じじぃの「香港PHX時事弁論会_100408」

宮崎正弘人民元がドルを駆逐する日は来るのか?[桜 H21/6/11] 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=tx_-Tu902R0
中国が語る人民元問題「わが国への為替戦争で米国に盟友なし」(1) 2010/04/08 サーチナ
米国の一部の議員や役人、学者は中国に圧力をかけ、人民元切り上げを要求しているが、欧州諸国、中国の近隣国である日本や韓国、中国に原材料を輸出するラテンアメリカ、豪州はまったく異なる見解を示している。チャイナネットはこのほど現在の人民元切り上げ要求は、日本円切り上げ要求とはまったく異なり、中国の経済関係の地位が過去とは比べものにならないほど高まっていることを反映していると報じた。
米国は中国の輸出が世界経済の不均衡につながるとし、人民元切り上げを迫っている。この理論に基けば、人民元を切り上げによって中国の輸出を抑制し、それによって世界経済のバランスを取り戻させようと米国は考えているようだ。米国はこの理論に関連国を引き込み、人民元を切り上げさせようとしている。
しかし、各国の実際の態度を見ると、米国は「同盟軍」を結成することはできなかったようだ。これは日本に「プラザ合意」締結を迫った時と大きく異なる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0408&f=business_0408_045.shtml
どうでもいい、じじぃの日記。
4月8日、NHK BS 「アジアクロスロード 香港PHX」をボケっと観た。
時事弁論会
テーマ:人民元の切り上げで損をするのはどちらか」
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)最近、1ドルが何元に相当するのか話題になっています。温家宝首相は「人民元の切り上げはしない」と発言しました。不動産価格が上昇しています。アメリカは中国が意識的に人民元を操作していると非難しています。人民元の切り上げで損をするのはアメリカなのか、中国かどちらなのでしょうか。
・おそらく、どちらも勝つことはないだろう。中国は人民元の切り上げになれば負けるかもしれない。かっての日本と同じ道をたどるかもしれない。中国は投資・消費・輸出のうち、輸出は大きな比率を占めているがアメリカはそうではない。
・日本が今、低迷しているのは、アメリカの圧力で円を切り上げしたからだ。中国はアメリカの圧力に屈することはないだろう。シューペンターは国の発展は技術革新だと言った。アメリカの製造業は外国に移ってしまった。人民元の為替の問題ではない。アメリカは経済で中国に負けたくない。覇権を維持したいのだ。
アメリカは中国に40%関税をかけるかもしれない。お互い関税をかけあうことになるかもしれない。しかし、値段、品質で中国製品は優れている。今年も中国は8%以上の成長を達成するだろう。人民元の切り上げは中国経済に影響しない。
人民元の切り上げをアメリカとの関係だけで見るのはまちがいだ。アメリカが25%関税をかけるとヨーロッパも関税をかけるかもしれない。中国にとって損になり、外貨も減るだろう。
人民元の切り上げでドル安になる。いずれにしてもドル安になる。アメリカにはもはや製造業がないのだ。
・中国にとって為替ルートは政治と切り離せない。アメリカは為替ルート操作国というレッテルを中国に貼りつけたいのだ。
アメリカは輸入に頼り、中国は輸出に頼っていることが問題だ、中国にとって人民元の切り上げはチャンスと捕えたほうがいい。今後は内需拡大で自ら食べられるようにすることはいいことだ。
インターネットによる投票結果
   34%・・・人民元切り上げは損だ
   64%・・・損ではない
じじぃのぶつぶつ
「日本が今、低迷しているのは、アメリカの圧力で円を切り上げしたからだ」
今、日本が低迷しているのは円高が原因なのか?
「値段、品質で中国製品は優れている」
そんなに中国製品に自信があるなら、なぜ「人民元の切り上げ」にびびっているのでしょうか。