【不動産の落ち込みをカバー?】中国・過剰生産の実態とは 真壁昭夫×柯隆×江藤名保子 2024/5/8放送<前編>
プライムニュース(前編) 中国 世界の工場がお荷物に 2024年5月8日
中国で大量に放置されるEVの墓場
まるでEVの墓場、中国都市部に大量の廃棄車両-急成長の負の遺産
July 18, 2015 Bloguru
中国浙江省の省都、杭州の郊外にある古びた小さな寺院からは、膨大な数の電気自動車(EV)が雑草やゴミの中に放置されている光景が一面に見渡せる。それはまるでEVの墓場のようだ。
https://jp.bloguru.com/hitparadeclub/494844/2024-03-02
プライムニュース 「中国×欧米の新対立軸 世界の工場がお荷物に 過剰生産でEVの墓場」
2024年5月8日 BSフジ
【キャスター】竹俣紅、反町理 【ゲスト】真壁昭夫(多摩大学特別招聘教授)、柯隆(東京財団政策研究所主席研究員)、江藤名保子(学習院大学教授)
「世界の工場」がお荷物に?中国過剰生産と欧米との新対立
●中国のEVが過剰生産によるダンピング疑惑で、欧米での軋轢を生んでいる。鉄鋼をはじめとした「世界の工場・中国」の実態と習主席訪欧の狙いを探る。
“EV墓場”と呼ばれる現象に象徴されるEV車の大量生産と大量放棄。中国による過剰生産は、それに伴うダンピング(不当廉売)が欧米との新たな対立軸になっている。
中国国営メディアは連日にわたり自らの正当性を主張し欧米批判を展開。また5年ぶりとなる習主席の欧州訪問では、欧米の連携に楔を打つ狙いも見られる。「世界の工場・中国」は、今や世界経済のお荷物と化しているのか?その実態と今後の波紋を検証する。
https://www.bsfuji.tv/primenews/
2024/5/8 BSフジ 【プライムニュース】 より
中国 世界の工場がお荷物に 過剰生産でEVの墓場
竹俣紅、「中国の過剰生産、特に半導体はヨーロッパにとって脅威になるのか」
真壁昭夫、「中国製のEVはヨーロッパ、米国でそれほど売れていない。ただし、鉄鋼、アルミ、雑貨は売れている。半導体で言えば最先端半導体は別だが、汎用性の高い半導体は中国が力をつけてきている。半導体のサプライチェーンが途絶えてしまうと安全保障上問題だ。例えば日本に半導体が入らなくなると、住宅建設などの納期が遅れてしまう。そういうことを考えてサプライチェーンは中国に頼らないで分散させる必要がある」
柯隆、「確かに中国製のEVは米国には入っていない。半導体で言えば中国の補助金が問題というが、米国や日本でも補助金が出ている」
反町理、「習近平は過剰生産は存在しないと言っているが」
柯隆、「中国の過剰生産とマスコミが騒ぐが、中国の執行部があまり上手ではない。補助金に話を変えて過剰生産を否定しているのがダメだと思う」
【私の提言】 「日中経済のあるべき姿」
真壁昭夫 「日本は明確なスタンスを持つ!」
そのときどきの情勢で立ち向かうと信ぴょう性がなくなる。
柯隆 「岐路に立つ中国」
中国はどの方向に向かうのか。分析力が問われている。
江藤名保子 「変化」
中国は大きな変革期にある。毛沢東路線に向かうかもしれない。