タンチョウ 求愛ダンス
Birb Bop [Vol. 1] Music for Birds to Dance to | Parrot Music TV for Your Bird Room
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タンチョウのダンス
タンチョウのダンス
NHK for School
2月から3月にかけて、タンチョウは求愛ディスプレイを行います。
オスとメスが高く大きな声を出して鳴き声を交わします。首を上げたり、下げたり。羽を広げて、踊り始めました。タンチョウのダンスといわれるしぐさです。パートナーも一緒に踊ります。
オスとメスが繁殖を前に、共に行動を続けることを確かめ合っているのです。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005402388_00000
『「生きものたちの「かわいくない」世界』
ヴィンチェンツォ・ヴェヌート/著、安野亜矢子/訳 ハーパーコリンズ・ジャパン 2021年発行
第1章 オスとメスの戦争 より
一生つがいのオウム
ハタオリドリ科のつがいの関係はちょうど1シーズンで解消されるが、自然界には、生涯にわたってつがいの関係が続き、オスが特定のメスの配偶相手になるという珍しいケースもある。これに該当する哺乳類はほぼいない。基本的にこうした特徴を持つのはアホウドリ、ペンギン、オウムなどの鳥類だ。
オウムは、複雑な音響コミュニケーションがとれる、社交的で賢い鳥だ。木に登ったり、脚先で巧みにものを掴んだりする器用さも持つ。オウムが一夫一婦制でなければ、つまりちょっとした過ちが彼らの世界にあったなら、サルに似た存在だといえたかもしれない。
幼鳥は親鳥とともに過ごし、飛び方、食事の仕方、コミュニケーション方法を学ぶ。親鳥と一緒にいる期間が過ぎると、生まれた巣から離れて、自分の時間を過ごすようになる。この頃になると、オスとメスは互いに観察し合うようになり、やがて愛が芽生える。誕生したつがいは、周囲から聞こえてくる音で曲を作って過ごすようになる。
数年前、フランスのある研究者が、コンゴ民主共和国の森で録音したオウムのつがいのデュエットを分析したところ、9種類もの鳥の鳴き声が使われており、なかにはオオコウモリの鳴き声も交ざっていたことがわかった。それはまるで、それぞれのつがいが森のなかで聞く音からヒントを得て、自分たちだけの曲を作っているかのようだった。
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私が研究していたズアカハネナガインコのデュエットは、ふたりのタンゴダンサーが互いの足を踏むこともなくユニデンで働いているかのようだった。充実した交尾とセットになっているデュエットは、オウムのつがいにとって、互いの絆を強固にし、永遠に続くものにするためのものだ。
オウムのつがいは歌を完成させると、繁殖にとりかかる。最初にするのは家探しだ。安心して卵を産めるように、居心地のいい乾燥した幹の穴を選ぶ。住む場所が決まると、2羽でそれを守る。しかし、メスによるオスのテストはまだ終わっていない。事実、メスは交尾をする前に、オスに餌を取ってこさせるのだ。
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じじぃの日記。
ヴィンチェンツォ・ヴェヌート著『「生きものたちの「かわいくない」世界』という本に「一生つがいのオウム」があった。
先日テレビを見ていたら、「タンチョウのダンス」をやっていた。
1組のツルが数分間、ダンスをし、甲高い鳴き声を上げていた。
やっていることの意味は分からないで見たが、感動を覚えるものだった。
これから、交尾し、子育てをするため、共感(相手を確かめ合う)を高める神聖な儀式のようだ。
「オウムのつがいは歌を完成させると、繁殖にとりかかる。最初にするのは家探しだ。安心して卵を産めるように、居心地のいい乾燥した幹の穴を選ぶ。住む場所が決まると、2羽でそれを守る。しかし、メスによるオスのテストはまだ終わっていない。事実、メスは交尾をする前に、オスに餌を取ってこさせるのだ」
テレビのツルも、ダンスが終わった後、メスに何かプレゼントするのだろうか。