ローランド先生とオゾンホール
ローランド先生に会いに来ました。
ゆうきです。
りかです。
では一つ、問題を出すよ!
オゾン層というのは、どのぐらいの厚さがあるかわかるかい?
気体というのは、圧力によって体積が変わるので、仮に地上と同じ1気圧とした場合の厚みは、どのくらいになると思うかね?
1kmぐらいかな?
そんな大切な役割を果たしている層なんだから、もっと厚いかも知れないかしら?
ぼくは、10kmぐらいだと思うな。
ブーっ! ふたりとも間違いです。
実は、たった3mmの厚みなんだよ。
https://www.scj.go.jp/omoshiro/nobel/rowland/rowland3.html
『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』
うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行
環境問題の研究で初のノーベル賞 1995
大気化学、特にオゾン層の形成と分解に関する研究 パウル・J・クルッツェン(オランダ 1933-2021)、マリオ・J・モリーナ(アメリカ 1943-2020)、F・シャーウッド・ローランド(アメリカ 1927-2012)
1970年、クルッツェンは窒素酸化物が大気中のオゾンの濃度を下げることを指摘し、地球環境問題に警鐘を鳴らした。
一方、モリーナとローランドは1974年、冷蔵庫やスプレーなどに使われるフロンガスやオゾン層破壊の要因となることを示した。彼らの研究は、環境問題への取り組みを大きく前進させた。
現代の気候研究の基礎 2021
気候の物理モデル化、変動の定量化、地球温暖化の確実な予測 真鍋淑郎(アメリカ 1931-)、クラウス・ハッセルマン(ドイツ 1931-)
1960年代、真鍋は気候モデルをつくり、シミュレーションを行った。その結果、二酸化炭素(CO2)の濃度と気温に関係があることを見出した。
一方、ハッセルマンは1980年頃、人間活動が気候に与える影響を調べる手法を開発。彼らの研究は、今もなお地球温暖化対策を検討する際の基礎として役立てられている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「環境問題の研究で初のノーベル賞」という項目があった。
PFAS(有機フッ素化合物)は1万種類以上ある有機フッ素化合物の総称で、水や油をはじき、熱に強い性質を持つ。
PFASは半導体の基板に塗る感光剤などのほか、フライパンのコーティングや泡消火剤にも使われている。自然界で分解されにくく、水や地中に長期間残る。PFASのうち、毒性が懸念されているのは、「PFOS」と「PFOA」だ。
体内に多く取り込むと、がんなどを引き起こす可能性が指摘されており、政府は2021年までに製造や輸入を全面禁止した。