じじぃの「高齢者・食欲不振・熱中症になるとお腹が減らなくなるのはなぜ?生態の雑学」

9月も暑い? “残暑バテ”対策どうすれば

2024年9月4日 NHK
最高気温40度以上を観測するなど、猛烈な暑さが続いた、ことしの夏。
体調を崩してしまった、という方もいたのではないでしょうか。
暑さは9月も続く見通しですが、日中と朝晩の寒暖差も出てくるこれからの時期にはこれまでと違った注意も必要になります。
どう過ごしたらいいのでしょうか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240904/k10014571401000.html

『教養になる超雑学―人に話したくなるほど面白い!』

近藤仁美/著 永岡書店 2024年発行

空腹を放置すると、なぜ途中から気にならなくなってくるのか?

ヒトは、一般に血糖値が下がると空腹を感じる。これは、血糖値に低さに脳が反応して、、何か食べるようにという指令を出すからだ。

ところが、空腹を感じても放置すると、しばらくして気にならなくなりはじめる。これはなぜだろうか。

わずかな時間での話なら、ありていにいえば慣れの問題だ。しかし、長時間食事を摂らずに空腹した場合、体を動かすエネルギーの生み出し方が普段とは変わってくる。
ヒトは一般に炭水化物を分解して糖をつくり、それを体に養分とするのだが、長く炭水化物を摂らずにいると、今度は脂肪を分解してエネルギーに変えはじめる。このときに出るケトン体という物質は、空腹感がなくなる方向に満腹中枢を刺激するので、おなかがすいたとは感じにくくなっていく。時折ダイエット中の人から甘酸っぱい匂いがするのも、このケトンが出ているからだ。

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じじぃの日記。

夏バテ → 食欲不振 → 睡眠障害などの体調不良

老人が急に食欲がなくなる原因は何ですか?

高齢者は、老衰による身体的な変化によって食欲が低下し、ご飯を食べないことがあります。 まず、胃や腸など消化器官の機能低下によって食べ物が胃に残る時間が長くなり、空腹を感じなくなることや、噛んだり飲み込んだりする能力の低下によって食べる意欲がなくなることなどが原因となります。
   
東京都心の週間予報によると、14日も35℃の猛暑日予想。そしてその後も来週20日(金)ごろにかけて、平年を大幅に上回る暑さが続く予想です。
ただ、来週末になると雨とともに涼しい空気が流れ込んできて、21日(土)は最高気温27℃、22日(日)は25℃と、一気にこの時期らしい気温になる見込みです。

お年寄りの「夏バテ」に、ぬるめのお風呂に入るのが結構効果があるそうです。