じじぃの「リウマチ・遺伝子で骨を治す・最新治療!みんなの家庭の医学」

ヒュミラ®情報ネット
ヒュミラは,「関節リウマチ」「乾癬」「クローン病」「強直性脊椎炎」「若年性特発性関節炎」の治療に用いられる新しい薬剤です。
http://www.e-humira.jp/
慶應義塾大学医学部内科学 リウマチ研究室
http://keio-rheum.jp/
リウマチとは?膠原病とは?
http://www.hosp.go.jp/~sokayama/clinic/ryumachi/chi-1.html
解説 | 平成16年度リウマチアレルギーシンポジウムQ&A 動画配信 | 医療と健康のシンポジウム
http://www.sympo.jp/faq2/movie/300k/2-pd-07.html
NHKスペシャル 「シリーズ人体〜神秘の巨大ネットワーク〜」 (追加) 2017年9月30日
【MC】タモリ山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長)
人体は巨大なネットワーク、ANPやEPO、TNF-αやレプチンはメッセージ物質である!
衝撃の映像は腸の中でみられた、腸にある絨毛という部分にフォーカスすると、腸の細胞1つを捉え、その中がキラキラと輝いていた。この後起きた変化は腸の細胞からミクロの物質が噴き出した。
●免疫の大暴走を撃退! TNF-αの信号制御で関節リウマチ最新治療
関節の中で免疫細胞が盛んにメッセージ物質を出している。TNF-αというメッセージ物質で、これを免疫細胞が受け取り、臨戦態勢となる。さらに警告メッセージを拡散していく。
関節内の免疫細胞が居もしない敵を知らせるアラート(メッセージ物質:TNF-α)を発し続け、自分で自分の関節を敵と勘違いし攻撃し続けて破骨細胞が骨を破壊するのです。
清水絵美さんの人生が変わったのは4年前の新薬の開発(生物学的製剤)によってでした。
東京医科歯科大学生涯免疫難病学講座教授の森雅亮先生によれば、TNF-αにくっついて誤ったメッセージ物質をブロックする働きの新薬によってリウマチの進行を止められるようになるそうです。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=11651
あさイチ 特集「30代・40代から要注意! 関節リウマチ」 2013年11月11日 NHK
【司会】井ノ原快彦、有働由美子 【ゲスト】内藤剛志室井佑月 【専門家ゲスト】宮坂信之(東京医科歯科大学 名誉教授) 【リポーター】中谷文彦
現在、リュウマチは生物学的製剤を使用することで進行を止めたり、改善することができるようになった。
炎症性サイトカインを抑えるために開発されたリュウマチの進行を劇的に食い止めることができる「生物学的製剤」。以前は病院で点滴での投薬でしたが、今は、自分で注射をする自己注射が主流になってきた。
「生物学的製剤」として、レミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジアが日本国内で発売されている。
膠原病リウマチ痛風センターの山中寿教授は、最新の医療機器の関節リウマチ用超音波診断装置で検査を行い、早期でリウマチと診断することができた。超音波に加えて最新の血液検査(抗CCP抗体)も行い、以前よりも高い精度でリウマチかどうか診断できる。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/11/01.html
ためしてガッテン 「関節が痛む人必見! 知らぬ間にリウマチ治療が大進化」 2012年12月12日 NHK
【司会】立川志の輔小野文惠アナウンサー 【ゲスト】和田アキ子、大和田獏、山瀬まみ 【専門家ゲスト】山中寿(東京女子医科大学教授)、林正春(リハビリテーション 中伊豆温泉病院作業療法士
■カギは「サイトカインの嵐」
関節リウマチはなぜ起こるのか?
