中国 「千人計画」
論文引用回数 ランキング
科学技術の発展に欠かせない走査型電子顕微鏡、国産品の性能上げられず輸入に頼る中国の苦悩 2018年7月7日 エキサイトニュース
科学技術を専門とする中国メディアの科技日報は3日、中国では科学技術の発展のために極めて重要な走査型電子顕微鏡の性能を向上させることができず、ほとんどを日・米・独・チェコなどからの輸入に頼る状態と指摘する記事を発表した。
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20180707/Recordchina_20180707010.html
SACLAってなあに? 2017年7月 文部科学省
X線自由電子レーザー施設「SACLA」は、太陽の100億倍の明るさであるSPring-8の光の、更に10億倍という非常に明るい「X線自由電子レーザー」を発生させて、それを使って物質の極めて速い動きや変化の仕組みを原子レベルで解明する世界最高性能の研究施設です。
SACLAは兵庫県・播磨科学公園都市にあり、SPring-8と並んで設置された全長700mの施設です。
世界では、稼働中のX線自由電子レーザー施設は、SACLAと米国のLCLSの2つのみです。(平成29年7月現在) しかし、その重要性はすでに知られており、欧州・スイス・韓国でも施設の建設や試運転が進められています。このような中、SACLAはたくさんの高い技術力がつまった最もコンパクトな施設であり、性能や運営効率の良さが認められ、新たな科学を切り拓く代表施設として、世界を先導しています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/ryoushi/detail/1316012.htm
ニュースウォッチ9 2018年8月20日 NHK
【キャスター】有馬嘉男、桑子真帆
●揺らぐ日本の科学力・世界的権威を脅かすのは
おととし、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典が受賞の喜びとともに語ったのは、「日本の科学が空洞化する」との強い危機感。
その危機感は、今や現実のものになりつつある。
現場で何が起きているのか。
http://www4.nhk.or.jp/nw9/
どうでもいい、じじぃの日記。
8月20日、NHK ニュースウォッチ9を観た。
【揺らぐ日本の科学力・世界的権威を脅かすのは】
おととし、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典が受賞の喜びとともに語ったのは、「日本の科学が空洞化する」との強い危機感。
その危機感は、今や現実のものになりつつある。
論文の引用数
2003年〜2005年 1位 米国、2位 英国、3位 ドイツ、4位 日本、5位 フランス、6位 中国。
2013年〜2015年 1位 米国、2位 中国、3位 英国、4位 ドイツ、5位 フランス、6位 イタリア、7位 カナダ、8位 オーストラリア、9位 日本。
最新鋭の電子顕微鏡設置台数
日本は5台。中国は50台。
千人計画
中国では、経済成長にとって、科学技術は欠かせないとして、優秀な人材を海外から呼び寄せている。この10年間に7000人以上の研究者を集めたといわれている。
日本の論文引用回数の世界シェアは近年低くなっており、世界での日本の科学力のプレゼンス低下がいわれている。
2002年、島津製作所の田中耕一さんがノーベル化学賞受賞した。受賞理由は「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」だった。
田中耕一さんがノーベル賞の候補に挙がったのは、田中さんの論文引用回数の多さだったともいわれている。
これからは、日本人に代わって中国人がノーベル賞を取るようになるのだろうか。