じじぃの「ゴキブリちゃんの詩!ゴキブリ大全」

ゴキブリの歌(歌つき) Cockroach's song(With song) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Xhf1ypmYXu4
ゴキブリの大群 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UXmqnAHa4Vs
バンダイが新発売するゴキブリのおもちゃを大量に動かしてみた 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=F0xuYNlGfrs&feature=related
ゴキブリ フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ゴキブリは、昆虫綱ゴキブリ目(Blattodea)のうちシロアリ以外のものの総称。シロアリは系統的にはゴキブリ目に含まれるが、「ゴキブリ」に含められることはなく、伝統的には別目としてきた。なお、カマキリ目と合わせて網翅目(Dictyoptera)を置き、Blattodeaをその下のゴキブリ亜目とすることがあるが、その場合、ゴキブリとはゴキブリ亜目(のうちシロアリ以外)となる。
長い触角、扁平な楕円形の体、発達した脚などを特徴とする。種によっては漢方に用いられているものも存在する。
【人とゴキブリ】
ゴキブリは、体内に共生する微生物により、タンパク質などのアミノ酸体窒素に非常に乏しい食環境で生活できる。残飯や動植物遺骸は勿論、人間の垢や毛髪、和紙や油まで食べる。このような高い雑食性に支えられた食環境の厳しさへの耐久性が、根絶を困難にする要因の一つとして挙げられる。
ほぼ全世界で食用・薬用として用いられ、国によっては養殖も盛んである。清潔な環境下で育成すれば臭みも少なく、種類によっては可食部も大きい。調理法は食人口の多さから極めて多岐にわたるが、東アジアでは油揚げが一般的である。ただしこれは食用種や野生種の話であり、一般家庭の台所などから見つかる個体は有害物質の生物濃縮が進んでいる危険性が高く、食用するのは不適切である。
民間療法では地域ごとに様々な効能が謳われているが(無論、迷信が殆どである)、牛馬の骨折や捻挫に湿布として用いることは広域で行われて来た。有効成分は各種脂肪酸であると推測され、臨床例ではサツマゴキブリの遊離脂肪酸から溶血作用が報告されている。また、これらの薬効は日本の薬局方では認められていないが、シナゴキブリの乾燥品は漢方薬「シャチュウ」として入手が容易である。
ゴキブリはその体構造が原始的・平均的であるため実験動物としても利用されており、アメリカ合衆国などには専門の業者がいて珍種などを販売している。中でもワモンゴキブリが評価が高い。エヴァンズはその利点として飼いやすいことを挙げ、何しろ最初から実験室に住んでいるからと述べている。
メキシコ民謡の「ラ・クカラチャ」とはスペイン語でゴキブリのことだが、この歌が指すゴキブリとは人のことであると言われている。

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『ゴキブリ大全』 デヴィッド・ジョージ ゴードン/著、松浦俊輔/翻訳 青土社 1999年発行
 家を走り回るゴキブリちゃん
 鼠のように静かなゴキブリちゃん
 どこにでもかさこそ現れる
 家の食いものは全部やられる
 ある日のこと、なんだよ、おい
 どこかで何かが焼けるにおい
 うまそうなパンケーキじゃないか
 ゆっくり膨れてるじゃないか
 ゴキブリは喜んでスキップ
 うっかりしてスリップ
 熱いたねの中へ落ちてしまった
 燃えてレーズンになっちまった
    ハワード・「ルーイ・ブルーイ」・アームストロング「『ラ・クカラチャ』に捧げる抒情詩」より。
ゴキブリを制圧できるか (一部抜粋しています)
ゴキブリが倒れて死んでいる時、なぜいつも仰向けなのか。真実を明らかにする新聞のコラム「内緒の話」の著者セシル・アダムスが最初に出したこの疑問には、よく考えて詳しく答えるに値する。アダムスによると、仰向けで死んでいる理由の一つは、ゴキブリが壁を登っている最中に心臓麻痺に襲われるのではないかというものだ。
「ゴキブリがなぜか死んで地面に向かって落ちるところを想像してみればいい」と、彼はあるコラムに書いている。ゴキブリの体−−「背中あるいは翅のある側は平坦で、全部あるいは足のある側はでこぼこ」−−は、ちゃんと空気力学にそって、死んだ昆虫は仰向けになることが多いのだろう。
