じじぃの「人の死にざま_847_坂本・繁二郎」

坂本繁二郎 - あのひと検索 SPYSEE
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坂本繁二郎生家 動画 YouTube
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坂本繁二郎アトリエ探訪 動画 YouTube
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坂本繁二郎 「水より上る馬」 画像
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坂本繁二郎 「能面」 画像
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坂本繁二郎 「月」 画像
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坂本繁二郎 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
坂本繁二郎は、明治後期〜昭和期の洋画家である。
【来歴】
1882年(明治15年)、福岡県久留米市に生まれる。同じ年、同じ久留米に生まれた画家の青木繁がいる。
1921年(大正10年)に渡仏し、シャルル・ゲランに師事する。しかし、フランスに着いた坂本が魅せられたのは、名だたる巨匠たちの絵ではなく、その自然であった。かつて印象派を生み、育んだ明るい光と風に虜になった坂本は、その柔らかい色彩はより明るく、鮮やかさを増した。1923年(大正12年)の『ブルターニュ』は、物の形を単純化し、色彩を重ねることで表現され、写実を超えて見る者の想像力へ訴える画法へと進化を遂げた。坂本はこの画法を用いて肖像画にも挑み、同年の『帽子を持てる女』は優しくしかも強さをも秘めた存在感を持つ女性を描き、本場の画家たちから高く評価された。
第二次大戦後は梅原龍三郎安井曾太郎と並ぶ洋画会の巨匠と見なされるようになる。1954年(昭和29年)毎日美術賞、1956年(昭和31年)文化勲章を受章。1969年(昭和44年)87歳で没した。
坂本は代表作『水より上がる馬』をはじめとして馬の絵をよくしたが、第二次大戦後の柿、栗などの静物や能面をモチーフにした作品、最晩年の月を題材にした作品もそれぞれ独自の境地をひらいている。
【坂本と青木繁
坂本にとって青木は無二の親友であるとともに、終生その存在を意識せざるをえないライバルであったようだ。坂本の死後、遺品のなかからは青木が画学生時代に描いたスケッチ等の未発表作品60数点が発見された。坂本がこれら青木作品の存在を誰にも知らせず、数十年に亘って秘蔵していた理由は明らかでなく、さまざまな推定がなされている。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
坂本繁二郎(さかもとはんじろう) (1882-1969) 87歳で死亡。(一部抜粋しています)
「馬の坂本」で知られる洋画家坂本繁二郎は、大正13年パリから帰って以来、一度も東京へ出ようとはしなかった。昭和4年からは、福岡県八女のアトリエから動かなかった。
彼は80を越えても60代に見えるほど丈夫で、頭もしっかりし、画業への意欲も旺盛であったが、昭和42年10月21日の朝、突然小便が出なくなった。前立腺肥大によるものであった。
医者が来て導尿をしたあと、元気になった彼は客の谷口治達にいった。「いや、とんだ目に合いました。本当に死ぬるのではないかと思いました。死ぬるとなると、やりそこねている事が多くて残念だし、またこれっぽちの事で死ぬるのも馬鹿らしい気持だし。……」
しかし、これ以来症状は一進一退し、急速に老衰の度を深め、44年7月14日午後6時37分に死亡した。
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彼は生涯ほとんど「馬」「能面」「月」ばかり描いたが、しかし松本清張は、坂本と同郷の久留米に同年で生まれ同じく画家となったライバル青木繁が若き日描いた能面のスケッチ集を、坂本がひそかに所持しながら死ぬまで外部に出さなかった秘密について、辛辣無比の推理を展開している。

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