EV普及のカギをにぎるレアメタル
2018-04-20 資源エネルギー庁
EVなどの次世代自動車は世界各国で広がっており、各国政府も普及に力を入れ始めています。なかでも中国やヨーロッパでは次世代自動車へのシフトが目立っています。
バッテリーなどに使われるレアメタルは、もともと市場がそれほど大きくありません。そのため急速な需要拡大に対応できず、これから価格高騰をまねく可能性があります。すでに供給が不足して価格が上がっているレアメタルもあります。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/ev_metal.html
『自然のしくみがわかる地理学入門』
水野一晴/著 角川文庫 2021年発行
1部 地形
1-5 世界の地質・地形と鉱産資源 より
銅はなぜ環太平洋造山帯でたくさん採れるのか?――銅の生産と環太平洋造山帯
世界の銅の生産量のうち50~60%は斑岩(はんがん)銅鉱床より産出し、斑岩銅鉱床はプレートの沈み込みに関連して形成されるため、環太平洋造山帯で多く生産される(図、画像参照)。
世界有数の銅鉱山であるチリのチュキカマタ鉱山やアメリカのビンガム鉱山はその典型例である。
銅の生産上位国(2015年)は①チリ、②中国、③ペルー、④アメリカ、⑤コンゴ民主共和国、⑥オーストラリア、⑦ロシア、⑧ザンビア、⑨カナダ、⑩メキシコと、アンデス山系やロッキー山系など環太平洋造山帯に属する地域が多い。
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どうでもいい、じじぃの日記。
リチウムイオン電池の母材となるリチウムは、55%を豪州、23%をチリ、8%をアルゼンチンで生産しているが、日本が輸入する炭酸リチウム(粗原料)の9割はチリとアルゼンチン産で、塩湖からリチウムを採取している。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210622/se1/00m/020/030000c
石油や天然ガス、その他 鉱物資源は特定の国に偏在している。