China enters 5G era
米中“覇権戦” 盤面解説
難しい~~。
2019年6月3日 michi の てくてく日記
https://blog.goo.ne.jp/smichi1945/e/913672696ac959045beba1cdb715b232
プライムニュース 「後半 米中貿易摩擦の行方と世界経済への影響」
2019年6月3日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】古森義久 産経新聞ワシントン駐在客員特派員、朱建榮 東洋学園大学教授(後半)、富坂聡 拓殖大学海外事情研究所教授(後半)、安井明彦 みずほ総合研究所欧米調査部長(後半)
【後半】
5月に行われた米中間の貿易交渉では、アメリカが求める知的財産権の保護や不公正な貿易慣行の是正をめぐり、両国が歩み寄れず、協議は平行線を辿った。
米中両国の政治・経済を熟知する識者を迎え、米中貿易戦争の今後の行方と世界経済への影響などについて考える。
富坂聰、「ファーウェイを潰すといっても米国の戦略が足りない。5Gは英国、ドイツ、イタリアでも採用し始めている。ファーウェイの通信設備の小型化が進んでいる。鉄塔を立てなくても設置できる。安くインフラを使わないといけない国にとっては手が出てしまう。そういうことを考えて包囲網を作っているのか。この戦いは一方的に米国が勝つとは見えない」
反町理、「ファーウェイとは共存していくということか」
富坂聰、「米中の貿易交渉とファーウェイの問題は違う。ファーウェイの問題は小型や安価であるというのは問題ではない。そもそもファーウェイは安い。そこへ5Gという技術を乗っけてきたこと」
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d190603_1
ワイドスクランブル
2019年6月3日 テレビ朝日
【司会】小松靖、大下容子 【コメンテーター】川村晃司(テレビ朝日解説員)、マライ・メントライン(ドイツ放送プロデューサー)、古田 大輔(雑誌編集長) 【解説】池上彰(ジャーナリスト)、増田ユリヤ(ジャーナリスト)
●池上彰&増田ユリヤ徹底生解説 「トゥキディデスの罠」戦争の回避も
「米中“覇権戦” 盤面解説」
中国では改革開放路線が行われ、世界は中国に進出。
世界の工場となった中国に対して、米国は民主主義化もするだろうと技術による投資をする。
中国は技術を奪い取った。米国にしてみれば知的財産権の侵害。
中国は次々に教育を通じて人民をエリートにしていく。
エリートがファーウェイを作り出し、米国の通信に対して戦いを挑む。
大下容子、「この盤面を見るとまだ覇権争いで中国はまだ米国に追いついていないという現状なのか」
池上彰、「ここから中国は世界の工場になってお金を増やしていきます。ここで打った手が『一帯一路』。米国の経済に対抗しようというわけです。一帯一路でこれを進め、126ヵ国が協力するということになっています。それで大量の『元』が入ってくる構造になっています。アフリカが中国の仲間になったり、ヨーロッパの一部がすでに中国に付いてきた。これだけお金を注ぎこめば次は『軍事』になるわけです」
大下容子、「このまま進めばどうなるのか」
池上彰、「過去の例を見れば、戦争になることもありました。そこで私が紹介するのが『トゥキディデスの罠』です」
第二次世界大戦後覇権国として米国は世界のGDPの半分を占めた。
ソ連も1950年代に経済的な力、技術でも米国に追いつき追い越せという勢いを見せるようになり、対立関係があった。
キューバ危機が発生。
ソ連・フルシチョフ首相それから米国・ケネディ大統領の間で書簡でやり取りをして衝突寸前で回避した。
古代ギリシアで陸軍国スパルタと海軍国アテネが約30年にわたって戦ったペロポネソス戦争。
この戦争を記録したアテネの歴史家トゥキュディデスは戦争の要因について、新興国アテネが、旧覇権国家スパルタの地位を脅かしたことにある、とした。
米国のハーバード大学政治学者グレアム・アリソンは、このような覇権国家の交代が大戦争の要因になっているとして、「トゥキュディデスの罠」と名付けた。
覇権国家イギリスに新興国ドイツが挑戦したのが第一次世界大戦、覇権国家アメリカに日本とドイツが挑戦したのが第二次世界大戦だった。
アリソンは「核開発競争によってお互い勝利がなくなったこと」という。
https://www.tv-asahi.co.jp/scramble/