Putin's Attack on Ukraine: Documenting War Crimes (full documentary) | FRONTLINE
ロシアの鉱物資源
Putin’s similarities to Stalin; the greatest mass murderer in Europe
ロシア連邦の高緯度地方にある鉱物資源・エネルギー資源のサイト
https://atomica.jaea.go.jp/data/fig/fig_pict_07-04-05-02-04.html
『2030年 お金の世界地図』
ジム・ロジャーズ/著、花輪陽子、アレックス・南レッドヘッド/訳 SBクリエーティブ 2024年発行
ガザ・イスラエル紛争、ウクライナ戦争、台湾有事……。私たちは、人類史上類を見ないほどの混迷の時代を迎えている。世界的混乱はこれからの世界の「お金の流れ」を大転換させつつある。これからの日本と世界は、一体どこへ向かうのか。10年後のお金の世界地図!
第1章 未曽有の大潮流に乗り遅れるな――戦争、世界インフレ、一体一路構想……
BRICSは、机上の空論にすぎない より
私がBRICSに懐疑的な理由
BRICSとは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド( India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の5ヵ国の頭文字を合わせた造語である。
南アフリカを除く4ヵ国を示すBRICsについて、ゴールドマン・サックスが2003年に発表したレポートの中で「2039年までに経済規模が現在のG6(米日独仏英伊)の合計を上回る」と予測したことで注目が集まるようになった。
BRICS5ヵ国は広大な国土と豊富な天然資源を有し、人口も多いという共通点がある。国土面積でいえばロシアが世界1位、中国4位、ブラジル5位、インド7位、南アフリカ24位であり、合わせれば世界の約3割に相当する。人口は5ヵ国で世界人口の約4割を占め、世界経済に占めるシェアは2022年には26%に上っている。
BRICSは中国、ロシアを中心に加盟国の拡大を目指しており、2023年8月首脳会議ではアルゼンチン(後日、加盟取りやめを表明)、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、UAEの新加盟を決定している。
ただ、私はBRICSについて懐疑的な立場を取っており、中身の伴わない集合体だと考えている。
BRICSは、リアルな世界を知らない人間が地図を広げ、大きな国を集めてみただけに過ぎない。同列に取り上げるのは無理がある。
秀逸な略語を思いつき、流行させたセンスには関心するが、一枚岩となって世界経済にインパクトをもたらすとは考えにくい。要するにBRICSの経済協調は「机上の空論」ということだ。
中国に次ぐ有望株の国
BRICSで有望な国といえばやはり中国であり、その次に挙げるならばロシアだろう。中国については第2章で言及するので、ここではひとまず、ロシアに触れておくことにしたい。
私は1966年にソ連時代のロシアを訪れている。当時は融通が利かない警察国家、反資本主義国家という印象しかなく、「これでは社会が機能するはずがない」と冷めた目で見ていた。
1991年にソ連が崩壊し、ロシアになってからも、ロシアの株式や債券に投資しようとは考えなかった。当時は共産主義時代のインフラをそのまま使用していたため、生産性が相変わらず低かったからだ。
私は50年以上ロシアを投資先として敬遠してきたが、2015年頃からロシア経済に対してポジティブな姿勢になった。
直接のきっかけは、2015年にウラジオストクで「東方経済フォーラム」という国際経済会議が開催され共同基金が立ち上げられたことだった。
ロシアではそれまでサンクトペテルブルクで国際経済会議を開催してきたが、新たにウラジオストクで「東方経済フォーラム」を開いた。ここには、天然資源が多い沿海地方に投資を行い、ロシア極東を開発しようとする狙いがあった。
共同基金が設立されたということは、ロシア内で世界から投資を集めようとする大胆な変化を起こったことを示している。私は、このロシアの変化に着目したのである。
ロシア極東は中国との国境も近く、多くの中国人が暮らし、中国企業も進出している。そのため、中国の進出によってロシア極東を発展される思惑があって当然だ。
現状ではウクライナ侵攻で混乱しているが、ロシア自体は政府債務が少なく、国民の借金も少ない。西欧諸国よりもよほどまともなファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)だ。しかもエネルギー価格の高騰が、ロシアにとって追い風となっている。
プーチンが権力に固執する限りは難しそうだが、ウクライナ戦争を停止すれば経済の重要なプレイヤーになる可能性はある。
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じじぃの日記。
ジム・ロジャーズ著『2030年 お金の世界地図』という本に、「中国に次ぐ有望株の国」というのがあった。
BRICSは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド( India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の5ヵ国のことだ。
このBRICSの中では、ロシアは中国に次ぐ有望株の国なのだそうだ。
ジム・ロジャーズ、
「現状ではウクライナ侵攻で混乱しているが、ロシア自体は政府債務が少なく、国民の借金も少ない。西欧諸国よりもよほどまともなファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)だ。しかもエネルギー価格の高騰が、ロシアにとって追い風となっている」
そして、