私たちの体を守る免疫が大きく関わっています。ウイルスや細菌が侵入すると、免疫細胞が「外敵」と判断、「サイトカイン」という物質を放出します。
サイトカインは、他の免疫細胞を呼び寄せる、いわば「伝令役」。
サイトカインの知らせを受けた免疫細胞が、敵を撃退することで、私たちの体は健康に保たれています。
ところが、関節リウマチになると、なぜか、免疫細胞が誤って、自分の関節を敵と判断。サイトカインを放出し、関節を攻撃してしまいます。
こうして起こるのが、関節を包む滑膜の炎症「滑膜炎」。
ウイルスや細菌と違い、攻撃を受けても関節はもちろんなくなることはありません。
すると、免疫細胞は攻撃をさらに強めようとサイトカインを急増させます。いわば「サイトカインの嵐」状態。
こうなると、攻撃は骨にまで及び、骨が破壊されてしまいます。
この「サイトカインの嵐」は、発症から6ヵ月くらいたった頃に起こると考えられています。
■生物学的製剤
新しい治療薬・・・インシュリン注射のように使う注射液(ヒュミラ®など)
病気を進めるサイトカインの働きを抑えるもので、月に1〜2回程度、点滴や皮下注射で投与しまいます。
病気が進むとサイトカインの量・種類が急増してしまうため、その前(発症から6ヵ月までが目安)に投薬を始めることが大切。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121212.html
関節リウマチ発症に関わる9つの新規遺伝子領域を発見 2012年3月26日 理化学研究所
関節リウマチの治療法の効果は患者によって異なり、治療が十分に効かない場合もあります。それは、遺伝因子と環境因子の組み合わせが個々の患者で異なるためと考えられています。今回、明らかになった遺伝子を狙って抑えることで、個人に合った副作用の少ない効果的な治療法の開発につながることが期待できます。
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2012/120326_3/index.html
みんなの家庭の医学 2011年3月8日 テレビ朝日
【司会】ビートたけし 【ゲスト】藤田弓子坂口良子、アグネスチャン、ガダルカナルタカほしのあき、ガレッジセール 【専門家ゲスト】慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授 竹内勤
【後半部】遺伝子で骨を治す!

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3/8、テレビ朝日みんなの家庭の医学』の番組で「遺伝子で骨を治す!」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
【後半部】
たけしさん、「ある時から痛いし、気が付くんじゃないの」
アグネスさん、「でも絶対歳(とし)とったから関節痛になるのかなって。しょうがないかなと思っちゃうんですね」
藤田さん、「運動不足とか」
たけしさん、「先生をお呼びして聞いてみましょう」
慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授の竹内勤先生が解説する。
先生、「早期に気付かない理由はちょっとした怪我や普通しない動作をしたため関節に痛みが出たと思ってしまっていて、こういう重大な病気とは思わずにやり過ごしている方が多いです」
坂口さん、「じょじょに曲がっていくのか。それとも一気に曲がってしまうものなのですか?」
先生、「最初は関節の痛みだけで、変形は目立たない。数年した後で変形するため、気付いたときは関節が壊れている」
ほしのさん、「お年寄りの病気と思ってしまうんですけど、若い人でも発症するんですか?」
先生、「私の診察した方で13歳で発症したケースがあります」
世代別の関節リウマチ診断率 「2010年リウマチ白書」より
20代   12.4%
40代   24.7%
60代   10.8%
先生、(グラフを見て)「多くは40代、50代の働きざかりの世代。しかも女性に多いです」
竹内先生から分かりやすく関節リウマチを解説していただきます。
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アグネスさん、「一回変形してしまった指は元に戻らないの?」
先生、「基本的には元に戻せないが、人工関節らを使って回復することはできます。関節を変形させないために早期発見・治療が重要です」
藤田さん、「発症するのは指の関節が多いんですか?」
関節リウマチで障害される関節の部位
1  手の指      91%
2  手首      78%
3  肩        65%
4  ひざ       64%
5  頸椎・足首   50%
6  足の指     43%
7  ひじ       38%
8  股(関節)    17%
9  あご       8%
先生、「一番多いのは手の指で90%ぐらいです」
たけしさん、「あごってのはスゴイな!」
アグネスさん、「どうして自分を攻撃してしまうんですか?」
先生、「免疫細胞が自分自身の細胞を攻撃してしまう。体質を持った方が(関節リウマチ)なりやすいということは分かっていますが、どうしてなのかは様々な原因があります。遺伝が3割、環境が7割といわれています。環境は免疫が活性化される環境なので感染症にかかるとか、怪我をするとかでなりやすい。女性の場合は妊娠して出産さんとか、肉体的なストレスも1つです」
ほしのさん、「何で女性がなりやすいんですか?」
先生、「女性ホルモンの何らかの変化が免疫異常を引き起こすと考えられています」
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関節リウマチの治療方法とは?
