じじぃの「ミラーニューロン・ものまね・自閉症はなぜ生じるのか?共感の雑学」

ちょっと面白い脳の神経細胞のお話《ものまね細胞》赤ちゃんは両親のコレがとても大好きです!

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=oysIfX6DKc4

雪の妖精 シマエナガ


他者と自己の区別をしない神経細胞ミラーニューロン

2009.04.20 WIRED.jp
他者の行動を見た時、自分が同じ行動をしている時と同じ活動を示し、相手の行動を瞬時に理解する上で役立つ「ミラーニューロン」。
このほど、他者の行動が自らの近くで起こるか、さらに自らが行動できるかどうかが、このニューロンの発火に影響するという研究が発表された。
https://wired.jp/2009/04/20/%E4%BB%96%E8%80%85%E3%81%A8%E8%87%AA%E5%B7%B1%E3%81%AE%E5%8C%BA%E5%88%A5%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B4%B0%E8%83%9E%EF%BC%9A%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5/

『悪の遺伝子―ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか』

バーバラ・オークレイ/著、酒井武志/訳 イースト・プレス 2009年発行

5章 共感しない脳 より

他人の恐怖を想像できない?
共感、つまり他人と同一感をいだき理解する能力の一部は、「ミラーニューロン」と呼ばれるものが関係しているようだ。

神経学もおいて1990年代最大の発見であると考える人も多いミラーニューロンは、行動を起こすときに発火するだけでなく、他人の同じ行動を見たときにも発火する。

これまでのところ、ミラーニューロンは運動前野と下頭頂皮質に見つかっており、さらに別の領域にもあると考えられている。

これらのニューロンが進化したのは、動物が同種の、あるいは他の動物の行為を理解するためとも考えられる。

しかし、人間のミラーニューロンは他の動物よりはるかに柔軟で高度に進化しているようだ。ミラーニューロンを専門とする神経科学者のマルコ・ラコボーニ博士がこう述べている。

「野球のボールを拾い上げるといった動作を見たとき、自動的に脳の中でその行動をシミュレートしているのだ……まだ完全には解明されていないが、シミュレートしている最中は脳の神経回路が行動を禁じている。しかし他人の行動を理解することはできる。自分自身の行動をもとにした”型紙”が脳の中にあるからだ……他人が三振して言葉を失っている場面を目にすれば、ミラーニューロンがその苦痛をシミュレートし、自動的に共感を覚える。他人がどのように感じているかがわかるのは、ほとんど同じものを感じているからだ」

一方、自閉症の人々が他人の行動を見てもミラーニューロンが発火しないことがしばしばある。社会活動が困難である。共感が欠如している。人のまねができないといった自閉症患者のかかえる問題の核心にあるのは、ミラーニューロンのシステムの故障だと研究者らは考えている。

サイコパシーの発生とミラーニューロンのかかわりはまだはっきりしていない。反社会的な人物は他人の心理状態を難なく理解するからだ。彼らにないのは、他者の感情的なシグナル、とくに恐怖や悲しみといったシグナルに対する共感能力である。

研究者のリンダ・ミーリーとスチュアート・キナーの指摘によると、反社会的な人物は自分で経験していない感覚を他者が感じていることを想像できないようだ。ある反社会的な人物のレイプ犯が、保険者について次のように述べている。

「あいつらは怖がっている。そうだろう? しかし、おれにはよくわからない。おれも怖い思いをしたことはあるが、不快じゃなかった」

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じじぃの日記。

少し古い本だが、バーバラ・オークレイ著『悪の遺伝子』の5章「共感しない脳」に、「ミラーニューロン」が書かれていた。

「神経学もおいて1990年代最大の発見であると考える人も多いミラーニューロンは、行動を起こすときに発火するだけでなく、他人の同じ行動を見たときにも発火する」

   
3月31日、NHK ダーウィンが来た! 「見たい!知りたい!“雪の妖精”シマエナガ」を観た。

「みんなで選ぶ!イチオシダーウィンTOP10」で第1位に選ばれたシマエナガ
“雪の妖精”と呼ばれ、かわいすぎる小鳥として子どもから大人まで絶大な人気を誇る。

取材班は真冬の北海道で長期撮影を敢行!極寒の中で真っ白モフモフな超かわいい姿の撮影に成功した。さらに初夏、たくましい子育てに密着したところ、超絶かわいい“ヒナだんご”も目撃!

シマエナガのヒナは1週間ほど7羽ほどのヒナがくっついて暮らす期間があり、「ヒナ団子」と呼ばれている。

ヒナたちは夏のはじめ、巣立ちの季節を迎える。まだ体が弱いヒナは密着して枝に止まり、温めながら餌をもらおうと待つ。
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/episode/te/3784XVYL3Y/
   
コンラート・ローレンツは、「刷り込み」の研究者で近代動物行動学を確立した人物である。

刷り込みとは、動物の生活史のある時期に特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、それが長時間持続する学習現象のことである。

たとえば、ヒナは生まれた時に見た親の後をついていくという行動である。

刷り込みとミラーニューロンは学習上で大きな役割を担っている。

しかし、「“雪の妖精”シマエナガ」は、今まで見たなかで一番かわいい鳥だったなあ。