じじぃの「人の死にざま_589_シェーンベルグ」

アルノルト・シェーンベルク - あのひと検索 SPYSEE
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Verklarte Nacht, Op.4, IV Adagio 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=17Obe-VNork&feature=fvwrel
Arnold Schoenberg: Piano Concerto op. 42 (Excerpt) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=A-fyWc6Mpd8&feature=related
アルノルト・シェーンベルク フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
アルノルト・シェーンベルクオーストリアの作曲家。調性を脱し無調音楽に入り12音技法を創始したことで知られる。
【経歴と音楽】
父シャームエル・シェーンベルクは代々ハンガリーユダヤ人で、靴屋を営んでいた。母パウリーネ・ナーホトもプラハ出身のユダヤ人。
ウィーンにて生誕。初めはウィーン人らしくカトリックキリスト教徒として育てられる。
1908年、弦楽四重奏曲第2番(1907〜1908)のソプラノ独唱付きの終楽章と、歌曲集『架空庭園の書』(1908〜9)で初めて完全な無調に到達した、とされることも多い。 1909年に書かれた『3つのピアノ曲』Op.11や『5つの管弦楽のための小品』Op.16、モノドラマ『期待』Op.17では、多少調性の香りを残していたが、無調の様々な可能性が試みれられた。『6つの小さなピアノ曲』Op.19(1911)で、調性をほぼ完全に放棄するに至った、とする見解もある。これらの実験から傑作歌曲集『月に憑かれたピエロ』(ピエロ・リュネール)が生まれる。
1910年代後半、シェーンベルクは未完に終わった大作『ヤコブの梯子』に挑む。同じ頃、弟子のベルクは歌劇『ヴォツェック』Op.7を完成する。シェーンベルクらと始めた無調主義による傑作オペラの登場である。無調主義が次第に市民権を持ちはじめると共に、無調という方法に、調性に代わる方法論の確立の必要性を考えるようになっていった。それが12音音楽であった。
この手法でシェーンベルクが最初に書いたのが、全曲12音技法で書かれた『ピアノ組曲』op.25(1921年〜1923年)の「プレリュード」(1921年7月完成)である。作品番号では『5つのピアノ曲』op.23(1920年〜1923年)が先立っているが、12音技法による第5曲「ワルツ」は1923年2月の完成とされている。ヴェーベルン1924年、『子どものための小品』の中で12音音列を使った作品を書き、ベルクもすぐにその技法を部分的にとり入れた。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツから逃れてアメリカに移住する。移住後も南カリフォルニア大学(USC)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて教育活動を精力的に行い、弟子にはジョン・ケージルー・ハリソンなど、アメリカ現代音楽を代表する作曲家も含まれる。
1951年7月13日、喘息発作の為、ロサンゼルスにて他界。77歳。故郷ウィーン中央墓地の32C区に葬られており、墓石は直方体を斜めに傾けた個性的な形状である。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
シェーンベルグ (1874-1951) 77歳で死亡。 (一部抜粋しています)
「12音技法」を創案して20世紀音楽の歴史に決定的な影響を与えたオーストリアの作曲家アルノルト・シェーンベルクは、ナチスに追われてアメリカに亡命し、カリフォルニアのハリウッドに住んだが、13という数を異常に恐怖していた。
かねてから心臓が悪く、自分はきっと13日に死ぬだろうと信じ、毎月13日が来ると不安におびえ、13緋の夜は妻のゲルトルートがそばに坐って手を握っていてやらなくてはならないほどであった。
近くに棲んでいた文豪トーマス・マン夫人カーチャによれば、1951年7月13日の夜、シェーンベルグ夫妻は、いつものように2人でじっと坐っていた。そして時計が午前零時になったので、シェーンベルグは安心して2階の寝室に上っていった。
妻のゲルトルートは台所にいって睡眠用の飲物を作り、しばらくして寝室に上ってみると、シェーンベルグは倒れて死んでいた。
ゲルトルートはびっくりして寝室の時計を見た。すると、その時計はまだ零時になっていなかった。階下の時計は何分か進んでいたのである。

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