じじぃの「オーシャンワールド・エンケラドゥスの探査!生命誕生の雑学」

土星の衛星エンケラドスに生命体の可能性

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=X5X9XBBou2Q

衛星ガニメデを周回するJUICE探査機のイメージ


JUICE: 日本も参加するESA主導ミッション、いよいよ氷衛星へ向けて打ち上げへ

April 11, 2023 JUICE
今月、木星氷衛星探査計画 /ガニメデ周回衛星 「JUICE」は、太陽系最大の惑星である木星の氷衛星へと、8年の長きにわたる旅を始めることになっています。
これまでNASAの「ガリレオ」などの木星探査機によって観測されてきた氷衛星ですが、氷衛星の探査に特化した機器一式を搭載したミッションはJUICEが初めてとなります。JUICEは欧州宇宙機関ESA)が主導するミッションで、装置開発とサイエンスチームの両方に日本も大きく関わっています。
https://cosmos.isas.jaxa.jp/ja/the-juice-mission-japan-joins-esa-to-head-to-the-icy-moons-ja/

『生命と非生命のあいだ』

小林憲正/著 ブルーバックス 2024年発行

第6章 地球外生命から考える地球生命 より

太陽系に広がるオーシャンワールド
昔ながらのハビタブルゾーンの外側に、エウロバ、タイタン、そしてエンケラドゥスと、生命の存在が期待される天体が次々と見つかりました。地下まで含めれば、液体の水の存在はそれほど稀有なことではないとわかってきたのです。そうした観点から調べなおすと、液体の水(海)を持つ天体候補がさらに見つかってきました。

木星系では、エウロバのすぐ外側を回る衛星のガニメデにも、地下に水が存在する証拠が見つかってきました。ガニメデは磁場を持つため、オーロラが発生します。磁場の原因は、氷の下に電気伝導率が高い塩水が存在するためと考えられています。そして海の深さは100kmほどと考えられますので(地球最深のマリアナ海溝は約10km)、地球の海よりもはるかに大量の水をたたえている可能性が高いのです。

また、小惑星帯に存在するケレスからも、水蒸気を含む物質が噴き出ていることがハーシェル宇宙望遠鏡の観測から示唆されました。ケレスは2006年に冥王星が惑星から準惑星に「格下げ」になった際に、小惑星から準惑星に「出世」した天体です。

そのほか、木星の衛星のカリスト土星の衛星のミマス、海王星の衛星のトリトン、さらに冥王星にも、地下海がある可能性が示唆されています。これら、ハビタブルゾーンの外側で地下海を持つ天体を総称して「オーシャンワールド」とよばれるようになりました。今後の太陽系生命探査は、火星とオーシャンワールドが2本柱となって進められていくでしょう。
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タイタンの次の探査としては、2028年に打ち上げられる予定の「ドラゴンフライ計画」があります。ドラゴンフライは「とんぼ」の意味で、NASAが主となり、米国内の大学のほか、日本・フランス・ドイツの宇宙機関も参加します。1997年のホイヘンスはタイタンに着陸後は動けませんでしたが、ドラゴンフライは2034年にタイタン着陸後、回転翼を使ってタイタンの上を離着陸しながら移動し、有機物などを分析することになっています。

エンケラドゥスの探査については、公式にはまだ決まっていませんが、面白い案があります。「はやぶさ」「はやぶさ2」により、小惑星からサンプルを持ち帰る技術は進化しました。
これを用いて、エンケラドゥスの”虎の縞”から噴き出す物質を持ち帰れないかという議論が日米でなされているのです。ただ、はやぶさの場合は小惑星から舞い上がった資料を集めたので、捕集容器と資料の相対速度は小さかったのですが、エンケラドゥスでこれを行う場合は探査機と噴き出した物質との相対速度が大きいため、資料が高速度で資料容器にぶつかると有機物が壊れてしまいます。そこで、シリカエアロゲルとよばれる比重0.01くらいの物質を用いて、秒速数キロでぶつかってきたものでも受けとめられる方法が検討されています。

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じじぃの日記。

小林憲正著『生命と非生命のあいだ』という本に「太陽系に広がるオーシャンワールド」があった。

「昔ながらのハビタブルゾーンの外側に、エウロバ、タイタン、そしてエンケラドゥスと、生命の存在が期待される天体が次々と見つかりました。地下まで含めれば、液体の水の存在はそれほど稀有なことではないとわかってきたのです。そうした観点から調べなおすと、液体の水(海)を持つ天体候補がさらに見つかってきました」

土星の衛星エンケラドゥスの南極からは水蒸気や氷が間欠的に噴き出しており、氷の地殻の下に水が存在することを示している。これまでその水は南極付近に部分的に存在すると推測されていたが、探査機「カッシーニ」による長年にわたる観測の結果、エンケラドゥス全球に広がる地下海があるらしいことが明らかになった。
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/534_enceladus
   
203Y年、202X年に打ち上げられた日本の探査機「はやぶさ3」が、土星の衛星であるエンケラドゥスの海水を持ち帰ることに成功しました。果たして、持ち帰った海水に生物はいるんでしょうか? NASAが興奮して日本の調査結果を見守っています。英国BBCが臨時ニュースで世界に大きく報道しています。

はやぶさはやぶさ2は世界中の人々が期待もしなかった快挙を成し遂げた。

そして、はやぶさ3の挑戦です。

こんなこと、ありそうな気がする。