じじぃの「ちょっとボツワナ」考

中国、レアアース対日輸出停止を通告 (追加) 2010年9月24日 YOMIURI ONLINE
中国政府が日本の商社関係者に対し、省エネ家電やハイブリッド車(HV)の部品に不可欠なレアアース(希土類)の輸出を停止すると通告したことが23日、分かった。
ニューヨーク・タイムズ(電子版)も同日、中国政府がレアアースの対日輸出を禁止したと報じた。
尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で逮捕された船長の即時釈放を求め、圧力を強める狙いがあるとみられる。ただ、中国商務省は読売新聞社の取材に対して「そのような情報は一切ない」と報道を否定した。
北京の業界関係者によると、21日に日本の商社関係者が中国商務省に呼ばれ、レアアースの輸出を今後、停止すると通告されたという。
中国は7月にレアアースの輸出枠の大幅削減を打ち出しており、最近、中国からの輸入は難しくなっている。このため業界関係者は、今回の通告が船長逮捕を受けた新たな措置かどうか、慎重に見極めているとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100923-OYT1T00613.htm
コンゴレアメタル争奪戦の犠牲者(1) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=w7K9BEOTKzU
ボツワナ日本国大使館 (一部抜粋しています)
ボツワナの国民性】
ボツワナは国土が58万平方キロと日本の約1.5倍ですが、人口は180万人です。アフリカには53の国がありますが、6000もの部族に分かれており、未だに部族の力が強いと思います。ボツワナも20の部族から成り立っていますが、大半は温厚なツワナ族です。国土の8割をカラハリ砂漠に覆われている厳しい自然環境で育ったお陰で、国民は辛抱強さを持っています。恭順な態度を保ち、父兄長老を敬うという美徳もあり、彼らの拠り所は家族であり、部族です。伝統的文化にも恵まれ、兎に角陽気で元気です。困った事があれば一人で悩むことなく仲間に相談し、軽やかに人生を楽しんでいます。
ボツワナの魅力】
ボツワナの最大の魅力は民主主義、人権尊重、法治主義を徹底させグッドガバナンスを享受していることです。国際機関が出している、投資環境ランキング、汚職度指数等々で、いずれもアフリカでトップクラスに位置しており、外国資本が安心して投資できる環境が整っています。日常生活で身の危険を感じることはありません。
二番目の魅力は、太古の昔から自然のままで手付かずの鉱物資源と、観光資源です。
鉱物資源ではダイヤモンドの他にも石炭、銅、ニッケル、ウラン、白金、メタンガス、レアメタルが豊富に眠っています。ダイヤモンドは、金額ベースで世界最大の生産国ですが、ボツワナで研磨,加工も行い、原石だけでなく宝飾品も取扱うダイヤモンドの一大産業集積地を目指しています。
http://www.botswana.emb-japan.go.jp/blog_nov09.htm
鉱物資源機構、プラチナ鉱山の権益取得 2009年10月7日 YOMIURI ONLINE
アフリカ・ボツワナ
自動車の環境技術などに欠かせないレアメタル希少金属)のプラチナの鉱山の権益を、経済産業省所管の独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構JOGMEC)が、アフリカ南部のボツワナで獲得することが6日、明らかになった。日本が海外でプラチナ鉱山の権益を獲得するのは初めてだ。鉱山は国内の年間需要に相当する埋蔵量が見込まれている。
埋蔵量 国内年間需要に相当
機構が権益を獲得するのは、ボツワナ東部のディコロティ地域の鉱区(612平方キロ)。人工衛星の画像を分析するシステムで機構が発見し、現地調査で精錬後に約5トンを生産できる鉱床を確認している。このほかにも10ヵ所程度の有望な鉱床がある。
機構は7日、同鉱区の100%の権益を持つ豪州企業と共同探鉱の契約を結び、採掘に向けた本格的な資源探査に乗り出す。探鉱費用は日本側が3年間で総額300万豪ドル(約2億3700万円)を負担し、鉱山の権益の6割を取得する。
権益は、商社など日本企業に譲渡する方針で、鉱山開発は、国際協力銀行など政府系金融機関も融資などで後押しする考えだ。
プラチナは、自動車の排ガス中の有害物質を取り除く触媒や、省エネルギー製品の電源となる燃料電池などの先端技術に使われる。温暖化対策で需要増が見込まれているが、世界の生産量は204トン(2007年)と少ないうえ、埋蔵量の9割が南アフリカに偏っている。
日本は年間需要量約54トン(07年)のうち98%を輸入に依存し、政府が安定確保に向けた取り組みを進めている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091007-OYT8T00398.htm
Bizスポ 「アフリカのレアメタル争奪戦」 2010-04-27 NHK
Bizスポ 経済情報 アフリカのレアメタル争奪戦の概要
今日のテーマは「アフリカのレアメタル争奪戦」。【キャスター】堀潤飯田香織 スポーツコーナーは配信しません。放送以外の配信の許諾が得られなかったため、一部映像を編集してお伝えします。

