じじぃの「香港PHX時事弁論会_091105」

【社説】「国学」ブーム、その背景に渦巻くもの 2007/02/28 サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0228&f=column_0228_006.shtml
海外のハイレベル人材、1千人導入計画_China.org.cn 2009/02/02
http://japanese.china.org.cn/life/txt/2009-02/02/content_17212341.htm
どうでもいい、じじぃの日記。
11月5日、NHK BS 香港PHX:時事弁論会 「中国人はなぜノーベル賞が取れないのか」を観た。
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)毎年、この時期になると、北欧からのノーベル賞の知らせに中国人の受賞者がいるのではないかと期待してしまう。今まで受賞した中国人は8人だが、すべて外国籍の中国人だ。中国の教育システム・科学研究システムに何か問題があるのだろうか。
ノーベル賞を取れないのは今の、中国の教育システム・科学研究システムに欠陥があるからだ。
・(今までノーベル賞を受賞した中国人の経歴を読み上げて)まともに、中国の中学・高校で教育を受けた中国人は一人もいない。
・教育で失敗している原因は何か。中国は国学が盛んだ。国学は人の上下関係を重視し、規範的な文化を重視している。
・中国の教育システム・科学研究システムに問題があるというのには賛同できない。資金面とか人材面に問題があるのではないか。環境が大切だ。
・今、中国の大学教育の経費は十分足りている。大学教育の弊害は官僚への権力志向が蝕んでいる。
・官僚を重視するというのは、中国だけではない。だが、官僚への権力志向を無くするようにすべきだ。
ブルッキングス研究所や、ベル研などに匹敵する研究所が中国にあるのか。
・中国の施設にも世界のトップレベルに達しているのがある。
・試験のための勉強しかしていない。成績ばかり気にしている制度が問題なのだ。
・それが根本的な原因ではない。イデオロギー教条主義を押し付けているからだ。今の時代はマウスで実験して、どう成果を上げるかという時代だ。
・確かに、儒教にも問題があるが、これだけを鵜呑みにすることは問題だ。
・今の中国はいい方向に向かっている。「千人計画」もその例だ。外国にいる優秀な中国人を中国に呼び込み、彼らの下で教育を行えば、ノーベル賞も可能だ。
・インターネットによる投票結果
   73%・・・中国の教育システム・科学研究システムに問題がある
   26%・・・そうは思わない
じじぃの印象
中国でも、韓国でも「ノーベル賞がほしい」という悲鳴のようなものを感じる。
もしかしたら、彼らの深層心理には、日本に負けているという劣等感があるのかもしれない。