じじぃの「放射能汚染・果実・茶・きのこ・森林被害!基準値を超える農作物」

クローズアップ現代 「どう教える”放射線”」 (追加) 2011年10月11日 動画あり
学習指導要領の改訂により、来年度から中学校の理科で放射線に関する教育が31年ぶりに本格的に復活する。しかし教師のほとんどは指導経験が皆無の上、ベクレル、シーベルト、グレイなど放射性物質にまつわる単位を理解させるだけでも難しい。
福島第一原発の事故以来、溢れる放射線の情報の中から、正しい知識をいかに教えていくのか、教育現場では既に模索が始まっている。いたずらな不安や恐怖の原因となる“思い込み”を生まないように、実際に土壌の放射線測定実験に取り組む中学校や、ザリガニなど子どもに馴染みある生き物の観察授業を通して被曝とは何かを教える小学校など、放射線に関するより深い理解を促す授業を試みる教育現場を取材。動き始めた放射線教育の最前線を伝える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3105
福島原発放射能拡散シミュレーション結果1 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=L6ysi7GooD4&feature=related
お茶に含まれる放射性セシウム濃度の低減に向けた対応について 2011年6月29日 農林水産省
生葉、荒茶及び飲用茶における放射性セシウム濃度の変化及び茶樹の汚染メカニズムが明らかになった。
このうち汚染メカニズムについては、今回、生葉(新芽)から検出された放射性セシウムは、土壌中から吸収されたものではなく、古葉に付着したものが葉面から吸収され、新芽に移動したものと推定された。
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/tokusan/pdf/110704-01.pdf
もしも放射性物質がもれたらどうなるのですか? 原子力防災 Q&A
気体状の放射性物質が大気とともに雲のように流れる状態を放射性プルーム(放射性雲)と呼びます。
放射性プルームには放射性希ガスと放射性ヨウ素が含まれ、外部被ばく、内部被ばくの原因となります。
http://www.bousai.ne.jp/vis/box/qa/05.html
相馬市の露地栽培の原木ナメコから6400ベクレルの放射性セシウムを検出 2011年8月13日 SAVE CHILD
http://savechild.net/archives/7053.html
NHK 「かぶん」ブログ 「福島 野生きのこ採取・販売停止」 2011年09月15日 NHK科学文化部
福島県の山林で採れた野生のきのこから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが相次いで検出され、これからきのこ狩りのシーズンに入ることから、政府は福島県に対して会津地方の一部を除く43の市町村で野生のきのこを採ったり販売したりしないよう指示しました。
福島県では棚倉町で採れた「チチタケ」から国の暫定基準値の56倍にあたる1キロ当たり2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたのをはじめ、いわき市白河市など6つの市町村で採れた野生のきのこから国の基準を超える放射性セシウムが相次いで検出されています。これらのきのこは、いずれも生きた木の根から栄養を吸収して成長する菌根性きのこで、枯れ木や枯れ葉などから養分を吸収するきのこと比べると放射性セシウムを10倍程度吸収しやすいとされています。政府は今月6日に棚倉町古殿町に出荷停止などを指示していますが、野生のきのこは出荷の管理が難しいうえこれからきのこ狩りのシーズンに入ることから、福島県会津地方の一部を除く43の市町村に出荷停止の指示を拡大して、野生のきのこを採ったり販売したりしないよう求めることになりました。また、国の基準を大幅に超える放射性セシウムが検出された棚倉町いわき市にはあわせて摂取制限を指示し、野生のきのこを食べないよう求めています。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/95345.html
キノコは、放射性セシウムを濃縮しやすいですか? 2011/9/7 Yahoo!知恵袋
キノコをつくる菌の本体は菌糸である。これらは普段われわれの目に触れることはないが、倒木や土壌中に張り巡らされ、シロナガスクジラより大きな菌糸体もみつかっている。
地球上で最大の生物とも言われるゆえんである。この菌糸が、森林生態系での物質循環に重要な役割をはたしており、放射性セシウムの挙動にも影響を与えているらしい。
最近の研究によると、土壌中の放射性セシウムの30〜40%が菌類の菌糸に保持されている。また、菌糸の移動やキノコの発生に伴って放射性セシウムが移動し、土壌中での再分配が起こるという報告もある。