                                          • -

AtoZ 「“エコカー”の生命線 レアメタルを確保せよ」 2010年5月1日 NHK
ハイブリッド車や電気自動車、そして太陽光発電…日本の製造業が今、高い技術力を武器に世界との競争に挑み、今後の日本経済を牽引すると期待されているこれらの製品に欠かせない資源がある。タングステンやプラチナ、レアアースなど「産業のビタミン」と言われるレアメタル希少金属)だ。
しかし今、資源高が進む中で、エコカーに必要なレアアースの価格は急上昇。さらに、国をあげて世界中で資源確保に動いている中国を相手に日本は権益の獲得で厳しい戦いを強いられており、産業界の危機感が高まっている。
こうした中、日本経済の生命線が危ないとして、国は新たな取り組みを始めている。豊富なレアメタルが眠っているとされるアフリカのボツワナに元商社マンを大使として送り込む一方、ベトナムでは、「官民一体」を掲げて商社やメーカーと共同で戦略を練り、日本が誇る環境技術をアピールして鉱山の開発に取り組もうとしている。
しかし、いずれの国でも中国がその存在感をしっかりと示しており、日本が思惑通りレアメタルを獲得するためには課題も多い。日本経済のカギを握るレアメタル確保の最前線で何が起きているのか、そして日本はどんな戦略をとるべきなのか、追跡する。
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/100501.html
どうでもいい、じじぃの日記。
毎日が日曜日のじじぃ。テレビのチャネルをちゃらちゃら、変えて観ている。
4/27、5/1とNHKで「レアメタル」の特集をやっていた。
その特集「アフリカのレアメタル争奪戦」の舞台はアフリカのボツワナだった。
ボツワナ」は南アフリカ共和国(6月にW杯サッカーが開催される)の真上にある。ひねった五角形の形をしている。
コンゴ共和国」、「ザンビア」、「アンゴラ」、「ジンバブエ」、「ナミビア」等の国が「ボツワナ」の北にあり、「コンゴ共和国」〜「南アフリカ共和国」までは大体同じような鉱山資源に恵まれた地域のようだ。
これらの国は「レアメタル」の宝庫なのだ。
なぜ、NHK特集で今、「ボツワナ」なんだろう。
「在ボツワナ日本国大使館」のウエブページを見ると「一度は観光に訪れてみたい憧れの国の一つです」なんて書かれている。
こんな国もあったんだ。
ボツワナは国土は日本の約1.5倍、人口は180万人だ。ボツワナの最大の魅力は民主主義、人権尊重、法治主義を徹底させグッドガバナンスを享受していることです。
ふうーん。いい国じゃん。
4/27、NHK Bizスポ 特集「アフリカのレアメタル争奪戦」を観た。
ボツワナ」の地下資源でニッケル、プラチナをめぐるレアメタル争奪戦だ。
世界のレアメタルの全ての埋蔵量の1〜3位にほとんど入っている中国がアフリカですさまじい資源争奪戦を行っている。
日本などはほとんどのレアメタルを中国から輸入している。ところが中国が最近、国内のレアメタルに対して輸出規制をし出した。
中国のリチウムのほとんどがチベット高原レアメタルのほとんどは東北部が産出地だ。胡錦濤チベットを中国に併合するとき、チベット民族10万人の虐殺を指示した人間だ。
あの中国が「ボツワナ」でもすさまじい資源争奪戦を繰り広げているのだ。
ボツワナ」の4ヵ所で地下のボーリングを行っている。
遅れをとった日本はは人工衛星で「ボツワナ」の地下探査を開始した。
というような内容だった。
宇宙航空研究開発機構JAXA)は、月周回衛星「かぐや」で月地下探査を行った。
日本の世界初の温暖化監視衛星「いぶき」は地上付近の二酸化炭素やメタンを測定している。
二酸化炭素やメタンを測定というのは何となく分かるが、果たして人工衛星の画像を分析するだけで、どこまで地下資源が分かるものなのだろうか。
中国の経済発展が成功している一つの要因に中国の指導部が優秀だからというのがある。
胡錦濤は優秀な政治家なのだろう。たぶん、アフリカの資源外交も彼の指示によるものであろう。しかし、胡錦濤チベット民族10万人の虐殺を指示した人間であることを忘れるべきではない。
と、どっかのじじぃが言ってました。