じじぃの「人の死にざま_405_小林・一茶」

小林一茶 - あのひと検索　SPYSEE
http://spysee.jp/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E8%8C%B6/26512/
一茶記念館｜信州・信濃町　動画　YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=yrY1Qg0uOMM
子供の暗唱　一茶の俳句　動画　YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=rj6bloQbNUE&NR=1
荒凡夫に生きる
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=34354
小林一茶　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』　（一部抜粋しています）
小林一茶は、江戸時代を代表する俳諧師の一人。本名を小林弥太郎。
【経歴】
信濃北部の北国街道柏原宿（現長野県上水内郡信濃町大字柏原）の貧農の長男として生を受ける。3歳の時に生母を失い、8歳で継母を迎える。継母に馴染めず江戸へ奉公に出、25歳のとき二六庵小林竹阿に師事して俳諧を学ぶ（論拠不詳であるが、藤沢周平著『一茶』では小林竹阿には実際あったこともなく弟子というのは一茶の詐称との記述がある）。
29歳の時、故郷に帰り、翌年より36歳の年まで俳諧の修行のため近畿・四国・九州を歴遊する。39歳のとき再び帰省。病気の父を看病したが1ヶ月ほど後に死去、以後遺産相続の件で継母と12年間争う。一茶は再び江戸に戻り俳諧の宗匠を務めつつ遺産相続権を主張し続けた。
50歳で再度故郷に帰り、その2年後28歳の妻きくを娶り、3男1女をもうけるが何れも幼くして亡くなっていて、特に一番上の子供は生後数週間で亡くなった。きくも痛風がもとで37歳の生涯を閉じた。2番目の妻（田中雪）を迎えるも老齢の夫に嫌気がさしたのか半年で離婚。3番目の妻やをとの間に1女・やたをもうける（やたは一茶の死後に産まれ、父親の顔を見ることなく成長し、一茶の血脈を後世に伝えた。1873年に46歳で没）。
文政10年閏6月1日（1827年7月24日）、柏原宿を襲う大火に遭い、母屋を失い、焼け残った土蔵で生活をするようになった。そしてその年の11月19日その土蔵の中で65歳の生涯を閉じた。
【代表句集】
・おらが春
・文化句帳

- - - - -

『人間臨終図巻上巻』 山田風太郎著　徳間書店
小林一茶（こばやしいっさ）　（1763-1828）　65歳で死亡。　（一部抜粋しています）
15歳で江戸に奉公に出され、49歳で故郷信州柏原に帰ってきた一茶は、俳句の世界から外に出れば、金銭的にも性欲にも、エゴイズムと強欲の化身であった。
　古郷（ふるさと）やよるもさはるも茨（ばら）の花
と詠（よ）みながら、35年間彼が故郷を捨てていたあいだ働きつづけた腹ちがいの弟の財産を半分とりあげ、文化11年52ではじめて妻を迎えると、常人には彼の露悪癖の現れではないかと疑われるような記録を残す。
その文化13年１月の日記。
「十五（日）晴。三交。
　十六　　晴。　三交。
　十七　　晴。　夜三交。
　十八　　晴。　夜三交。
　十九　　晴。　三交。
　二十　　晴。　三交。
　二一　　晴。　四交」
半生の苦労のために彼は40歳で白髪になり、50歳までに歯はすべて抜け落ち、結婚後も、癰（よう）、瘧（おこり）、疝気（せんき）、疥癬（かいせん）などを相ついで患いながらこの獅子奮迅ぶりである。
　雀の子そこのけそこのけ一茶が通る
あかん坊は次々に生まれたが、次々に死んだ。
　　　　　・
一茶は60歳になっていた。
すでに彼は57歳の秋、千曲川沿いの雪道でころび、そのひょうしに中風を発していちじ半身不随、原語生涯を起こしている。
　夜の雪しんしん耳は蝉の声
高血圧のために、彼は耳鳴り症状に悩まされていたのである。
それなのに彼は62歳で再婚し、離婚し、そのあと善光寺の門人の家でまた中風を起こした。
彼みずから書く。
「ふと舌廻らぬ病の起りて、みな手まねして湯水を乞いつつ、さながら唖（おし）のありさまなり」
にもかかわらず、彼は63歳で3度目の妻を迎える。
翌文政10年9月、不自由の身体を駕籠（かご）に託してあちこち菊見に出かけ、11月8日に帰宅したが、19日から気分が悪くなり、その日の午後5時ごろに亡くなった。3度目の発作を起こしたのである。
そのとき妻は懐胎中で、一茶としては5人目の子供は、彼の死後に生まれた。大変な中風人間である。
柏原の野山にはすでに雪が深かったろう。
　これがまあつひの栖（すみか）か雪五尺

- - - - -

小林一茶　Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=W4WuTOa_C4GCvgPmgZWFBw&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCgQsAQwAA&q=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E8%8C%B6%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbs=isch:1