じじぃの「パーキンソン病と闘う!医療の現場」

サイエンスZERO 『オートファジー』解説 (大隅良典&水島 昇) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CBBrOPZ1pxI
チョイス 「知っておきたい パーキンソン病」 (追加) 2016年5月7日 NHK Eテレ
【司会】八嶋智人大和田美帆 【専門家】村田美穂(国立精神・神経研究センター病院院長)
パーキンソン病の薬は主にふたつあります。
「L-ドパ」は脳内でドパミンに変化します。効き目が早く強いという特徴がありますが、ウェアリング・オフや不随意運動という現象がおきやすいです。
「ウェアリング・オフ現象」とは、病気の進行が進むと薬が効く時間が短くなってしまい、それまでと同じように飲んでいたのでは、効かない時間「オフ状態」が出てくることです。
http://www.nhk.or.jp/kenko/choice/archives/2016/05/0507.html
サイエンスZERO 「長寿のカギ!? 細胞内のリサイクル“オートファジー”」 2015年9月13日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫 【ゲスト】大隅良典 (東京工業大学特任教授)、水島昇 (東京大学医学部教授)
ノーベル賞の登竜門と言われるガードナー国際賞を今年受賞した東京工業大学大隅良典さんをスタジオに迎え、オートファジーに迫る。
細胞の「自食作用」とも呼ばれるこのメカニズムは、生命活動を支える最も基礎となる仕組みで、さらに最近、パーキンソン病などの神経疾患とも関係があることが明らかになってきた。
パーキンソン病の原因因子であるParkinが、膜電位の低下したミトコンドリアに局在し、マイトファジーを引き起こすことが明らかになった。不良ミトコンドリアの蓄積は、酸化ストレスや神経脱落を引き起こすため、マイトファジー不全がパーキンソン病の病態形成の一因として考えられている。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp517.html
OOD PROFESSOR(グッドプロフェッサー) 水澤 英洋 教授 東京医科歯科大学 大学院 医歯学総合研究科
水澤英洋先生は神経内科が専門の医師である。神経内科とは、基本的に神経系の病気を扱う診療学科だが、この「神経系」の範囲が広い。脳や脊髄・末梢神経・筋肉、さらに自律神経までを対象とする。通常扱う病気の種類だけで約300種類以上だという。具体的には、脳の血管が詰まる脳梗塞脳出血パーキンソン病アルツハイマー認知症(痴呆症)などがある。
http://www.wasedajuku.com/wasemaga/good-professor/2005/09/post_161.html
東京都神経研: パーキンソン病
パーキンソン病の症状が現れる原因の大部分は脳の線条体にあるドパミンという神経伝達物質が欠乏するためと考えられています。ドパミンが欠乏するのは線条体ドパミンを運んでいるドパミン神経がこわれて減ってしまうためです。ドパミン神経は中脳の黒質という部位でドパミンを作り、それを線条体に送っていますが、この病気のヒトではその数が大幅に減っています。
http://www.tmin.ac.jp/medical/01/parkinson2.html
カスペ! 独占密着!真実の高島ファミリー『忠夫さん、死ぬまで一緒やで』〜寿美花代 献身愛で闘う夫の病〜 2013年6月11日 フジテレビ
【出演】寿美花代高島忠夫高嶋政伸高嶋政宏藤井隆広、フリオ・イグレシアス、その他
“日本一有名な芸能一家”高島ファミリー。一家の主、高島忠夫がテレビの表舞台から姿を消して5年…その自宅にカメラが入った。いったい何があったのか。献身的に夫を支える元宝塚歌劇団のトップスターである妻、寿美花代の思いを通じて、いますべてが明らかになる!そして、夫婦として「死ぬまでにやりたかったこと」…それは忠夫の夢。寿美花代は、ある賭けに出た。“最後になるかもしれない”家族旅行へ…。
忠夫が患ったのはうつ病だけではなかった。糖尿病、心臓病、足腰の弱り…誰もが年を取ればかかるような病気に次々と襲われていたのだ。3年前には不整脈から心臓ペースメーカー手術も行っていたという忠夫。さらに、パーキンソン症候群も発症している。妻の寿美は、うつ病の発症からかれこれ15年もの間、夫の病と闘ってきたことになる。計り知れない苦難とどう向き合ってきたのか。そして、自身はいつまでも美しく元気であり続けてきたことの秘訣はどこにあるのか。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/130611-239.html
鳥越俊太郎 医療の現場!「パーキンソン病〜不治の病と闘う〜」 7月10日放送 BS朝日