もし関節リウマチを発症してしまったら、どんな治療を行うのでしょうか。それは薬による治療です。
全国に約4300名いるリウマチ専門医が投薬による効果的な治療を行っています。そんな中、竹内先生は世界中から注目を集める最新治療を行っているのです。
東京の信濃町にある慶應義塾大学病院が映像に出てきた。
病院内で竹内先生が最新治療を行っている「リウマチ内科」には毎日100人近い患者さんが訪れます。
山本由紀子さん(56歳)。彼女が竹内先生と出会ったのは8年前。重度の関節リウマチのせいで立つこともできず車椅子で運び込まれました。
山本さん、「ボゴボゴの手にだんだんなっていっちゃう。それがすごく早いんですよ」
実は山本さんは42歳で発病し、5年間は別の病院で薬による治療を受けていました。しかし様々なリウマチの治療薬はあるが、体質により効きめに個人差が大きいのが特徴。そのため、いくつかある薬を順番に試してみる方法しかありませんでした。リウマチ薬の効果が分かるまで最低3ヵ月は飲み続けなければならない。最適なものが見つからず、その間にも症状が悪化し指が変形していったのです。そして竹内先生の所を訪れた時には手の指だけではなく、肩、ひじ、ひざ、足首、そしてあごに至るまで全身のほとんどの骨がリウマチに侵されていました。
そんな山本さんに先生が初診時にかけてくれた言葉が忘れられないといいます。
「僕と一緒に頑張りましょうね。必ず治してあげますから」
これまで3000人以上の治療実績から、山本さんの症状に最適な薬を選択して投与しました。
すると、炎症反応検査で初診は7.3(正常値の20倍以上) → 1年後0.1と正常な値に炎症を完全に抑え込み、骨の破壊を食い止めたのです。
山本さん、「こうやって立てるでしょう」
今まで出来なかった普通の生活を取り戻したのです。例え、治療が遅れた患者さんでも最適な薬さえ見つかれば、症状の進行を止め痛みのない生活を送ることができる。
そこで先生は今、さらなる効果的な治療法を研究しています。
先生、「遺伝子発見パターンを使って、薬の有効性を予測するという研究をしています」
それは今まで長時間かかっていた患者さんの最適な薬探しを遺伝子を調べることで瞬時に行うという夢のような研究です。
先生が行っていたのは100人の患者さんたちの血液から、病と遺伝子の関係を徹底的に調べること。関節リウマチに関わっているとされる遺伝子は300もありこれを100人分、つまり3万もの遺伝子を調べどの遺伝子が患者さんの症状や薬の効きめに影響しているのかを調べていったのです。
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藤田さん、「この治療は先生のところだけですか」
先生、「全国で10施設ほどで行われています」
ほしのさん、「でも先生、やっぱり高い?」
先生、「遺伝子パターンを調べるのに遺伝子チップというのを使い、1回10万円(保険適用外)かかります。そして今の最新治療は3割負担で年間約50万円かかります。問題はコストがかかり、最新治療を受けられる人と受けられない人がいることです」
じじぃの感想
ほとんどの難病といわれる病気が免疫異常から起きている。
そして免疫異常は遺伝子治療と関わっている。
お金のない人でも、遺伝子治療が受けられますように。