また、問題のゴキブリは効き目が強い神経毒を食べた後、死んだのかもしれない。この神経毒によってゴキブリは「ぴくぴく動きまくって」、うっかり仰向けにひっくり返り、そこでただ「どうしようもなくじたばたして、死を迎える」のだとアダムスは説明している。
3つ目の案としては、ゴキブリは干からびて腹這いになって死んだのかもしれない。空洞の殻にすぎない市街は、そよ風に吹かれて簡単に仰向けにひっくり返るだろう。
昆虫学者マイケル・ラストにも、この3つの可能性はもっともらしく思えたが、彼はすぐに、ゴキブリが心臓麻痺を起こすはずがないと補足している。また、ゴキブリはいつも仰向けに死ぬわけではないとも注意している。硝酸や毒入りの囮でしばしば引き起こされる時のようにゆっくりと死ぬ時は、傷ついた虫は隠れ場所に這戻って最後に、生きているような腹這いの姿勢を取ることがある。もちらん、この姿勢で死んだゴキブリの死骸を見つけることは少ないだろう。
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ターミネーターなみの強さとマルサなみのしっこさを持った生物に、小さくて、しばしば無駄になる爆弾を投下することになぜ悩むのか。きっぱり退治するほうがいいのではないか。手にしているものすべてを投入して、ちゃんと制御された核攻撃をすればいいのではないか。
従来の知恵では、この必死の努力さえ地球上の全種類のゴキブリを滅ぼすことはできないかもしれないということになる。研究所の実験結果から得られたデータは、ゴキブリはかなりの規模の核爆発に耐えることができるだろうという考えを裏づけている。
生物が耐えることができる放射能の基本単位は、放射線量あるいはラド−−放射能の別の単位レントゲンにほぼ等しい−−である。およそ300ラドの放射線量を吸収した人間は、細胞レベルでいくらか損傷を受けるだろう。もっと高い量(400から1000ラド)を2、3週間以上かけて受ければ死にいたることになる。
コクラン博士とロス博士が1960年代初期に進めた実験によって、チャバネゴキブリの成虫と幼虫は6400ラドの放射線量を生き抜くことができることが明らかになった。これらの実験例のうちのいくつかは、もっと高い放射線量にさえ耐えることができ、35日かけて9600ラドを照射されてから死んだ。そのような放射能に対する高い耐性があれば、ゴキブリは広島の原爆−−爆心地から約20キロのところにいた人が総計約1200ラドの放射線量をあびた爆発−−を生き抜くことができただろう。
それを聞けば、わずかの宿命論者はゴキブリや、昆虫がいつか地球を引き継ぐと考えて元気になり、喜ぶだろう。もっとも、広島の荒廃は15キロトンの爆弾−−現在の1メガトンの爆弾の66分の1の破壊力の爆弾−−によって起こされたというとがっかりするかもしれない。この新しい爆弾でさえ、相対的な規模で見れば取るに足らないものと考えられている。アメリカの核兵器庫には現在、9メガトンの爆弾がいくつもある。1961年に旧ソビエト連邦が行った最大級の核兵器実験は、58メガトンの爆発力があった。どんなにしっかりと身を守ったゴキブリでさえも、そのような強力な爆発によって生じた放射能に耐えることはできそうもない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、東金図書館から、『ゴキブリ大全』を借りてきた。
「大全」と言うだけあってゴキブリのことが生物学から解剖図、駆除の仕方まであらゆることが書かれている。
この本には「ゴキブリちゃん」の詩まで載っている。
ゴキブリほど嫌われている生物がいるのだろうか。
小林一茶の句に「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」というのがある。
ときどき、この句を思いだしては、部屋に入り込んだ蜂やハエを追っ払って外に出してやるが、ゴキブリに関しては新聞紙を丸めてぶちのめすことしか考えないから不思議だ。
この間、台所でゴキブリが仰向けになってばたばたやっていた。
セミもときどき仰向けになってばたばたやっているのを見るが、ゴキブリも同じような体躯なのだろうか。
この本にはゴキブリを全滅させる方法まで書いている。
「ゴキブリはかなりの規模の核爆発に耐えることができるだろう」
「1961年に旧ソビエト連邦が行った最大級の核兵器実験は、58メガトンの爆発力があった。どんなにしっかりと身を守ったゴキブリでさえも、そのような強力な爆発によって生じた放射能に耐えることはできそうもない」
世界中からゴキブリを全滅させようとすると、全生物がこの地球からいなくなる日なのだそうだ。
それでも、もし、生きている生物があったらゴキブリかもしれないとか、わけの分からないことが書かれている。