【司会】鳥越俊太郎 【アシスタント】野村真季 【ゲスト】水澤英洋 (東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科医学部 脳神経病態学 教授)
日本全国に約12万6000人いるパーキンソン病患者。
元プロボクサーのモハメド・アリや映画俳優のマイケル・Jフォックスもこの病と闘っています。
原因は脳の神経伝達物質ドパミンの減少ですが、その根本治療は未だに見つかっていないません。
番組では、この不治の病「パーキンソン病」と闘う61歳の男性に密着。2時間おきに薬をのまないと出てしまうその症状とは‥。
さらに、男性が症状の改善の為に受ける事にした脳の手術は‥。
パーキンソン病の最新治療に迫ります。
http://www.med.or.jp/housou/genba.html
どうでもいい、じじぃの日記。
7/10、『鳥越俊太郎 医療の現場!』の「パーキンソン病〜不治の病と闘う〜」を観た。
初めに、モハメド・アリの映像が出てきた。
華麗なフッワークを見せた元ヘビー級チャンピオン モハメド・アリ。しかし今、彼の手は不自然に震えています。
パーキンソン病は60歳前後で発症しやすいといわれ、脳のドパミンの量が正常な人に比べて少ないといわれています。
正常な人の脳とパーキンソン病の人の脳の比較の写真が出てきた。パーキンソン病の人の脳の黒質といわれる部分の色が薄くなっている。
パーキンソン病の患者の田中さん(初老の女性)。
文章を書くことがうまくできない。歩こうとすると足が震える。
不治の病とされてきたパーキンソン病に迫ります。
鳥越 パーキンソン病といえば、モハメド・アリ選手を思い出します。彼がアトランタオリンピックで聖火台に立って火を灯したとき、感動したのを覚えています。
東京医科歯科大学脳神経病態学教授の水澤英洋さんが解説する。
鳥越 パーキンソン病は脳の病気だといいますが、原因は。
水澤 脳にあるドパミンという神経伝達物質が欠乏するためと考えられています。
鳥越 メカニズムは。
水澤 (パネルを出して)ドパミンは脳の黒質ドパミン神経で作られて、線条体へ運ばれます。黒質の異常でドパミン神経が減ってしまい、線条体ドパミンがなくなってしまいます。
野村 そうすると運動機能が衰えるわけですね。(色紙を出して)正常な人とパーキンソン病の人に、「今日は良いお天気です」を書いてもらいました。パーキンソン病の人が書いたのはだんだんと字が小さくなっています。
水澤 すくみ現象といいます。すくみ現象はすくみ足としてよく知られています。
東京医科歯科大学神経内科で水澤先生に治療を受けているパーキンソン病患者(男性・66歳)が映像に出てきた。
5年前、パーキンソン病と診断され、薬を飲み続けている。手の震えはほとんど見られない。しかし、立っている状態で先生がちょっと指で体を押すと、すぐ倒れそうになる。バランス感覚が悪くてすぐ直らない。
基本的に薬の種類を減らしても、薬の量が減ることはない。
田中さん(男性・61歳)の場合。
8年前、会社で歩き方がおかしいと言われた。病院でパーキンソン病と診断された。退職し、パーキンソン病との闘いが始まった。
病室で、自分でこんなふうに障害物があると通れないと、前に物を置いた。普通の人だったら避けて通れそうなのだが足がすくんで通れない。いうことがきかない自分の体。外を歩いてもじろじろ見られる。薬で症状をコントロールしている。飲み続けていると薬がだんだん効かなくなる。薬のききが悪くなり、1日9回も服用するようになった。2時間おきに飲んでいる。薬はドパミンの作用を補ってくれる。薬を飲んで10分後、「全然、違うでしょう」 「普通と変わらない」。薬の作用で動作が普通の人と変わらなくなる。
薬の量が限界に達してしまった。この田中さんが受けたのが深部脳刺激療法。深部刺激療法は心臓ペースメーカに似た植込み装置を用い、頭に小さな穴を開け、脳深部に電気刺激を行う。電気刺激を行うことにより、パーキンソン病の運動障害と本態性振戦を効果的に軽減することができる。
深部脳刺激療法でパーキンソン病が改善されれば、薬の量を減らすことができる。
野村 脳深部刺激療法とは。
水澤 (装置を出して)1990年代から脳深部刺激療法が始まりました。パーキンソン病患者の頭部に電極を挿入し、この装置(ちょっと大きめのマウスボタンに似ている)で脳に電気信号を送ります。
鳥越 ここを押すと脳に電気刺激がいくわけですか。
水澤 今は、安全で安定的に使われています。
野村 今後は。
水澤 今まではドパミンの作用を補うという治療だが、これからはパーキンソン病の進行を止めるという薬が出るようになります。また、失われた脳の細胞を作って、移植することが考えられています。
野村 将来的には完治するということですね。
じじぃの感想
いろいろ、勉強になります。(そのうち、お世話になります)