じじぃの「あんたとわたしは相性がいい」

『雑学全書』エンサイクロネット 光文社 2000年発行
寿司とワサビは、なぜ相性がいい?
日本料理に使われている香辛料には、ワサビ、ショウガ、カラシ、サンショウ、七味トウガラシなどいろいろあるが、寿司とくれば、もちろんワサビ。これには、きわめて科学的な理由がある。
寿司にワサビを入れるのは、魚の生臭さを消すためである。
その意味では、カラシでもショウガでもかまわないのだが、ワサビは、その辛味が魚の生臭さと同時に口の中から消えていくという特徴がある。
その点、カラシやショウガは、魚の味が消えているのに、まだ口の中に辛味が残ってしまう。これでは、せっかくの寿司のうまみも帳消しにされるというわけである。

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『その道のプロが集めた「話のネタ」秘ノート』 話題の達人倶楽部/編集 青春出版社 2009年発行
どうして酢豚にパイナップルを入れる?
酢豚につきもののフルーツといえば、パイナップル。それにしても、なぜ温かい炒め物に、本来は生で食べる果物を加えることのなったのだろうか?
答えは、高級品だったパイナップルを加えることで、酢豚に高級感を出したかったから。その昔、パイナップルは、なかなか手に入らない貴重品だったが、そのパイナップルを入れて調理したところ、豚肉との相性がよかったため、以後定着したとみられる。
なお、パイナップルに含まれる酵素が、酢豚の肉をやわらかくするというのは、俗説。それは生で食べる場合で、加熱すればパイナップルの酵素は働かなくなる。

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おくすりと食べ物の「相性」 (パンフレッドを抜粋したもの)
私たちがいつも飲んでいるおくすりの中には、食べ物と相互作用(薬の効果が強く現われたり、弱く現われたりすること)を起こすものが稀に含まれています、今回は食品中に含まれるビタミンKとワーファリンの相互作用について紹介します。
ワーファリンは、血液をかたまりにくくするおくすりです。
血液の流れが悪くなったり血管が傷つけられたりすると、血液に流れが悪くなったり、血管が傷つけられたりすると、血液のかたまり(血栓)ができやすくなります。心筋梗塞脳梗塞を起こした方は、血栓によって再発を起こす危険性がありますから、ワーファリンを飲んで血栓をできにくくしています。
ところで、血液が凝固する反応はビタミンKが必要です。ワーファリンは、生体内でのビタミンKのリサイクルを防げることで、血液凝固を押さえる効果を発揮しています。ですから、ワーファリンの服用中にビタミンKを摂取するとワーファリンの薬効が弱められてしまいます。ビタミンKは食品中にも含まれているので、ワーファリンを服用している時は、ビタミンKの多い食品(納豆、クロレラなど)を避けることが重要です。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『雑学全書』に「寿司とワサビは、なぜ相性がいい?」がある。
「相性」を広辞苑で調べてみると「性格が合うこと」と出ている。
ネットで「相性とは」をキーにして検索してみた。
●相性とは、例えば楽器の音のようなものと考えることが出来ます。「ド」と「ミ」は心地よく響き合いますが、「ド」と「レ」はにごった音となってしまいます。私たち人間も、一人一人が持つ「素質」によって、他人とどのように響きあい、心地よい関係となるかどうかが決まってきます。
「相性がいい」とは「波長が合う」ことのようだ。
寿司とワサビは波長が合うのだ?
ネットで「一緒に食べる 相性」をキーにして検索してみた。
●冬の鍋物にかかせない「白菜」、豚肉との相性は抜群です。豚バラ肉とほうれん草の2種類だけで作るシンプルな鍋を「常夜鍋」というそうですが、この白菜+豚肉の鍋も毎日食べても飽きない、一晩中食べ続けたい鍋だと思います。
●生姜とさつま揚げは、一緒に食べると味の相性がとても良いのです。紅生姜の酸味が爽やかな逸品。
●豚肉と味噌は相性がよく、真空調理法により、しっかりと中まで味が浸み込ませております。
やたらと「豚肉」が出てくる。
今度は、「共生 相性」をキーにして検索してみた。
●ゆっくり泳いでくれたでの。クマノミってほんとイソギンチャクと相性がいいんだな〜って思いました!!
●地球上のほぼ全ての生物はあらゆる形で共生している。共生とは、生態系の中でも相互作用をもって同所に存在している局所関係であり、キツネ・ウサギの捕食・被食系や、エビと魚の相利共生系、細菌同士の必須共生系、ウィルスの寄生など、至るところで観察される。
●このようにミトコンドリアを持った生物は、その効率の良いエネルギー供給のおかげであろう、様々な進化をとげ、地球上にあらゆる形で広がっていった。動物、植物はもちろん、菌類まで、現在地球上で見かけられる生物のほとんどすべてがミトコンドリアを持っている。
約、1ヵ月ぶりに佐倉にあるT病院に行ってきた。待ち時間2時間、2時間待つとお尻が痛くなってくる。(痔持ちなもんで)
なにげなく、受付の窓口においてあるパンフレッドがあったので見てみた。
「おくすりと食べ物の『相性』」について書いている。
「ワーファリンの服用中にビタミンKを摂取するとワーファリンの薬効が弱められてしまいます」
ふう〜ん。くすりと食べ物の相性もあるんだ。
そういえば、「くすりを飲むときはお茶で飲まないで、ちゃんと水で飲みなさい」と言われたことを思い出した。