Robonauts or Men - Which Will Step Foot on Mars First ?
「バーチャル若大将」
「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」にバーチャルヒューマン「バーチャル若大将」登場 本人とのデュエットも2曲披露
2022年11月1日 ロボスタ
YouTubeチャンネル「バーチャル若大将」誕生に関して
同チャンネルは、加山雄三(84)自らの発案で、AI技術で自分の話す声や歌声、映像によって、加山をバーチャルヒューマン“バーチャル若大将”として後世に残すプロジェクトととなっている。
AI技術を駆使して生まれた“バーチャル若大将”。昨年の24時間テレビ44の生放送にて湘南乃風の代表曲「純恋歌」を初お披露目し、大反響の話題となった。
https://robotstart.info/2022/11/01/v-kayama-3dig.html
『2035年に生き残る企業、消える企業――世界最先端のテクノロジーを味方にする思考法』
山本康正/著 PHP研究所 2024年発行
世界のテクノロジーは、かつてない速度で進化しています。
2022年11月に登場したChatGPTのユーザー数は、公開からわずか5日で100万人を超え、瞬く間に世界中に広がりました。これはIT史上最速のスピードです。このブームに乗って、生成AIに必要な半導体を製造するエヌビディアの時価総額は、2024年6月、マイクロソフトやグーグル、アップルを抜き、約500兆円で、上場企業の時価総額において世界一となりました。
これまでIT業界を牽引してきたのはビッグテックのGAFAMが中心でした。
第1章 いま押さえておくべき最新テクノロジーの潮流 より
人間の宇宙飛行士を育成するよりも、宇宙ロボットを開発したほうがいい!?
ヒト型ロボットの開発が進めば、建設のような、重労働や危険を伴う作業は、人間ではなくロボットが担う領域になるでしょう。自然災害が起きた地域や事故現場での捜索や救助、瓦礫(がれき)や危険物の除去などに特化したヒト型ロボットの開発が進んでいます。
宇宙飛行士が果たしている役割も、いずれはロボットが行えるようになるかもしれません。
すでにNASA(アメリカ航空宇宙局)は、ロボット開発を手がけるアプトロニック(Apptronik)と提携し、月面・火星探査のためのヒト型ロボット「アポロ(Apollo)」の共同開発を進めています。
また、日本からも、GITAIというスタートアップが日本を飛び出してロサンゼルスに進出し、主要メンバーがアメリカの永住権を獲得して、アメリカ国防総省からの案件を受注しながら、国際宇宙ステーションの作業などが行えるロボットを開発しています。
高度な専門知識とストレス耐性のある健康な心身、語学力、チームを円滑に運営するためのコミュニケーション能力を備えた人材を選抜し、長い訓練を行って宇宙飛行士を育成する作業には、多大な時間とコストを要します。
自律性の高い宇宙用のロボットが開発され、量産体制が整えば、宇宙開発のコストは下がるでしょう。
月や火星を探査するときも、ロボットであれば、人間には必要な加圧スーツも酸素供給システムも不要です。