じじぃの「鏡に映った像・なぜ左右は反対で上下は正しく映るのか?錯覚の雑学」

【ゆっくり解説】なぜ鏡は左右だけを逆に映すのか?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=B-ydagJ-758

文字を鏡に映すと


鏡はなんで左右が反対に映るのに、上下はそのままなの?

The Priority Opticians.
●では「鏡文字」は?
鏡に映した文字は確かに左右が逆になって読みにくいですね。
でもよーく考えてください。
「文字を鏡に映す」ためには何をしなければいけないでしょうか?
書いた文字を自分が見ている側から裏返し、鏡に映るようにしなければなりません。

つまり、鏡に映ったから字がひっくり返るのではなく、「裏返した文字を鏡はただ映している」だけなのです。
だって、裏側から透かして文字を見れば、それは左右が反転しているからです。
https://priority-opt.jp/archives/4245/

『科学・考えもしなかった41の素朴な疑問』

松森靖夫/編著 ブルーバックス 2008年発行

なぜ鏡に映った像は左右は逆なのに上下は正しく映るの?

「上下が正しいのに左右が逆なのはなぜ?」と聞かれると、大いに悩んでしまう人もいるようです。あなたはどうでしょうか?

なかには、「人の目が左右に並んでついているから」という”迷答”も出てくるようですが、片目で見ても鏡に映る姿は同じですから、これは正解ではありません。

この問いにはとてもトリッキーなところがあります。上下が正しいのはよいとして、左右が本当に逆になっているのでしょうか。頭が上のほうに、足が下のほうに映っているのと同じように、左手は、向かって左のほうに、右手は右のほうに正しく映っているのです。ですから本当は、何も不思議なことは起きていないのです。それなのに私たちは「鏡は左右逆」と感じてしまいます。この理由は何でしょう。

文字を鏡に映すと
鏡に映った自分の姿を見ながら、鏡の中にもう1人の自分がいて、別の世界があるように感じたり、ちょっと鏡の中の世界に入ってみたいと感じた人は多いのではないでしょうか。
ところが、鏡の中の世界をよく見ていると、私たちのいる世界とはまったく違うことにすぐに気がつきます(画像参照)。

対称性が引き起こす「思い込み」
「幸」「章」「薬」「唱」「旺」という文字がそのまま、あるいは、あるいは上下をひっくり返せば読めた理由、つまりこれらの文字が裏文字にならなかった理由は何でしょうか。文字の形を見て、すぐに気がついた人も多いでしょう。そうです、これらの文字は左右対称か上下対称の構造をもっているのです。

ほとんどの文字が鏡では裏文字になってしまうことからもわかるように、鏡に映った像は、元のものとは本当はまったくの別物です。しかし、対称性をもっているものを関しては、元のものと同じように見える。つまり同じ向きで重ねることができるのです。

このことが、「鏡で見ると、左右反対になる」といった思い込みを引き起こしていると考えられます。

人間は「おおよそ」左右対称だから…
人間の外見は、正確には左右が対称ではないのですが、おおよそは対称ですので、私たちは鏡に映った自分の姿をその位置に同じ向きで立った自分自身に重ねようとします。完全に左右が対称なら、像と元の物体は完全に重なるので、「左右が逆」といった疑問は出てきません。ところが、現実には左右が対称ではないので、左側と右側がきちんと重ならず、それを私たちは「左右が逆になった」と感じるのです。

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じじぃの日記。

少し古い本だが、松森靖夫編著『科学・考えもしなかった41の素朴な疑問』に「なぜ鏡に映った像は左右は逆なのに上下は正しく映るの?」があった。

なぜ鏡に映った像は左右は逆なのに上下は正しく映るのか?

たとえば、「旺」という字は「日+王」ですが、「王+日」の字を上下をひっくり返せば
「旺」になる。

「そうです、これらの文字は左右対称か上下対称の構造をもっているのです」

●鏡映反転

左手に腕時計をして、鏡に向かってみましょう。
自分自身の視点から見れば、鏡の中の自分がしている腕時計も「左」のほうにあります。実物の腕時計も「左」にあるのですから、左右は反対になっていません。

しかし、鏡像(鏡に映った自分)の視点から見ると、鏡の中で腕時計をしているのは、鏡像の「右手」です。
実物の腕時計は「左手」にしているのですから、確かに左右が反対になっています。

よく、分かりません。 (^^;;