菌糸がセシウムを保持する能力を室内実験によって明らかにする試みもなされている。
筆者らも、放射性同位元素を用いた室内培養実験を進行中である。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1270482942
サイエンスZERO 「シリーズ原発事故(2)農作物の汚染を見極めろ」 2011年10月7日 NHK Eテレ
【ゲスト】東北大学電子光理学研究センター准教授 大槻勤 【コメンテーター】NHK解説委員 室山哲也 【司会】安めぐみ、山田賢治 【語り】土田大
原発事故以来、今も消えない食品の放射能汚染への不安。どうすれば汚染を減らすことができるのか、研究者たちの地道な調査が続けられています。福島では、実際に汚染された土壌で様々な種類の作物を栽培し、放射性物質が作物に吸収されやすい条件を見極める研究が始まっています。その結果、汚染されやすい作物や、注意が必要な土壌の条件が少しずつ明らかになってきました。食品の安全を守る研究の最前線に迫ります。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp362.html
どうでもいい、じじぃの日記。
10/7、NHK EテレサイエンスZERO』で「シリーズ原発事故(2)農作物の汚染を見極めろ」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きしている)
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山田さん、「今も暫定基準値を超える汚染された農作物があります」
暫定基準値超えの農作物 7月1日〜9月21日 農林水産省 まとめ
麦        1  小麦
野菜       0
果実       8  ビワ、イチジク、ユズ、クリ
豆類       0
イモ・茶類  26件 荒茶、生茶葉・製茶、なたね
きのこ等   22件 原木しいたけ、マツタケ
山田さん、「7月から9月にかけて『果実』や『お茶』などで1kg当たり500ベクトルを超える放射性物質が検出されました。そこには米や野菜とは全く違うメカニズムが働いていました」
埼玉県のお茶畑の景色が映像に出てきた。
先月、埼玉県産の一部のお茶から、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されました。福島第一原発から200km以上も離れている埼玉で、なぜ高濃度の汚染が起きたのでしょうか。
200km以上も離れているのになぜ?
日本列島の地図上に、風の向きが関東に流れている映像が出てきた。
福島原発事故発生後、大量の放射性セシウム原発から放出され、関東に広がりました。
この時、お茶の木には古い葉が茂っていました。飛んできた放射性セシウムは葉の表面に次々と付着します。お茶の葉はこの放射性セシウムを内部に吸収してしまいます。「葉面吸収」と呼ばれる現象です。さらに新芽が成長するときに、栄養分と共に放射性セシウムも送りこまれ、汚染が広がりました。そして事故当時、葉を茂らせていたことがお茶の汚染の原因だったのです。
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福島県の山の森林に調査に入った大学研究者たちの映像が出てきた。
放射性物質の植物への影響を調査している学習院大学理学部 村松康行教授です。
村松教授、「今、どれぐらいですか」
連れの調査の人、(放射能検知器を見て)「ぐっと上がりました。1.86マイクロシーベルトです」
山の森林は低地に比べて高く検出される傾向にあります。放射性物質は上空を「放射性プルーム」と呼ばれる霧のような状態で漂います。このプルームが山にぶつかることで放射性物質が森林に付着します。さらに山の木々がプルームを濃し取るような役割を果たし、より多く汚染されたのです。
今日の森林調査で村松さんが特に分析したいと思っているものがありました。落ち葉の中や木の根元に生えている野生のきのこです。分析してみると、きのこからは数千ベクレルの高濃度の放射性物質が見つかりました。なぜきのこはこれほど汚染されていたのでしょうか。
村松教授、「きのこには根は無く、中に菌糸というカビのようなものが広がっている。これを取っていくとマット状に白いもの(菌糸)が広がっているのが見える」
汚染の原因はその地下に広がる菌糸にありました。菌糸の移動やきのこの発生に伴って放射性セシウムが移動し、土壌中で再分配が起きていたのです。
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じじぃの感想
豊かな恵みを与えてくれる森林が痛んでいる。
どうしてくれるんじゃ!