高畑勲『火垂るの墓』を読み解く3つのポイント
2018年04月13日 CINEMAS+
まとめると、高畑監督は兄妹だけで小さな家族を作ろうとしている清太に、社会的なつながりをわずらわしく感じる現代の若者との類似性を見だしているということ。しかし、戦時中ではその社会的なつながりを廃して、兄妹だけで生きることは叶わなかった……それこそに悲劇があるとも言えるのです。
そう考えると、本作『火垂るの墓』で訴えられていることは、戦争という出来事そのものへの批判ではありません。全体主義および、その正反対の行動といった、一方的で極端な考え方こそが生きることを困難にしてしまうという、人間の社会に普遍的に存在する恐ろしさにあるのではないでしょうか。
https://cinema.ne.jp/article/detail/41468?page=2
『教養になる超雑学―人に話したくなるほど面白い!』
近藤仁美/著 永岡書店 2024年発行
涙の味は、泣いたときの感情によって変わる!
よく「血の涙を流す」などというが、比喩表現にとどまらず、涙の原料は実は血である。
涙とは、涙腺内で血管から得た血をこしとり、血球などを除いて液体のみを取り出したものだ。こうしてできた涙は目の表面を清潔に保ち、角膜を潤して物をきれいに居ることを助けるという働きがある。
このように、涙は人体の成分からできる液体なので、神経の作用によって少し味が変わる。たとえば、悔しいときや怒ったときは、興奮を伝える交感神経が優位になるため、腎臓のナトリウム排泄機能が抑えられて体内に塩分が多い状態となり、塩分の多い血液からできた涙も自然辛くなる。
一方で、喜びの涙の場合は、リラックスを司る副交換神経が優位になるため、腎臓のはたらきは抑制されない。体に塩分が多くないということはバランスをとるために水分を保とうという作用も薄いため、涙の量自体も多く、悔し涙などと比べるとやや甘めの味になる。
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じじぃの日記。
ネットで「ボロボロ泣ける映画ランキング」をキーにして検索してみた。
1位『タイタニック』(32.7%)
2位『火垂るの墓』(20.5%)
3位『アルマゲドン』(19.5%)
4位『ゴースト/ニューヨークの幻』(9.8%)
4位『永遠の0』(9.8%)
6位『ショーシャンクの空に』(9.3%)
6位『スタンド・バイ・ミー』(9.3%)
8位『グリーンマイル』(8.3%)
8位『世界の中心で、愛をさけぶ』(8.3%)
10位『幸福の黄色いハンカチ』(7.8%)
11位『レオン』(7.3%)
12位『君の膵臓をたべたい』(6.3%)
12位『余命1ヶ月の花嫁』(6.3%)
14位『おくりびと』(5.9%)
(https://news.mynavi.jp/article/20240501-2937936/)
『火垂るの墓』
私が生まれる前の時代のことを描いたのでしょうが、こんな時代があったんでしょうね。