じじぃの「逆転の発想・ユニチャーム!クローズ」

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クローズアップ現代 「“逆転の発想”が日本経済を救う」 2010.01.06 NHK 動画あり
【出演】三菱総研理事長 小宮山宏 【キャスター】国谷裕子
逆風の幕開けとなった2010年の日本経済。しかし様々な「課題」を逆手にとってチャンスに変え突破口を切り開いている企業や地方がある。経済再生へ新たな成長戦略を探る。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2836
どうでもいい、じじぃの日記。
1/6、NHKクローズアップ現代』「“逆転の発想”が日本経済を救う」を観た。
2009年は金融危機で出口のないままに終わりました。新しい年を迎えた2010年は景気の2番底があるのではないかといわれています。こうした中、逆境をチャンスに変える新しい動きが全国で起きています。地方で生まれた「美少女図鑑」。世界規模で高齢化が進む中、日本のこのようなビジネスモデルはグローバル市場で勝ち抜く切り札になろうとしています。ピンチをチャンスに変える逆転の発想。停滞ではなく成長に結びつけることができるのでしょうか。
美少女図鑑」が地方を変える。街かどに置いておくと、あっという間に無くなってしまいます。北は北海道から南は沖縄まで、全国の都市で発行されているファッション写真集です。プロのファッションモデルは使わずその町に住む普通の女の子をモデルとして採用しています。読者に自分もこんなにきれいになるんだ思わせて、洋服屋や美容室に足を運んでもらう仕組みです。
美少女図鑑」が誕生したのは新潟県。社員9人の広告デザイン会社が最初に手がけた。社長の近藤大輔さん。「発行の背景にデフレに苦しむ地方経済の現実があった。地方を活性化させたかった」
先月、山口県で雑誌「山口キッズ図鑑」が創刊されました。子ども服を扱う地元の洋服屋を扱う雑誌です。形を変えて進化し続ける「美少女図鑑」。地域活性化起爆剤として期待が高まっています。
国谷 「美少女図鑑」がすごいスピードで全国に広がっている。どう思うか。
小宮山 今まで日本は欧米を見て考えてきた。NHKで「坂の上の雲」をやっているが、山の上に雲があるのでそれを目指して頑張ってきた。今日本は坂を登りきってしまって雲の中にいるわけなんです。自分たちで考える時代なんですよ。たとえば北海道の旭山動物園なんか。これからの日本はグリーン・イノベーション、高齢社会のためのシルバー・イノベーションをやっていかないといけない。
国谷 地方が活性化しているのをみると勇気づけられますね。
小宮山 有機野菜に誰が作ったかというのを付けて売っている千葉県のやまだ町なんかがあります。
国谷 日本は世界で最も早く進んでいる高齢化社会です。高齢者が何を求めているのかのデータです。
先月、東京大学に日本を代表する企業の担当者たちが集まった。電機メーカー、食品メーカー、銀行など35社が参加。プロジェクトリーダーは東京大学教授の秋山弘子さん。長年、高齢者の生活の実態を調べてきた。秋山さんが高齢者がどんな悩みをかかえているのか、千葉県にある団地を訪問した。この団地は高齢化率は35%を超えている。訪ねた先は高齢の男性で奥さんを亡くして1人で生活をしている。火を使うのが怖い。冷蔵庫の中を見ると肉や野菜が全くなく梅干、つくだ煮があるだけ。秋山さんは冷凍食品を解凍してこの男性に食べてもらう。高齢の男性。「こら。うまっ! うまい」
高齢者の悩みを的確につかみ、すでに業績の向上につなげている企業がある。大手衛生用品メーカー「ユニ・チャーム」。このメーカーが元気で活動的な高齢者のための紙おむつを開発した。アンケート調査で60歳以上の人に尋ねたところ、約4割が尿モレに悩んでいる実態が浮かび上がってきた。そこでこのメーカーはデザインやはき心地をふだん身につけている下着の感覚に近づけようと「うす型安心パック」を開発した。
コンビニエンスチェーンの「ローソン」は去年10月に薬の販売を始めた。高齢者が使うかぜ薬や胃薬などの品ぞろえを充実させた。年を取ると行動範囲が狭くなるため、近所のコンビニで薬を買いたいという人が増えると見込んでのことだ。
小宮山 おむつっていうけれども、あのおむつを作る技術ってのは大変だと思う。肌ざわりをよくするとか、こすれないようにするとか、そういうものを作れるっていう国ってあんまりない。ロボットスーツなんていうのがあるけど、これは着ると弱った筋肉の人でも力を出せる。リハビリにも使えるんですよ。介護する人が腰痛めないで済むようになるとか、3ミリしかない細い内視鏡とか、まねして作れる国はあっても、そういうものをゼロから本当に作れるのは日本ぐらいしかないと思う。もしかするとドイツにはあるかもしれないが。ただ、日本はそういう発想がなかなかできない。
国谷 から揚げは食べたいけど油を使うのは怖いとか、そういうニーズにどうやって応えていくのか。高齢者は財布のひもは固くなってしまっている、消費しないとか、縮小になっていくんじゃないかと、マイナス面をどうしても考えてしまいますよね。
小宮山 今後、世界も急速に高齢化が進んでいきます。日本で高齢者向けのビジネスモデルを早い段階で確立しておけば、将来アジアやヨーロッパで有利にビジネスを進めることができます。高齢化社会のノウハウを今蓄積しておけば世界をリードできるわけです。
じじぃの印象
けっこう、日本は高齢者に冷たいんだよね。
先日、パートの仕事で面接しようとしたら、連帯保証人を書いたのが2通必要だと言われた。とほほ。