じじぃの「ぼけっと、Eモニ_091110」

E morning テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/tokusyu/post_799.html
用語。
MENA(ミーナ)地域とは、「Middle East and North Africa」 の略称で、 産油国であるGCC湾岸協力会議)6ヵ国を中心とした、中東・北アフリカ周辺国を指す。
サウジアラビアアラブ首長国連邦UAE)、クウェートカタールオマーンバーレーン、モロッコアルジェリアチュニジアリビア、エジプトの11ヵ国をいう。

                                    • -

どうでもいい、じじぃの日記。
11/10、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
主なニュース
●447事業で無駄洗い出し
 2010年度予算編成に向けて、各府省の事業の無駄を洗い出す「事業仕分け」の対象を正式に決めた。地方交付税交付金や診療報酬、義務教育費の国庫負担のほか、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)など約220件447事業をあげた。同会議のワーキンググループは11日から公開で「事業仕分け」を始める。
●金価格、最高値更新
 米連邦公開市場委員会FOMC)を前に様子見ムードが強まり、薄商いのなか方向感の乏しい展開。金価格上昇を受けて資源関連株が買われた。
●中国の自動車 年間1000万台
 年間で1000万台を超えたのは初めてで、このペースでいけば、通年1300万台が見えてくる。年間販売台数でアメリカを抜いて世界一になるのは確実。
●中国、アフリカに9000億円融資
 中国の温家宝首相は、今後3年間で総額100億ドル(約9000億円)の低利融資を各国向けに行う計画を表明し、援助外交の拡大を通じて、アフリカの資源獲得戦略を強化する姿勢を示した。
●ボーナス、初めて40万円台を割り込む
 業績悪化で1人当たりの平均支給額は36〜39万円台と、どのケースでも比較可能な1991年以降で冬賞与としては最大の減少率になる見込み。冬賞与の減少は2年ぶり。
今日の特集
ポストBRICs MENAに熱い視線。
MENAは潤沢なオイルマネーと若年層の増加に、中長期的な成長が見込まれる。
この地域は、今後生まれてくる人口で見ると日本の7倍、人口伸び率ではBRICsの2倍になる。
経済危機でUAEのドバイが影響を受けているが、ドバイを除いたMENA地域はすべて成長を続けている。
MENA成長のポイント
・産業の多角化 (脱オイル化など)
・雇用の創出 (若年層)
・インフラ整備
今後、期待される企業
東レ
 東レは海水淡水化用の逆浸透(RO)膜事業で、アラビア湾(ペルシア湾)沿岸の4箇所の海水淡水化プラント向けに、相次いでRO膜の受注した。現地生産も視野に入れている。
三菱レイヨン
 三菱レイヨンサウジアラビアの化学大手、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)と折半出資し、サウジ国内に合弁会社を設立することで合意した。樹脂の原料となる工場を建設を始めた。、2013年をめどに、化学樹脂の現地生産に乗り出す。
・味の素
 MENAで2ケタ成長を続けている。食文化がスパイス中心で、「旨味」成分の調味料がこれまでなかったことが成長の要因だという。
コスモ石油
 東京工業大学と組み、アラブ首長国連邦アブダビで太陽熱発電に実験プラントを建設。太陽光を鏡で集めて水蒸気を作り、タービンを回して発電する。ベース電源(1日中ほとんど同じ出力で運転する発電所)として期待される。
住友化学
 住友化学などが計画する世界最大級の石油化学プラントの物流業務を受注し、工場構内での包装、保管や中東域内への輸送を手がける。
じじぃの印象
主なニュースでも取り上げられていたが、中国の資源外交がすさまじい。
だが中国には、日本の化学プラントメーカーのようなニュースは無い。そういう意味で、今日の『Eモニ』の特集は面白かった。