じじぃの「ペンギンの愛の形・出る杭は打たれる?人間が知らない生き方・LIFE」

Orca Pod Hunts King Penguins | World's Deadliest Whale

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PsIwRGYMjTA

Empire of the Penguin


【「週刊少年サンデー」連載】奇才漫画家 × 【「Qさま!!」で初出場・初優勝!】天才女子大生による異色のビジネス書

2016年11月22日 文響社のプレスリリース
本書は、「生き物たちの知られざる生態」から「人間が生き残るための習慣や戦略」を、「漫画」で学ぼう、という趣旨の、従来にはなかったまったく新しいタイプのビジネス書です。そんな本書の特徴を、3つのポイントで紹介をさせていただきます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000003336.html

『LIFE 人間が知らない生き方』

麻生羽呂X篠原かをり/著 文響社 2016年発行

Penguin 出る杭は打たれる(が、出る杭が世の中を変える) ペンギンの教え より

愛の形

現存する中で最大のペンギン、コウテイペンギンは世界で最も過酷な子育てをする鳥として知られている。
コウテイペンギンは生涯の7割を海で過ごす。3~4月になるとコウテイペンギンは食べ物を取ることができない陸の奥地に上って交尾し、450gほどの大きな卵を1つだけ産む。
ペンギンは一度決めた相手と一生添い遂げることが多く、求愛は念入りだ。
求愛行動も種類によって様々なバリエーションを持っている。一番有名なのが「恍惚のディスプレイ」だ。フリッパーと呼ばれるひれ状の翼を大きく広げ、喉をのけぞらせて、甲高い鳴き声をあげる。この恍惚のディスプレイを見たメスが気に入ったオスを選ぶのだ。
ただしコウテイペンギンの場合は、恍惚のディスプレイを行わない。代わりにダンスを行う。珍しいものだと、オスがメスに石をプレゼントし、メスがその石に触れば成立するという求愛もある。
メスは産卵するとオスの元を離れ、海に餌を取りにいく。残ったオスは抱卵嚢(ほうらんのう)と呼ばれる両脚の下のだぶついた皮膚の中に卵を包み込み、ひたすら立ち続けるのだ。
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オスたちは卵を温かめながら立ち尽くす。マイナス60℃にも達する南極の地で65日間、何も食べずに卵を温め続ける。雛(ひな)が孵(かえ)る頃には、オスの体重は40%以上も減少してしまう。
求愛時から考えると実に120日程度の期間、飲まず食わずで過ごすのだ。雛が生まれてすぐに雛を置いて海に餌を取りにいけるわけではない。オスは孵ったばかりの雛にペンギンミルクと呼ばれる栄養豊富な分泌物を与えて、さらに10日ほど育てる。ペンギンミルクは脂質やタンパク質を多く含み、このミルクだけでも飲む前の2倍程度の大きさに成長できる。
そして、ペンギンミルクを与え始める頃にようやくメスが帰ってくる。メスは食べ物を胃に貯蔵し、吐き戻して雛に餌として与える。その後もオスはメスと交代でヒナに餌を運ぶ。
生涯同じ相手と添い遂げ、力を合わせて子育てをするペンギンの姿は感動すら覚えるが、怖い一面も持っている。繁殖の途中で自分の雛が死んでしまった場合、他の巣から雛を盗んでくるのだ。ところが盗んだ雛も、数日後には育児放棄してしまうケースが多い。
他方、デンマークの動物園にはオス同士のキングペンギンのカップルがおり、2匹に卵を与えてみたところ、見事孵化させ、子育てにも成功したという、このような例は世界で複数報告されており、あらためて様々な愛の形があることを教えてくれる。

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どうでもいい、じじぃの日記。

Penguin 出る杭は打たれる(が、出る杭が世の中を変える) ペンギンの教え

画1 蹴り落とされるのは 決まって海に一番近い 先頭集団のペンギンである。
 氷の端にたどり着いたペンギンたち。

画2 彼らは教えてくれる。
 海に一番近いペンギンが蹴落とされる。

画3 先頭を歩くということは 危険がつきものである。
 海の中ではシャチが待っている。
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出る杭は打たれる?