じじぃの「未解決ファイル_112_やばい大腸菌」

[ScienceNews2014]薬が効かない!多剤耐性菌のナゾに迫る 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=WNKpokudMoc
カルバペネム耐性腸内細菌

クローズアップ現代 「治る病気が治らない!? 〜抗生物質クライシス〜」 (追加) 2015年11月17日 NHK
【司会】国谷裕子 【ゲスト】大曲貴夫(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター長)
細菌感染の治療に欠かせない抗生物質。新薬の開発が滞る中、「最後の切り札」と呼ばれる抗生物質「カルバペネム」まで効かない耐性菌(CRE)が登場し、使える薬がなくなるという危機感が高まっている。
中耳炎では、耐性菌により治りにくい患者が増加。NICUでは、母親が知らずに持っていた耐性菌が母子感染し、新生児が亡くなるケースも起きている。特に警戒されているのが、CREという腸内細菌の耐性菌。腸内に保菌しているだけでは無害だが、血液中に入って炎症を起こすと、使える薬がほとんどなく、世界中で死者が出ている。
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3734.html
主治医が見つかる診療所 「免疫力アップSP」 2012年7月9日 テレビ東京
【司会】草野仁東野幸治森本智子テレビ東京アナウンサー)
免疫力を強くする方法!がん細胞も殺すパワー最新活性法 医学検証・笑うと上がる? 新ヨーグルトの選び方
体内に取り込んだ、良い栄養や悪い細菌は、腸で吸収されるため、NK細胞は腸に多くスタンバイしている。
そのため、NK細胞の70%は腸にある。
腸には、NK細胞の強力なサポーターとなる乳酸菌がいる。
例えるなら、乳酸菌は居眠りをしているお巡りさん(NK細胞)を起こす、街の市民的存在。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/120709/index.html
国内初の耐性菌「NDM1」か 獨協大病院の患者から 抗生物質効かず 2010.9.6 MSN産経ニュース
ほとんどの抗生物質が効かない「NDM1」と呼ばれる遺伝子を持つ新種の菌が、獨協医大病院(栃木県)を受診した患者から見つかったとの連絡が厚生労働省などにあり、現在最終確認を行っていることが6日、分かった。確認されれば、国内で初の発見例となる。
厚労省によると、今月に入って、獨協医大から国立感染症研究所に対し、南アジアへの渡航歴がある患者から新種の菌が見つかったようだと相談があったという。
NDM1遺伝子を持つ菌は、インド、パキスタンが発生源とみられており、欧米メディアによると、バングラデシュ、英国、フランス、ドイツ、米国などで感染が確認されている。大腸菌などから見つかっており、細菌から細菌へと遺伝子を受け渡して広まる恐れがある。
世界保健機関(WHO)も警戒を強めており、厚労省は先月、都道府県などに対して、国内で発生した場合に備え、医療機関に情報を提供しておくよう注意喚起を行っていた。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100906/bdy1009061325005-n1.htm
病原大腸菌
大腸菌は、健康なヒトの大腸内で生息し、また環境中にも広く分布している微生物ですが、腸管出血性大腸菌O157などのように、ある種の大腸菌はヒトに下痢、腹痛などといった病気を起こします。このような、胃腸炎を起こす大腸菌を"病原大腸菌"あるいは下痢原性大腸菌と呼んでいます。
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/eaggec.html
ビフィズス菌 - 乳酸菌の種類と働き
http://www.nyu-sankin.net/kind/3bifidus.html
体に出る症状は毒素排泄現象、気にしないで通過するのを待つこと
http://www.global-clean.com/html/doku-haisetu_03.html
『フシギな寄生虫 藤田紘一郎/著 日本実業出版社 1999年発行
イジメられた大腸菌の逆襲 (一部抜粋しています)
病原性大腸菌O(オー)-157。まだ皆さんの記憶に生々しく残っていると思いますが、このO-157は、日本やアメリカ、カナダ、イギリスといった先進国でしか発生しません。東南アジアなど途上国ではまったく報告されていないのです。
O-157による食中毒が起きている先進国に共通するのが、日本の抗菌グッズに代表される"度を超した清潔志向方社会"です。要するに、抗生物質や殺菌剤などで大腸菌をいじめた国にしか、生まれていないのです。
カイワレ大根に菌がついていた」 「いや牛肉だ」と犯人探しをするよりも、なぜO-157のような「凶悪な大腸菌」が生まれたのか、それを考えるほうが、今後の対策としてはもっと大切です。
もともと大腸菌は、人など動物の腸の中にいる「常在菌」です。そのほとんどは外から侵入してきた病原菌の繁殖を抑えたり、あるいは消化やビタミンをつくる手助けをするなど、宿主(しゅくしゅ)である人と、とても良好な共生関係にある菌です。
大腸菌の仲間であるO-157が毒素をもつようになったのは、実はハッキリとした理由はわかっていません。O-157の毒性は「ベロ毒素」という物質です。学者の間でも諸説紛々というのが現実です。
私はこのことについて、「風邪をひいた」「オデキが化膿した」といっては抗生物質を大量に使ったり、あるいは抗菌グッズが氾濫したことが、おおきな原因だろうと考えています。
大腸菌も生き物ですから、抗生物質の乱用にただ手をこまねいていたら滅亡してしまいます。
そこで、ある大腸菌が、赤痢菌に寄生する「バクテリオファージ」という毒素の遺伝子を自分に取り入れたのです。そして、とりあえず"赤痢菌の仮面"をかぶって、人のお腹を下痢にして飛び出し、牛などの腸管に逃げこんだと私は推測するのです。ただしO-157もブタの腸管に逃げた場合はダメです。排除されるからです。
抗生物質の乱用に対抗して、200種類くらいの奇形の大腸菌ができました。その157番目にできたのがO-157です。
人間と仲良く共生していた大腸菌を、よってたかっていじめた結果、凶悪な大腸菌が誕生してしまったのです。ですからO-157は、いわば人がつくり出した菌なのです。
もっとも、O-157の被害が免疫力の弱い幼児やお年寄りに集中していることからもわかるように、通常の免疫力なら軽い下痢を起こす程度です。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『フシギな寄生虫』という本を見ていたら「イジメられた大腸菌の逆襲」の中にO-157(オーいちごーなな)が出てきた。
カイワレ大根に菌がついていた」とかで騒がれた事件は約15年前だ。
あれから、大腸菌にまつわる話はあまり聞かない。原因はなんだったのだろう。
じじぃも鈍いもんだから15年前のものを持ち出してきたりする。
「O-157による食中毒が起きている先進国に共通するのが、日本の抗菌グッズに代表される"度を超した清潔志向方社会"です。要するに、抗生物質や殺菌剤などで大腸菌をいじめた国にしか、生まれていないのです」
清潔好きのどこが悪いんだろう。
抗生物質や殺菌剤などで大腸菌をいじめた国にしか、生まれていないのです」
抗生物質大腸菌をいじめる。ふう〜ん。
そういえば、「中国産うなぎ」は抗生物質を大量にエサの中に与えて育てているとかあったなあ。
ネットで「抗生物質 うなぎ」をキーにして検索してみた。
うなぎ表示偽装容疑 6人逮捕 8月18日 NHKニュース
おいおい、変なことするんじゃないよ。