じじぃの「宗教・ユダヤ人が富豪になったのはなぜか?世界史の雑学」

Some famous Jewish faces may surprise you


Some famous Jewish faces may surprise you

MAY 4, 2010 St. Louis Jewish Light
https://stljewishlight.org/news/teen-news/some-famous-jewish-faces-may-surprise-you/

国際的な金融システムを構築した「ロスチャイルド」とは?

2016.3.2 ゴールドオンライン
現在の金融システムを構築したのは、ロスチャイルドといわれています。では、なぜロスチャイルドが金融において、他のユダヤ人ではなく、国際的な金融システムを構築できたのでしょうか? 今回は、それについて見ていきます。

ユダヤ資本とFRBとの関係性を示す「1ドル札」
1年前の1774年に、この初代ロスチャイルドは、フランクフルトに12人の時の実力者を集めて、世界のすべてのマンパワーと資源を独占的に支配することを目的とした会議を開催した、とされています。その目的を達成するために、1776年、「早熟の天才」とうたわれわずか24歳で大学教授になったユダヤ人のアダム・ヴァイスハウプトが創設する光明会(イルミナティー)に資金援助します。
このイルミナティーの目的は、「世界を知的で有能な人物に支配させ、すべての戦争を防止させるために、世界統一政府を樹立すること」として、当時最も聡明であるといわれた人々を2000人も集めたそうです。この目的は、ロスチャイルドが1774年にフランクフルトで会議した目的と同じであるといえます。
https://gentosha-go.com/articles/-/2370

『宗教が変えた世界史――ビフォーとアフターが一目でわかる』

祝田秀全/監修、かみゆ歴史編集部/編 朝日新聞出版 2023年発行

迫害されてきたユダヤ人が富豪になったのはなぜか より

キリスト教に迫害されて職業選択の自由がない中で、ユダヤ人は生きる道を模索。特に金融業で頭角を現した。

ユダヤ人の迫害が始まる

ユダヤ属州(パレスチナ地方)に対するローマ帝国の圧政が強まると、二度にわたってユダヤ戦争が起こります。これを機に、2世紀後半ユダヤ人たちは、パレスチナの地を捨て、ヨーロッパへ向かいました。ユダヤ人の離散を「ディアスポラ」といいます。

さらに、ヨーロッパにキリスト教が広まっていくと、キリスト教徒の間では、ユダヤ人は「イエスを処刑に追いやったのは、ユダヤ人だ」と非難され、憎悪の対象とされたのです。

そして11世紀になるとローマ教皇の号令一下で、ユダヤ人に対する差別政策が強まります。その最たる例が不動産の取得禁止でした。

大富豪ロスチャイルド家の隆盛

世界各国へ離散したユダヤ人でしたが、ユダヤ教徒に寛容だったイスラーム圏でもユダヤ人の定住が広がりました。

11世紀末に十字軍運動の時代を迎えると、キリスト教への期待とその思いは、ヨーロッパ社会に広がりました。この間ヨーロッパではユダヤ人に対する敵対心や憎悪の念が強まりました。不動産取得が認められないユダヤ人の中には、タンス貯金ではなく金貸しとなる者も現われました。

その代表がロスチャイルド家です。19世紀初期ナポレオン戦争の情報をいち早く得て、国債の売買などで利益を上げました。その後も国家的事業へ参入して巨万の富を築きました。

現代では金融界だけでなく、文化や学問、芸術分野でもユダヤ民族から優れた人材が生まれています。歴史上、差別や迫害で職業選択のない中、他者に奪われることのない「教育」や「教養」を重視し、生きる知恵を身につけたからとも考えられています。

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どうでもいい、じじぃの日記。

数年前に、ポール・ジョンソン著『ユダヤ人の歴史』を読んだ。

「エピローグ」にこんなことが書かれていた。

「神が与えた律法と人が制定した法律と、その両方の下での平等、生命の神聖と人格の尊厳、個人の良心と人間一人ひとりの救済、集団的良心と社会的責任、抽象的理念としての平和と、正義の基礎たる愛、その他基本的な道徳観念の数々。これらの思想は、すべてユダヤ人が編み出したものである。もしユダヤ人がいなければ、この世はもっと空虚なものであっただろう」

ユダヤ文学の1つに「ヨブ記」がある。

ヨブは言う。

「神が存在するならなぜ苦難が存在するか」

ヨブ記」はユダヤ教キリスト教聖典であるが、どのような文学作品と比べても最も感動を与える書だ。

今でも、誰かがつぶやきそうな言葉だ。

私も時々、ユダヤの民のことを思い浮かべることがあります。