生理学・医学賞を受賞。
・ベルリン大学で教鞭をとり、彼の弟子として、破傷風菌を純粋培養し、ペスト菌を発見した北里柴三郎などを輩出した。
・1908年、北里に招かれ来日した。1910年、ドイツ南西部のバーデン＝バーデンで逝去した。
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『人類を変えた科学の大発見』 小谷太郎／著 中経の文庫 2010年発行
炭素菌と結核菌の発見 （一部抜粋しています）
食べ物の腐敗が細菌によって引き起こされることを、パスツールが証明しました。そうなると、家畜やヒトの病気も細菌が原因ではないかという疑いが起こってきます。「病気細菌説」です。実際、殺菌によって病気の予防効果があがる例も報告されます。
そしてまもなく、病気を引き起こす細菌が顕微鏡の下に見つかりました。最初に見つかったのは、家畜（と時にはヒト）に炭素病を引き起こす炭素菌です、ドイツの医学者ロベルト・コッホ（1843〜1910）は、病畜の血液中に泳ぐ炭素菌を見つけ、その汚染された血が健康な家畜に炭素病をもたらすことを確かめました。1870年ごろのことです。
炭素病は家畜から家畜へ、時にはヒトへ、強力な伝染力を示す、致死性の病気です。その殺傷力は、殺人の道具として使われたくらいです。
2001年、炭素菌の胞子を郵便でばらまくテロが米国で起き、5人が犠牲になりました。この犯人は炭素菌の研究者ブルース・エドワーズ・アイビンスだったと見られています。FBIは当初、そうとも知らずに、証拠の炭素菌の分析をアイビンスに依頼し、おかげで捜査は攪乱されました。やがてアイビンスの検査結果がおかしいことが判明し、追いつめられたアイビンスは逮捕の前に自殺しました。
炭素菌を発見したコッホは、次にもっと恐ろしい病気に取り組みます。結核です。
結核はもちろん現在では抗生物質によって完治する病気ですが、当時は何ヵ月も何年もかけて肺などの臓器をむしばむ死の病でした。コッホは講演の中で、当時の死亡原因の7分の１は結核によるものと述べています。
結核患者は徐々に悪化する病状と、それから病気に対する差別に苦しみました。結核にかかると、あるいはその疑いをかけられると、患者やその家族は、職を失ったり、近所や社会から孤立したりという目に遭（あ）ったのです。長く続く咳と熱は人々を恐怖させました。
1882年、ついにコッホは人類の敵というべき結核菌を発見しました。
炭素菌と結核という、当時恐怖の対象だった病気の病原菌が見つかり、病気細菌説は証明されました。病気は細菌によって起こる（ものもある）のです。
ついに医者たちは自分の戦ってきた相手が何なのか、そもそも戦う相手がいるのかどうか知りました。相手は悪魔でも神のたたりでもなく、（多くの場合は）微生物だったのです。
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こうして戦う相手、病原菌を見出した医学でしたが、だからといってただちにその相手に勝てるわけではありません、結核菌を発見したコッホも、結核の治療法はついに見つけられませんでした。そのことはコッホをかなりがっかりさせたようです。
病気との戦いに勝利をもたらすのは、予防接種と抗生物質なのですが、その発見まではまだ少々待たなければなりませんでした。また、病気を引き起こすウイルスの存在も研究者は学ばなければなりませんでした。
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ロベルト・コッホ Google 検索
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