じじぃの「反社会的な人格・サイコパシーはなぜ生じるのか?共感の雑学」

サイコパスの看護師が病院で400を殺害する方法[映画紹介]

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vsfo1gA0osU&t=5s


サイコパスの看護師、病院での殺人手法に隠された真実[映画紹介]

Glarity
一言で動画を要約:映画紹介動画で、サイコパスの看護師が病院で400人を殺害する方法が描かれています。
物語は看護師チャーリー・カレンを中心に展開し、彼が患者たちを殺害する手法とその背後に隠された事実が浮かび上がってきます。
https://glarity.app/ja/youtube-summary/film-animation/how-a-psychopathic-nurse-kills-400-14831414_425718

精神病質(サイコパシー)

ウィキペディアWikipedia) より
精神病質(psychopathy)またはサイコパシーとは、精神障害の一種であり、社会に適応することが難しい恒常的なパーソナリティ障害。
精神病(妄想・幻覚・乱雑な思考と発語・非現実的で奇妙な行動などの症状)と健常との中間状態。精神病質を「人格障害」(パーソナリティ障害)の同義語・類義語としている精神医学論文や日本語辞典もある。

精神病質(サイコパシー)を持つ者は精神病質者・サイコパスと言い、精神障害者の一種として「精神保健福祉法」で定義されている。より詳細には反社会性パーソナリティ障害者に分類されることがある。

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『悪の遺伝子―ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか』

バーバラ・オークレイ/著、酒井武志/訳 イースト・プレス 2009年発行

5章 共感しない脳 より

サイコパシーはなぜ生じるのか
サイコパシー、つまり反社会的な人格がなぜ、またどのように生じるのかについて、おどろくほど多くの理論がある。そのほとんどは、反社会的な人物の形質を持った子供には神経学的欠陥があり、道徳に関する推論や他人への共感が弱まるのだという考えに基づいている。

これらの感情はいわば良心を構成する「部品」である。冷淡で感情がないという反社会的な人物的特徴を持つ子供たちや、成人期に現われる反社会的パーソナリティー障害と関連があると考えられる常習的な非行の見られる若者たちは、しばしば衝動性やナルシシズムといった特徴も示している。

こうした子供たちは、自分の行動が他の子供を傷つけ、ショックを与えたとしても意に介することなく、表情や声から悲しみを察することも不得手である。

法心理学者のJ・リード・メロイが、反社会的人格を備えた子供を持つ母親のたいへん悲しい話を伝えている。この病気の初期に現われる本質的な症状である。

「『(母親によると)1歳半で何かのスイッチが切れたかのようで、ひどいかんしゃくを起こすようになり、良心のかけらもなく、他人への共感をほとんど示しませんでした。生き物を見ればとにかく殺し、ひどく不機嫌で、悪意に満ちていました』。この母親は、感情的<かつ>捕食性の息子の行動に続けて以下のように証言している。家の中でものを燃やしたり、ナイフで脅したり、鏡台の前のカーペットや枕からピンの先が突き出すようにしておいたり、着るときにひっかき傷ができるよう服にピンを隠したりした……。大きくなると、サディスティックな行為はさらに目立ようになった。あるとき庭裏に猫をつるし、帰宅した母親の反応を見ていたことがあった。おびえる母親を見てよろこび、おびえるようすをまねて見せたのを、母親は覚えている」

サイコパシーの原因に関してとくに重要なのが、ウィスコンシン大学の心理学者で、サイコパシーの現われる状況と原因を25年にわたって研究してきたジョセフ・ニューマンの理論である。

多くの研究者は、反社会的に人物に恐怖やその他の感情が欠けている点に注目し、他人の感情に無関心なのはそれが原因だという仮説を立てていたが、ニューマンはまったく異なるアイデアを追求した。彼によると、「サイコパシーは本質的には学習障害か、あるいは『情報処理能力障害』であり、目先の利益が期待できる行動に集中すると、それがもたらす影響がわからなくなってしまうのだ」。

ニューマンの研究は、サイコパシーにいくつか異なるタイプがあることを探り出したという点でも重要である。興味深い結果の1つは、サイコパシーに必ずしも暴力がともなうわけではないということだ。重犯罪刑務所にいる暴力的反社会的な人物を研究してきた法心理学者たちはそのような考え方に激怒するかもしれないが、ニューマンは次のように指摘する。

重犯罪刑務所にいる反社会的な人物なら、もちろん暴力的な特徴を示すだろう。そもそもそういう犯罪者が集められているからだ。しかし最低整備の刑務所にも反社会的な人物はいて、彼らの暴力性は低い。ニューマンは言う。

「サイコパシーの本質は、暴力でも、いかさまでも、性犯罪でもない。規制を弱め、行動に変化をもたらす心理的なプロセスなのだ」

要するに、知性のすべてがそうであるように、道徳的な推論も脳のさまざまな組織に制御されている。そうした組織は、サイコパシーの傾向を与える遺伝子型があれば異なる発達を遂げる。周囲の光がもたらす情報を処理するために目という神経組織が必要とされるように、思いやりの心を持つためには眼窩前頭皮質やそれに関連する神経組織が必要だ。

どうやら反社会的な人物は、あらかじめ「道徳的に盲目」となる傾向を組み込まれて生まれてくるようだ。

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じじぃの日記。

少し古い本だが、バーバラ・オークレイ著『悪の遺伝子』に、「サイコパシーはなぜ生じるのか」というのがあった。

サイコパス(精神病質者)

サイコパスは、一般人と比べて著しく偏った考え方や行動を取り、対人コミュニケーションに支障をきたすパーソナリティー障害の一種で、サイコパスの主な症状として、感情の一部、特に他者への愛情や思いやりが欠如していることや、自己中心的である、道徳観念・倫理観・恐怖を感じないといったことが挙げられる。

私の場合は、子供の頃から1人でいることが多かった。誰かと共感するということがほとんどなかった。

思い当たるサイコパスでは、「酒鬼薔薇聖斗 神戸連続児童殺傷事件」だろうか。

サイコパスは30人に1人くらいの割合でいるらしい。
   
ある女性の脳科学者は「多くの人がでたらめだと思っていることを平然を言い、行う。トランプこそサイコパスの代表です」とか。

テレビの報道番組で、コメンテーターの外国人は「日本人は常識を重んじるが、トランプは変革をもたらすアウトサイダーなのです」とか。