受賞者たちのスピーチ持ち時間は60秒。「もうやめて!」
人間は8歳の少女に罵られるのが一番傷つく?「イグノーベル賞」が面白い
Sep 26th, 2018 TABIZINE
ノーベル賞のパロディー「イグノーベル賞」をご存知でしょうか。「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞で、1991年の創設以来30年近く行われているのです。何故か日本人研究者は受賞者の常連なのだとか。イグノーベル賞の魅力をご紹介。
https://tabizine.jp/2018/09/26/207446/
『教養になる超雑学―人に話したくなるほど面白い!』
近藤仁美/著 永岡書店 2024年発行
オリンピックとノーベル賞のメダル、両方獲った人がいる!
オリンピックやノーベル賞は、世界的な名誉である。片方でメダルを獲るだけでもすごいが、世界にひとりだけ、両方のメダルを手にした人がいる。
イギリス出身のフィリップ・ノエル=ベーカーは、青年時代、陸上選手として知られた。彼は1920年のアントワープ五輪に出場し、男子1500メートルで銀メダルを獲得した。その後、ノエル=ベーカーは外交官となった。アメリカ大統領とともに国際連盟を発足させ、捕虜の帰還事業にも尽力するなど、世界的な平和活動を展開。これらの活動が認められて、1959年にノーベル平和賞を受賞した。
なお、ノーベル賞とそのパロディであるイグノーベル賞の両方を受賞した人物もひとりいる。オランダの科学者アンドレ・ガイムは、炭素が結合したグラフェンという物質の研究でノーベル物理学賞に輝き、磁気を使ってカエルを浮遊させる実験をしたことでイグノーベル賞を受賞した。
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じじぃの日記。
受賞者たちのスピーチ持ち時間は、たった60秒。語りたいことが山ほどある受賞者たちは、かつては60秒を大幅オーバーすることも珍しくなかったそう。それに業を煮やした主催者たちは、1999年から強力なタイムキーパーを進行役として公式に採用しました。
なんとそれは、「ミス・スウィーティー・プー」(Miss Sweetie Poo)と呼ばれる8歳の少女。受賞者のスピーチが60秒過ぎると歩み寄ってきて、「もうやめて!私は退屈なの!」
2022年2月24日に、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。
「プーチンさん もうやめて!」