【ゆっくり解説】「量子もつれ」発生の瞬間を史上初めて可視化に成功!
The Bohr-Einstein debate, EPR paradox and quantum entanglement explained
BOHR VS. EINSTEIN
ボーア × アインシュタインの量子力学論争
理系の西洋哲学史
量子力学の解釈を巡って繰り広げられたアインシュタイン(1879年-1955年)とボーア(1885年-1962年)の論争, すなわち、
・1927年(第5回ソルヴェイ会議)から1935年(EPR論文とそれに対するボーアの反論)に及ぶこの論争
は、20世紀前半の科学史を飾る象徴的な出来事として有名である。
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『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』
うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行
20世紀最高の物理学者 1921
理論物理学への貢献、特に光電効果の法則の発見 アルベルト・アインシュタイン(スイス、ドイツ 1879-1955)
アインシュタインは1905年、5つの論文を発表する。
このうち「ブラウン運動」「光電効果」「特殊相対性理論」について書かれた3つは特に高く評価されているが、その中でも「光電効果」に関する内容でノーベル賞を受賞した。
彼は光を粒子として光電効果を説明し、光が波と粒の両方の性質を持つことを示した。「光電効果」は自動ドアの光センサーやリモコン、太陽電池など、あらゆる場面で活用されている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「20世紀最高の物理学者」という項目があった。
EPRパラドックス
「EPRパラドックス」という思考実験が、アインシュタイン(Einstein)、ポドルスキー(Podolsky)、ローゼン(Rosen)の3人の3者共同論文という形で世に出た。EPRとは、その3人の名前の頭文字である。
EPRパラドックスとは、遠くに離れた2つの量子があたかも「つながって」おり、瞬時に情報のやりとりができてしまうかに見える現象のことである。
しかし、アインシュタインの相対性理論によれば、情報は光速より速く伝わることはないので、EPR現象はパラドックス(逆説)になる。
量子論では、「量子のからみ合い」という現象が確認されている。
たとえば2つの電子を引き離すとしよう。100メートル引き離そうが、宇宙の果てまで引き離そうが、2つの電子は相関関係にあって、つながっているように見えるのだ。
まるで、からみ合っている電子が、瞬間的にテレパシーで口裏合わせをしているかのようである。