じじぃの「千人計画・これからノーベル賞はほとんど中国人?池上彰のニュース解説」

中国【千人計画】に集う研究者

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=ciZNt6fK3iA


池上彰のニュースそうだったのか!!

2023年9月16日 テレビ朝日
【ニュース解説】池上彰 【進行】宇賀なつみ 【ゲスト】高畑淳子、ビビる大木、チャンカワイカズレーザー、潮紗理菜(日向坂46)

日本・世界のいろいろなダントツ1位!

ティッシュの使用量、ダントツの国は日本!?一体なぜ ▽X(旧Twitter)の利用時間、日本人が多い意外なワケ ▽社長の給料、ダントツはどの国?日本は実は少なかった? ▽軍事費ダントツの国は実は武器の輸出額もダントツ?その背景とは…。
世界のダントツを知ると日本と世界が見えてくる!

●世界の研究者の人数が多いのはどの国?
日本は約69万人で3位。中国は約228万人で1位。中国の研究者の人数は10年で倍増している。
中国は2008年から、「千人計画」で世界一の科学技術大国を目指し海外の技術者を高い報酬で引き抜いてきた。
44の最先端技術でリードしている国を調査した結果、ほとんどが中国と発表された。

池上彰、「これからはノーベル賞はほとんど中国人になるかもしれないと言われている。中国は科学技術力で世界一を目指している」

https://www.tv-asahi.co.jp/ikegami-news/

『シフト――2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』

マシュー・バロウズ/著、藤原朝子/訳 ダイヤモンド社 2015年発行

「中国からiPhoneは生まれない」より

中国はイノベーション経済の構築に必要な次のステップを取れないのではないか――そんな懸念も大きい。イノベーション経済を構築するのは、個人のエンパワメントと非国家アクターの成長が必要だからだ。ある中国人学者は、「グローバル・トレンド2030」にもう1つのシナリオを追加するべきだと考えていた。「『1990年代に戻る』というシナリオはどうだ。アメリカの製造業が復活する一方で、中国とインドは個人のエンパワメントが進み、国内の問題が増えた結果、中所得国の罠から脱出できない、というものだ」

別の学者は、真のイノベーションは、「ときどき生まれるものであって、コンスタントに生まれるものではない」ことに懸念を示した。何年経っても、中国にiPhoneのようなイノベーションは生み出せないと心配する声も多かった。「ここ20年ほど、アメリカ経済は絶好調とはいえなかったが、それでも中国とインドを含め、どんな国もつくったことのないiPhoneiPadを生み出した」

ある著名な学者で政府高官でもある人物は、現在の中国の状態を分析してくれた。「まず経済改革、次に社会改革と政治改革を実現するのは、まだ長い道のりがある。経済改革は比較的簡単だ。いま中国は社会改革に力を入れている。つまり格差解消だ。政治改革は1980年代から始まっているが、これは最も難しいだろう。腐敗がひどく蔓延しており、共産党一党独裁の正統性を大きく揺るがしている」

急速な変化に国際体制は対処できるのかという懸念は、誰もが口にした。ある政府高官は、「私たちは未知の領域に足を踏み入れようとしている。多くのことが初めてだ」と語った。多くの人は悲観的というほどではないが、未来を警戒していた。「グローバルな統治がうまくいくこと、それにテクノロジーが助けになることを願っている。最初は過去に戻ろうとする動きや対立があるかもしれないが、いずれ協力態勢がつくられることを願っている」

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どうでもいい、じじぃの日記。

少し古い本だが、マシュー・バロウズ著『シフト――2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』にこんなことが書かれていた。

「中国はイノベーション経済の構築に必要な次のステップを取れないのではないか――そんな懸念も大きい。イノベーション経済を構築するのは、個人のエンパワメントと非国家アクターの成長が必要だからだ」

中国のような独裁国家からは、iPhoneのようなイノベーションは生み出せない、というものだ。

9月16日、テレビ朝日池上彰のニュースそうだったのか!!」を見た。

「中国は2008年から、『千人計画』で世界一の科学技術大国を目指し海外の技術者を高い報酬で引き抜いてきた」

何と、ノーベル賞を穫れるような人材を紹介しただけで、紹介者に数百万円単位の紹介料が支払われるのだそうだ。

まあ、国の体制がノーベル賞を穫れるような自由な環境ではなくても、ノーベル賞は可能ということらしい。

もうすぐ、2023年のノーベル賞受賞者の発表

ノーベル財団(本部ストックホルム)は、ノルウェーノーベル賞委員会が選考する平和賞の受賞者を10月6日に発表すると明らかにした。
医学生理学賞は同月2日、物理学賞は3日、化学賞は4日、文学賞は5日、経済学賞は9日にそれぞれ発表する。

それでも、日本人の受賞者がいそうな気がします。