じじぃの「永遠の化学物質・PFAS・人への毒性も指摘される有機フッ素化合物!報道1930」

独自調査“検出拡大”の実態は 世界で最も厳しい「PFAS」規制 命を懸けた訴え』【11月28日(火)#報道1930】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=__sLLT1oImc

The Toxic Legacy of 3M's 'Forever Chemicals'


PFAS飲料水汚染訴訟で和解-米3M、13年間で最大1.8兆円支払い

2023年6月23日 Bloomberg
日用品・工業品メーカーの米3Mは、自然界で分解されない「永遠の化学物資」と呼ばれ、健康被害が懸念される有機フッ素化合物が全米の飲料水を数十年にわたり汚染してきたと訴えられている問題を決着させるため、最大125億ドル(約1兆7900億円)を13年間にわたり支払うことで合意した。

原告側のサミー弁護士は「米史上最大の飲料水に関する和解が成立した。この和解金は一般に提供される飲料水からPFASを除去するために使用される」とコメント。「その結果、何百万人もの米国人がより健康的な生活を送れるようになる」としている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-23/RWOCMXT0AFB401

報道1930 「全国各地で人体への影響懸念“フォーエバーケミカル”「PFAS」問題」

2023年11月28日 BS-TBS
【キャスター】出水麻衣、松原耕二 【解説】堤伸輔
【ゲスト】長妻昭立憲民主党政調会長・元厚労相)、原田浩二(京都大学大学院准教授)、斎藤幸平(東京大学大学院准教授)
・“永遠の化学物質”番組独自まとめで見えた全国の“汚染度”
・世界で加速する規制強化への動き 一方で日本の対応は?
・経済発展と環境問題の両立は無理なのか?

●幅広く使われているPFAS
PFASは1万種類以上ある有機フッ素化合物の総称で、水や油をはじき、熱に強い性質を持つ。
半導体の基板に塗る感光剤などのほか、フライパンのコーティングや泡消火剤にも使われている。自然界で分解されにくく、水や地中に長期間残る。PFASのうち、毒性が懸念されているのは、「PFOS」と「PFOA(ピーフォア)」だ。
体内に多く取り込むと、がんなどを引き起こす可能性が指摘されており、政府は2021年までに製造や輸入を全面禁止した。

●3M
1950年代からPFASを製造。
ミネソタ州ワシントン郡でPFASを含む廃棄物を処分。

●全米各地で「PFAS」検出・水道水にも
全米におけるPFAS検出マップ。
米国国内の45%の水道水にPFASが入っていると考えられる。
現在は1リットルあたり70ngだが、今年中に1リットルあたり4ngへと法的規制。
(ngはナノグラム)

●世界で最も厳しい規制・アマラ・ストランデさんの訴え
分解が困難で永遠の化学物質といわれるPFASを処分するには、巨額の費用がかかるという。
効果的なPFAS対策は、最初から使わないことだとミネソタ州は判断。
アマラさんは、15歳で肝細胞がんと診断された。
2023年4月、20歳の若さで亡くなった。
https://bs.tbs.co.jp/houdou1930/archives/index.html

『2050年の世界――見えない未来の考え方』

ヘイミシュ・マクレイ/著、遠藤真美/訳 日経BP 2023年発行

第11章 オーストラリア、ニュージーランド、太平洋 より

……そして太平洋――世界最大の海

太平洋についてわかっていることはほとんどない。オーストラリア、ニュージーランドニューギニアを除くと、2万5000の島々にほんの数百万人しか暮らしていない。小さな島々になにかをしたところで世界を大きく変える力はないが、太平洋の海上や海中でわたしたちがなにをするかで、世界は大きく変わる。人類は海にやさしかったわけではない。太平洋はとくにそうである。

南極大陸をおそらく例外として、太平洋は地球上で最も人間がいない場所なのに、世界で最も汚染された場所の1つも、太平洋上にある。ハワイとカリフォルニアのあいだに大量のプラスチックごみが漂う海域があり、その大きさはテキサス州に匹敵する。合法、非合法を問わず、乱獲が行われている。海の酸性化も進んでいる。問題はほかにもまだまだある。